ハワイアンウォーターは硬度1mg/L未満、ph6.6の軟水で、ミネラル分も含む不純物をほぼ除去しています

ウォーターサーバーの比較では、成分で比べるやり方があります。では、ハワイアンウォーターはどんな成分の特徴があるのでしょうか。

この記事では、ハワイアンウォーターの成分を解説します。お水の特長や安全性、どんなシーンでおすすめのお水なのかの情報があります。

お水の成分でウォーターサーバー選びをしたい人は、ぜひ参考にしてください。

ハワイアンウォーターのお水の特徴

ハワイアンウォーターのお水は、ハワイの天然水を高性能なろ過装置でミネラルや不純物を取り除いているRO水です。厳しい品質基準をクリアしているお水の特長を解説します。

原水はハワイの天然水

ハワイアンウォーターの原水は、ハワイの天然水です。太平洋の真ん中に位置するハワイ諸島は、どの大陸からも離れており、大陸から出る汚染物質から隔離されているため、世界の中でも綺麗な天然水として知られています。

高品質の天然水を有するハワイでは、政府の管理下のもと水源地が厳重に管理されているのが特徴です。2011年3月以降に実施されている放射能検査では、一度も放射性物質の検出がされていません。

ハワイアンウォーターの運営元であるトーエルは、ハワイに製造工場を有しており、現地でボトリングまで行っています。

浸透膜(RO膜)を通しミネラルや不純物をろ過

ハワイの天然水は、火山で形成された地層を通り、天然のミネラルを含んだお水になります。さらにこの天然水を磨き上げるため、ハワイアンウォーターは浸透膜(RO膜)という、1,000分の1ミリの大きさの不純物も除去できるろ過装置を使用しています。

分子レベルまで浄化できるろ過装置は、一般の浄水器では除去不可能な、超微細ダイオキシン・金属・ウイルスを除去可能です。その結果、安全で浸透性に優れた、99.9%以上の純水になります。

ミネラルを取り除いたハワイアンウォーターのRO水は、硬度1mg/L未満の超軟水です。市販されている赤ちゃん用のミネラルウォーターと同等の硬度で、赤ちゃんのミルクや離乳食作りに安心して使用できます。

厳しい基準をクリアした品質の高いお水

ハワイアンウォーターのお水は、品質の高い製造環境も特徴のひとつです。一切人の手が加えられない無菌室で、充填からキャップの装着までオートメーションで行われます。

お水はロット毎に検査を実施していますが、もしお水の品質に問題が確認されれば、すべて破棄されます。無菌状態が確認されるまで再稼働をしない厳重な管理体制のもと製造されているのが特徴です。

ハワインウォーターの栄養成分表

ハワイアンウォーターは硬度1mg/L未満、ph6.6の軟水です。ミネラル分も含む不純物をほぼ除去しているため、雑味のないスッキリとした味わいが特徴です。

エネルギー 0kcal
たんぱく質 0g
脂質 0g
炭水化物 0g
食塩相当量 0g
カルシウム 0.01mg未満
マグネシウム 0.01mg未満
カリウム 0.01mg未満

※100mLあたり

水道水とRO水との違いは?

水道水とウォーターサーバーのRO水は何が違うのでしょうか。水道水の安全性、RO水の品質について解説します

日本の水道水は安全

日本の水道水は、水道法による基準で衛生基準が決められています。毎日水質検査が行われており安全なお水ですが、内臓が未発達の赤ちゃんに与えるときは、一度沸騰させた「湯冷まし」を与えることが推奨されています。

トリハロメタンとは?

赤ちゃんに水道水を与える際に避けたいのは、トリハロメタンです。水道水の消毒のために入れられる塩素が有機物と反応してトリハロメタンに変わります。

トリハロメタンは発がん性が指摘されている物質ですが、水道水では基準以下で提供されており、安全に飲むことができます。

赤ちゃんにはミネラルが少ない軟水やRO水がおすすめ

赤ちゃんは大量のミネラル排出が苦手です。赤ちゃんにお水を与えるときは、軟水またはミネラルの含まれていないRO水が推奨されます。

WHOの基準では、ミネラルの含有量が60mg/L未満のものが軟水です。日本の水道水やペットボトルの天然水の多くは軟水ですが、赤ちゃんに与える際には、硬度を確認しましょう。

RO水は、ミネラルや不純物をろ過し取り除いたお水のことです。ただし、後でミネラルを添加しているRO水もあるため、赤ちゃんに与える際には事前に確認してください

ハワイアンウォーターは超軟水

ハワイアンウォーターのお水は、超軟水です。軟水と硬水の違い、赤ちゃんのミルク作りに軟水が推奨されている理由を詳しく解説します。

軟水と硬水の違い

天然水には、マグネシウム・カルシウム・ナトリウムなどのミネラルを含んでいます。このミネラルの含有量の違いで、軟水と硬水に分類されます。

マグネシウムとカルシウムの含有量が多いのが硬水です。硬水は、石灰岩が多く緩やかな地形のヨーロッパ地方に多いお水で、口当たりが硬く、少し苦い味がします。

一方で、日本の地形のように石灰岩が少なく高低差のある山岳地帯を通ったお水は、軟水になります。日本は軟水が多いため、日本人の口には軟水が合うと言われますが、ミネラル補給目的には硬水が最適です。

赤ちゃんのミルク作りに軟水が推奨される理由

日本の水道水や市販のミネラルウォーターの多くは軟水のため、赤ちゃんのミルク作りに使用可能です。しかし、内臓が未発達の赤ちゃんに多くのミネラルを与えるのは避けたいので、できるだけミネラルが少ないお水でミルクを作ることが推奨されています。

その点、不純物を99.9%除去したハワイアンウォーターのお水は超軟水なので、赤ちゃんのミルク作りに最適です。

ハワイアンウォーターはミルク作りの時短におすすめ

水道水の多くは軟水なので、赤ちゃんのミルク作りに使えます。しかし、水道水には、殺菌のため塩素が加えられており、有害性が指摘されるトリハロメタンが含まれています。内臓や免疫機能が不十分な赤ちゃんの場合は、蓋を閉めずに10分以上沸騰させて、トリハロメタンを軽減させた「湯冷まし」を与えることが推奨されています。

水道水を一定時間沸騰させた湯冷ましは、塩素による消毒効果が薄れ、腐りやすくなるため、長期間のストックができません。赤ちゃんに湯冷ましを与えるときは、冷蔵庫で冷やして5日以内に使い切るか、その都度作る方法がおすすめです。

ただし、赤ちゃんのミルク作りは1日に何度も必要になり、その都度10分以上水道水を沸騰させるのは大変な作業になります。例えば夜中の授乳時に、水道水を10分以上沸騰させるのは大変だと感じるでしょう。夜中の授乳があればそれだけでも大変な作業なのに、さらに沸騰させる時間がかかると、ママが休む時間が少なくなってしまいます。

その点、ハワイアンウォーターのRO膜でろ過したお水なら、塩素やトリハロメタンは含まれていません。温水をそのまま赤ちゃんのミルク作りに使用できるので、自然と育児の時短に繋がります

チャイルドロック機能は必要?チャイルドロックの重要性

赤ちゃんがいる家庭でウォーターサーバーを使用する際には、チャイルドロック付きサーバーの使用が推奨されます。なぜ必要なのかその理由と、どんな機能があると安心なのか解説します。

事故防止になる

ウォーターサーバーのチャイルドロックは、温水に付けられている場合がほとんどです。小さな子どもがいる家庭では、温水に手が触れてしまい、やけどのリスクがあるため、温水が簡単に出ないようチャイルドロック機能が付いています。

温水のチャイルドロックは、ボタンを押しながらコックを操作する方法や、子どもの手が届かない部分にロック解除ボタンがあります。子どもの手が触れただけで簡単に温水が出ない仕組みになっているため、子どもがいる家庭はもちろん、ペットのいる家庭や、操作に不安な高齢者がいる家庭でも安心です。

イタズラ防止になる

子どもは好奇心旺盛で、目にしたものは何でも触れて動かしたくなります。ウォーターサーバーの蛇口も例外ではなく、冷水コックにチャイルドロックがないと、お水が出しっぱなしになる可能性があります。

お水が出たままになれば、床が濡れてしまい、床や家具が傷んで交換が必要になるかもしれません。また、濡れた手で子どもがコンセントに触れてしまうと、感電リスクがあるため、子どもがいる家庭では、ウォーターサーバーの冷水のコックにもチャイルドロック機能は必須だと言えます。

ウォーターサーバーの温水のチャイルドロックは標準装備の場合が多いのですが、冷水は有料オプション扱いの場合があるため注意してください。

経済産業省の指針

ウォーターサーバーによる誤操作の事故が増えている理由から、経済産業省では乳幼児がいる家庭向けに、チャイルドロック機能を選ぶ指針を発表しています。その内容では、満1歳以下の子どもの力ではお湯が出ないレバーを選ぶこと、ロック解除は2段階以上にして難易度を上げることが重要だとあります。

子どもがいる家庭がウォーターサーバーを選ぶ場合には、上記の基準を満たすサーバーを選ぶと安心です。

サーバータイプの種類とそれぞれの特長

ハワイアンウォーターのサーバータイプは、スタンダードサーバー・エコサーバー・卓上サーバー・水素水サーバーの4種類です。停電時も使いたい人向けサーバーや、電気代やお手入れを楽にしたい人向けのサーバーがあります。

停電時も使いたい人向けのスタンダードサーバー

スタンダードサーバーは、手動コック式のシンプルな操作のサーバーです。操作に電気を使用しないため、停電時でも常温のお水が使えるメリットがあります。

チャイルドロック機能は温水が標準装備で、冷水は有料オプションです。サーバーレンタル無料、メンテナンス料無料のため、配送料無料の地域では、お水代のみで利用できます。

省スペースに設置できる卓上サーバー

テーブルやキッチンカウンター上で使いたいときは、卓上サーバーがおすすめです。スタンダードサーバーの高さを小さくしたタイプで、床に設置スペースがない家庭に適しています。

機能はスタンダードサーバーと同様です。停電時にも使用可能で、温水のチャイルドロックが付いており、配送料無料地域ならお水代だけで使用できます。

電気代節約やお手入れが楽になるエコサーバー

エコサーバーは月額330円(税込)のレンタル料金がかかりますが、スタンダードサーバーより約35%の省電力で、トータルコストがお得になります。通常は温水が80~85度で、エコモードで温水が約70度になるので、熱いお湯が不要な家庭におすすめです。

また、チャイルドロックは、温水と冷水のロックに加えて、温水はサーバー上部にもロックボタンがあるため、子どもがいる家庭が安心して使えます。さらに1週間に一度の内部クリーニング機能もあり、サーバー内部の衛生面を保つことができます。

高濃度水素水が飲める水素水サーバー

トーエル自社配送エリアでは、最大4.1ppmの高濃度水素水が飲める水素水サーバーが選べます。スタンダードサーバーの横に水素水キットを付けたタイプのため、機能はスタンダードサーバーと同じで、横幅が少し大きくなります。

水素水サーバーのサーバーレンタル料は、月々1,870円(税込)です。2年~2年半に一度のメンテナンスは3,850円(税込)、初期費用として11,000円(税込)がかかります。

(まとめ)ハワイアンウォーターの成分の特徴は?

ハワイアンウォーターは硬度1mg/L未満、ph6.6の軟水で、ミネラル分も含む不純物をほぼ除去しています

ハワイアンウォーターの成分は、ほぼ純水に近いお水です。ミネラルと不純物が取り除かれた超軟水のため、赤ちゃんやペットのいる家庭や、薬の服用時にもおすすめのお水です。特に、お水の安全性を重視したい家庭に、ハワイアンウォーターのお水をおすすめします。また、RO水は癖がなく誰でも美味しく飲める点や、コーヒーや料理など素材の味を引き出しやすいメリットもあるので、幅広い家庭が選びやすい特徴があります。

【この記事の執筆】

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ピュアハワイアンWebマガジン編集部

この記事は、ピュアハワイアンを提供する株式会社トーエルの編集部が監修しており、ウォーターサーバーについて役に立つ情報発信を目指しています。

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