2023-04-25
お茶にしません?
最近、二つの美味しい紅茶と出会った。一つは、日本の茶どころ、静岡のディティールズが販売している「Teat」。Teatは、TeaとEat、つまり食べられるお茶と言う意味。茶葉でなくストロベリーやマンゴーやアップルやパパイヤなどのド、ライフルーツが細かくダイス型に切られていて、お湯を注ぐとホワンと甘い香りが広がり、フルーツは程良く柔らかく、豆乳で煮出して飲んでみると、よりデザート感が増した。果物は規格外など、捨てられてしまうものを使っているとのこと。もう一つは、ロンドンの「NEWBY」の紅茶、BlackTea&Thyme。こちらも牛乳で煮出して飲んでみたところ、タイムの爽快感とブラックティーの深みが牛乳のコクと調和し、大人のミルクティーに仕上がった。どちらも少し大き目のカップで(私はカフェオレボール)、たっぷりとゆっくりと味わって…。
2023-04-18
映画鑑賞
自宅で映画を観る際に、早送りをしながら観る人が増えていると聞く。1時間半も集中していられないのか、そんなに時間をとれないのか、ストーリーの要となる場面以外は飛ばしてしまうとの事。とすると、セリフの無い中から生じてくる微妙な空気や表情、こだわり抜いた意味のある小道具などを、感じたり気付いたり読み解いたりする面白さに触れずに終わってしまうのでは? また、映画音楽はどうなるだろう?コマ切れで耳に入る事になる訳で、バックで流れる音楽によって盛り上げたり悲しみを倍増させたり印象深くしたり、そんな効果は必要無くなってしまうのだろうか? 作品から離れても、その曲を聴くと浮かんでくるシーンがあり、それも映画の醍醐味の一つかと思うのだが…。
今月末からのG.W、長編作品をゆっくり鑑賞しようか。
2023-04-07
ウェルダン
日増しに陽射しの強さを感じるこの季節。光だけでなく、太陽は香りも強く濃くなっているのでは? 青空の下で一日干していたタオルを、翌日の朝に使ったところ、陽だまりの香りがまだしっかりと残っていた。それもポカポカ長閑な香りを通り越して、少し焦げついた、ステーキならウェルダンと言えそうなよく焼けた感じ。もしかしたら、一年の中で4月が最も太陽の香りと陽射しの吸収が良いのかも? 干したての優しい温もりは寒い冬にこそ嬉しいが、日が短いから香りも温かみも薄い。秋はそれこそポカポカな香りで、コンガリ香ばしいまでにはならない。夏は当然暑さで温もりを楽しむどころでは無い。私の勝手なこじつけかもしれないけれど、宜しければ次のお休みに、様々なものを干して、ウェルダンな4月を感じて頂きたく。