ハワイアンウォーターは、ミネラルや不純物を取り除いた99.9%の純水で、内臓が未発達な赤ちゃんのミルクや離乳食作りにオススメです

ハワイアンウォーターは、赤ちゃんに安心して使えるのでしょうか?これから赤ちゃんが生まれる家庭や、育児中のママが選ぶメリットがあるかは、重要なことです。
この記事では、赤ちゃんに安全なお水を選ぶ必要性から、赤ちゃんにハワイアンウォーターを安心して与えられる理由を解説します。さらに、赤ちゃんがいる家庭が嬉しい機能の解説もありますので、ウォーターサーバー選びで悩んでいるママは参考にしてください。
目次
なぜ赤ちゃんに安全なお水が必要なの?
赤ちゃんは、内臓が未発達です。日本の水道水は世界的にみても安全性が高いのですが、内臓が未発達の赤ちゃんには、水道水に含まれる塩素やトリハロメタン、ミネラル等が負担になりやすいので、詳しく解説します。
水道水は安全だが赤ちゃんには煮沸がおすすめ
日本の水道水は、水道法に基づき毎日検査されており、安全に飲める基準です。しかし、赤ちゃんは内臓が未発達で、大人とは事情が異なるため、生後6か月以降の赤ちゃんに水道水を与える際には、蓋を閉めずに10分間沸騰させたのち冷ました、湯冷ましを与えます。
水道水を10分間沸騰させると、水道水に含まれる細菌や残留塩素を除去可能です。塩素はお水の消毒に使われており、有機物と反応することで発がん性が指摘されるトリハロメタンとなります。
日本の水道水に含まれるトリハロメタンは、水道法により基準が定められており、基準以下のお水だけが提供されています。そのため水道水自体は安全に飲めますが、内臓が未発達の赤ちゃんへの負担を考慮して、一度沸騰させることが推奨されているのです。
赤ちゃんに適しているのは軟水
日本の水道水の多くは軟水のため、赤ちゃんにも使用できます。一方で、ミネラルの多い硬水は、血液の調節能力が弱い赤ちゃんに飲ませると、体に負担となる可能性があるため、避けるようにしてください。
WHOによる基準では、軟水は60mg/L未満のものです。水道水を沸騰させてから赤ちゃんに与える際には、お住いの地域が軟水なのか確認すると安心です。
市販の天然水を選ぶ際には、パッケージ記載の表示か、メーカーのホームページの内容をご確認ください。RO水はミネラルや不純物をろ過したお水のため、赤ちゃんに安心して与えることができますが、ミネラルを添加したRO水の場合は硬度に注意してください。
ハワイアンウォーターのお水の特長と安全性
ハワイアンウォーターは、ミネラルや不純物を取り除いたRO水であることと、厳重に管理されたお水の産地の特長から、赤ちゃんにも安心して与えられます。赤ちゃんに与えるお水として適している理由を、それぞれ解説します。
RO水は不純物を取り除いたお水
ハワイアンウォーターが採用するRO水は、0.0001ミクロンのRO膜(逆浸透膜)という、NASAも採用する特殊なフィルターを使用しています。その結果、細菌、超微細ダイオキシン、ウイルス、金属までも除去可能で、純度99.9%以上の純水となります。
ハワイアンウォーターのRO水は、高性能な浄水器でも除去できない100万分の1ミリの物質も除去可能です。さらに、その後は紫外線照射やオゾン処理による殺菌や消毒がされています。
RO水は超軟水で赤ちゃんに安心
ハワイアンウォーターのRO水は、フィルターによりお水に含まれるミネラルも除去しています。その結果、硬度1mg/L未満の超軟水となります。
硬度1mg/L未満の超軟水は、赤ちゃん用に売られている市販の純水とほぼ同等です。日本小児科学会でも、赤ちゃんに与えるお水は軟水を推奨しており、ほぼミネラルを含まないRO水は赤ちゃんに安心して与えることができます。
ハワイの天然水は世界の中でも綺麗なお水
ハワイアンウォーターが採用する原水、ハワイの天然水は、世界の中でも綺麗なお水として知られています。太平洋の中心に位置しており、大陸で降り注ぐ汚染物質から隔離されているのが特長です。
ハワイの良質な天然水を安全に供給するため、政府の管理下で厳重に管理されています。2011年3月以降に定期的に放射性物質の検査をしていますが、検出されたケースはありません。
ハワイアンウォーターはハワイでボトル詰め
ハワイの天然水を使用しRO膜で不純物を除去しても、お水を詰める工場の衛生状態が悪いと意味がありません。ハワイアンウォーターの運営元であるトーエルはハワイに工場を有しており、現地でボトル詰めまで行い、日本国内に到着後もボトルの抜き取り検査をしています。
工場内は無菌室で徹底した衛生管理を行っており、一切人の手が触れないオートメーションです。何らかの不具合が発生した際には、そのお水は全て破棄し、無菌状態が確認されてから再稼働をする徹底ぶりのため、赤ちゃんに安心して与えることができます。
赤ちゃんのミルクに最適な超軟水
ハワイアンウォーターのような超軟水は、赤ちゃんのミルクや離乳食作りに最適です。硬水と軟水との違いや、赤ちゃんに軟水のお水が適している理由を解説します。
硬水と軟水の違い
お水に含まれるミネラルの量により、硬水と軟水に分類されています。WHOの基準では、軟水は60mg/L、120 mg/L以下は中程度の軟水ですが、日本の基準では100 mg/L未満が軟水です。
日本の水道水のほとんどや、国産の多くのミネラルウォーターは、軟水です。ミネラルが少ないお水はさっぱりとした口当たりで、日本人が飲んで美味しいと感じられます。
一方で硬水はミネラルが多いため、やや重い飲み口となり、少し苦みがあります。石灰岩が多いヨーロッパ地方の多くは硬水で、食事からミネラル摂取が少ない人は、硬水が最適です。
軟水はミルク作りに向いている
大手粉ミルクメーカーは、ミルク作りに軟水の使用を推奨しています。東京の水道水は60mg/L程度のため、赤ちゃんのミルク作りに使用可能です。
ただし、水道水を使ってミルク作りをする際には、トリハロメタンを除去するため10分以上沸騰させる必要があります。
赤ちゃんのミルクや離乳食作りが早いウォーターサーバー
ハワイアンウォーターは不純物やミネラルを取り除いたRO水のため、ミルク作りの際に沸騰させる必要はありません。ウォーターサーバーからお湯がすぐに出るため、ミルク作りの時短におすすめです。
また、赤ちゃんの成長とともに離乳食作りもしますが、温水がすぐに出るウォーターサーバーがあると、離乳食作りの手間も軽減できるメリットがあります。
チャイルドロック機能は必要?チャイルドロックの重要性
赤ちゃんや小さな子どもがいる家庭でウォーターサーバーを導入する際には、チャイルドロック機能が重要です。なぜ必要なのかその理由を詳しく解説します。
経済産業省でも推奨している
経済産業省は、乳幼児がいる家庭で安全にウォーターサーバーを使用する指針を発表しています。その内容は、満1歳未満の子どもの力ではお湯が出せない操作レバーにすること、ロック解除を2段階以上にして難易度を高めることです。
上記の基準を満たしているウォーターサーバーなら、子どもがいる家庭でも安心して導入できるためおすすめです。例えば、ボタンを押しながらコックをひねるといった、操作が複雑なものや、子どもが届かない上部にロック解除ボタンがあるものが挙げられます。
チャイルドロックで子どものやけどを防ぐ
子どもの力や操作でお湯が出ない仕組みのウォーターサーバーは、誤操作によるやけど防止になります。ウォーターサーバーからは温水が出てくるため、少なくとも温水にはチャイルドロックが標準で付いている必要があります。
チャイルドロックで子どものいたずらを防ぐ
ウォーターサーバーのチャイルドロックは、誤操作によりお水が出るのを防ぐことも可能です。冷水にもロックを付けることで、子どものいたずらでお水が出しっぱなしになるリスクがなくなります。
お水が出しっぱなしになると、床や家具が汚れてしまいます。さらに、濡れた床を触った手でコンセントや電気機器に触れた際に感電するリスクがあるので、子どもがいる家庭では、温水と冷水の両方にチャイルドロック機能が必要です。
サーバータイプの種類とそれぞれの特長
ハワイアンウォーターのサーバーは、4種類あります。それぞれのサーバーに向いている人の特長や、おすすめ機能を解説します。
スタンダードサーバー
スタンダードサーバーは、サーバーレンタル料を無料にしたい人や、停電時も使いたい人に向いています。コックを押し下げる簡単操作で、人気ナンバー1です。
温水の蛇口にはチャイルドロック付きで安心です。冷水もオプションでロック機能を付けることができます。
2年~2年半毎に1度無料でメンテナンスが実施されるので、雑菌の繁殖や空気中のホコリの侵入を防げます。
エコサーバー
エコサーバーは、電気代節約を希望する家庭におすすめです。従来と比べて最大42%の省エネを実現しているため、月額330円(税込)のレンタル料金がかかっても、トータルでお得です。
操作方法は電子式で、温水と冷水のロックボタンに加えて、2重のロック機能があるため、子どもがいる家庭でも安心して使えます。さらに1週間毎の自動クリーニングと、4年に1度の無料メンテナンスで、サーバーの内側と外側の衛生面を保てるタイプです。
卓上サーバー
スタンダードサーバーが大きすぎる家庭には、卓上サーバーがおすすめです。機能はスタンダードサーバーと同様で、サイズが小さくなっています。
水素水サーバー
水素水サーバーは、業界トップクラスの最大4.1ppmの高濃度水素水が飲めるタイプです。トーエル配送エリアのみの対応で、月額1,870円(税込)のレンタル料金がかかります。
機能自体は、スタンダードサーバーと同じです。メンテナンスは2年~2年半毎に1度で、3,850円(税込)の費用がかかります。
スタンダードサーバーの横に縦長の水素水装置が付いたタイプで、他のタイプと比べて大型になるため、本体サイズの確認がおすすめです。
(まとめ) ハワイアンウォーターは赤ちゃんに安心?
ハワイアンウォーターは、ミネラルや不純物を取り除いた99.9%の純水です。そのため、内臓が未発達な赤ちゃんのミルクや離乳食作りに役立てることができます。
赤ちゃんに安心して使えるだけでなく、すぐに温水が使えるメリットもあります。水道水のようにトリハロメタン除去のため沸かす必要がないので、育児を楽に行いたいママにおすすめです。
さらにチャイルドロック付きで、停電時でもお水が使える機能もあるため、赤ちゃんがいる家庭の備蓄水としても使えるメリットがあります。