2024-03-29
料理は音楽だ
Jack JohnsonのBetter Togetherを聴きながら納豆を掻き混ぜていたら、心がとても軽く穏やかになってきた。器の中の納豆もふっくらとして、一粒ひとつぶが仲良く糸を引き合っているように見える。味も、いつもより優しく感じたりして。朝から気楽な心持ちになる。音楽と食の関係は深く、味だけでなく作る過程、その動作への影響も結構大きいと思う。では、同じネバリもので、トロロ芋だとどうかしら。トロロ芋をする時には…、James Brownなんて、イ〜ネバリが生まれそうじゃない? 微塵切りをしたいなら、ジャズのTake Five。大量のネギやキャベツもタンタンタンタンタン!とリズミ良く切っていけそうなのでは?
2024-03-22
日常着
藤沢駅前を、ウェットスーツ姿の男性が一人、歩いていた。足元はゴム草履。手ぶら。買い物や仕事の人々が行き交う街中、それも駅前で、その黒い究極のボディコンは、当然浮いて見えた。何故、この方はウェットスーツでここに? トイレだとすると、お車やバイクならコンビニエンスストアを利用しそうなものだ。では、どうしても今、藤沢で買っていかなければならないモノがあったのだろうか? 海から離れた雑踏を、ウェットスーツで歩いて行かれる後ろ姿を目で追いつつ、勝手な想像を膨らませてしまった。同時に、そんな事を考えてしまう自分は、サーファーとして甘っちょろいのかとも思った。ウェットスーツを着てどこでも行ける、周りの目など気にしない…、そんな心持ちでなければ、サーファーだなんて言えないのかも…。サーフィンを上手くなりたかったら、ウェットスーツが日常着になるくらいでないとダメなのかも…。
2024-03-07
出会いもの
フリーマーケットが好きだ。地元の海の近くで週末に開かれるフリマにはよく行くし、他の場所で出店した事も数回ある。フリーマーケットのあのワクワク感は、何だろう。外ならではの開放感か?広い会場にひしめき合う人々のパワーか? いや、目的のない中で生じる出会いに大きな喜びを感じるのではないかしら? デパートやショップには、これが欲しいとある程度目的の物があって出かける事が多いと思う。しかしフリーマーケットは、今日はこれを買いたい!と意気込んで行く事はなく、何か見つかるかなぁ、何かイイモノに出会えるかなぁと、漠然と、心弾ませて会場を見て回るもの。買い物と言うよりも、出会い物と言った感じかな。
写真は、竹の魚籠。
釣りはしないが、心惹かれて。フリーマーケットでなければ、買わなかったかも。
ククイナッツと共に飾っている。
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