妊婦さんには、不純物をほぼ含まないピュアウォーターがオススメです

妊娠すると、お腹の赤ちゃんの成長にいい食べ物や飲み物を摂取するように気をつけなければならなくなります。
お水は普段から口にする機会が多い身近な飲み物ですが、実はお水にも硬水や軟水、炭酸水などいろいろな種類があります。
何気なく飲んでいることが多いお水ですが、ただ飲むだけでなく料理にも使うため、摂取量が多く大切な飲み物です。お腹の赤ちゃんのためには、どんなお水を飲めばいいのか、紹介します。
目次
純水とはRO膜を通して不純物を取り除いたお水のこと
硬水と軟水の違いは硬度
お水には硬度によって、大きく軟水と硬水に分けることができます。硬水の場合、多くの物質が含有されているため内臓にストレスがかかりやすいと言われています。
通常の身体であれば、基本的に問題はありません。ただ人によっては胃腸の調子が悪くなることがあります。
妊娠するとさらに水分が必要となるため、内臓へのストレスもかかりやすくなります。そのため水分は多くの物質が含まれていない方がいいと考えられています。
内臓に負担をかけないのが純水(ピュアウォーター)
純水であれば純度が高く、内臓にストレスがかかる物質は含まれていません。純水とはROろ過やイオン交換などによって処理され、あらゆる物質を取り除いたお水のことです。
物理的・化学的に微生物などを処理しているため、体内へのストレスはかかりにくいと言われています。
内臓にストレスをかけないことで、妊婦の身体には良いとされています。妊娠中の体調のことを考えてお水を選ぶ場合には、純水を選択するようにしましょう。
羊水の維持や脱水症の予防など、妊婦さんには水分が必要
羊水のための水分
妊娠中は、赤ちゃんを振動や衝撃から守るために、子宮の中が羊水で満たされています。羊水の品質を維持するために血液循環量が増加している妊婦は、水分を多めに摂る必要があります。
羊水は妊娠中に摂取する水分から影響されるとも言われているので、身体にいいお水を充分に摂取するようにしましょう。
便秘の予防
体内の水分が不足すると、便が腸内で硬くなって便秘になりやすくなります。妊娠中は羊水にも水分が必要になっているため、腸内の水分が不足しやすい状態です。
便秘予防のためにも、妊娠前より多めに水分を摂取するようにしてください。
脱水症状の予防にも水分補給が必要
女性は妊娠すると脂肪が増加しやすくなります。妊娠中は、身体に増加した脂肪の燃焼が促進され、新陳代謝が活発になると言われています。
よく汗をかくようになるため、水分を多めに摂取して脱水症状に注意しなければなりません。
サラサラ血液を赤ちゃんに届ける
お腹の赤ちゃんは、ママの血液から栄養素を受取り、不要になった老廃物を渡しています。そのため、赤ちゃんの成長には、妊娠中の血液の流れをよくしておくことが大切です。
水分を多く摂取して血液の流れをサラサラにすることが、赤ちゃんの順調な発達につながるとされています。
特有のクセがない「純水」はお料理にも向いています

味や臭いがない純水はお料理に影響しない
純水は、料理にも向いていると言われています。それは純水を使用することで、料理の味や臭いなどに変化を及ぼすことがないからです。つまり純水は、独特の味や臭いのない綺麗なお水とも言えます。
お水の中に多くの物質が含まれていることで、特有のクセが出てきます。硬水はクセが強いため、苦手と感じる人も多くいます。また料理に使用すると、料理の味に変化を及ぼす可能性があります。そのため硬水は、料理には向かないと言われています。
料理を美味しく作るためにも、純水を使用するようにしましょう。
水分を吸収するお米を研ぐ時にも
またお米を研ぐときにもお水は重要と言われています。お米は多くの水分を吸収すると言われています。お米を研ぐお水を綺麗なお水を使用することで、ご飯も美味しくなるとされています。
純水を使用することで、お米本来の美味しさを感じることができると言われています。また粉ミルクにも安全に使用することができます。
身体に害のある物質は含まれないため、赤ちゃんにも安心して与えられます。純水は、薬を飲むためのお水にも使用できます。妊婦さんや赤ちゃんなど、どの世代にも安心して飲むことができるお水です。
ウォーターサーバーは産後のミルクの調乳にも便利です
菌の繁殖の恐れがない
純水でも長時間空気にさらされると、菌が繁殖する恐れがあります。そのため空気にさらされた後からは、一度沸騰させることが大切になります。
ウォーターサーバーを設置することで、空気に純水をさらすことはありません。必要な量をサーバーから出し、飲むことができます。
お湯を沸かす手間がない
また85度程度の温水と5度程度の冷水がボタンを押すだけで、簡単に飲むことができます。そのためお湯を沸かすなどの作業を行う必要はありません。
妊婦さんの場合、冷たい飲み物は控えた方がいいと言われています。温かい飲み物の方が、体内の吸収率も良くなると考えられています。
そのため出来るだけ温かいお水を飲むようにしましょう。粉ミルクを溶かす場合、85度の温水で完全に溶かし、人肌にしてから与えるようにしてください。
メーカーによってお水の硬度は異なるので注意
ウォーターサーバーを設置することで必要なお水の温度をすぐに用意することができます。ただしウォーターサーバーによってお水の硬度は異なります。
ウォーターサーバーを設置する場合には、純水かどうか確認するようにしてください。また産後のことも考え、チャイルドロック機能など付いているかも確認しましょう。
リラックスしたいときにはハーブティーもおすすめ
妊娠中には、摂取した食べ物や飲み物に含まれている栄養素が胎盤を通ってお腹の赤ちゃんに送られていきます。妊娠中に飲んでいい飲み物は、赤ちゃんの発育に悪影響を与えるアルコールやカフェインを含まない飲み物です。
ジュースや清涼飲料水なども、糖分を多く含んでいるので飲み過ぎないように注意してください。リラックスできるハーブティーや、カフェインレスのコーヒーがおすすめです。
妊娠中におすすめの飲み物もご紹介します。
麦茶
お茶の多くにはカフェインが含まれていますが、麦茶にはカフェインが入っていません。さっぱりした味わいで飲みやすく、妊婦さんにぴったりの飲み物です。
ルイボスティー
カフェインの入っていない人気のハーブティーです。しかし、赤ちゃんに悪影響を与えるポリフェノールが含まれている場合がありますので、成分に注意して選びましょう。
コーン茶
カフェインレスはもちろん、食物繊維や鉄分、ミネラルなど身体にいい成分が多く含まれています。美容と健康に良いと言われるコーン茶も、妊娠中におすすめのお茶のひとつです。
(まとめ)妊婦さんは硬水を飲んでも良いの?
妊婦さんには、不純物をほぼ含まないピュアウォーターがオススメです
妊娠中には、便秘の予防、赤ちゃんに栄養を届けやすくするためなど、さまざまな理由から水分を多めに摂取しなければなりません。妊娠中に摂取する食べ物や飲み物は、赤ちゃんの発達に影響を与えるため、注意して選ぶ必要があります。
お水は硬度の違いで硬水と軟水に分けることができ、硬水には多くのミネラル分が含まれています。胃の調子が悪くなりやすい妊娠中には、たくさんのミネラルが内臓に負担をかける場合があるため、お水を飲む際にはミネラルの含有量が少ないお水を選びましょう。
不純物やミネラル分をほとんど取り除いた純水なら、身体への負担が少ないため妊婦さんに向いているといわれています。