ほうじ茶には飲み過ぎに注意をすれば、ビタミンやカテキンなどの成分が含まれているのでダイエット中にもおすすめです

ほうじ茶にはビタミンやカテキン、ポリフェノールなど美容に良いと言われている成分が豊富に含まれています。そのためダイエットにすすめのお茶と言えるでしょう。
カフェインの量も少なめなので、安心して飲むことができます。ただ少ないと言ってもゼロではありません。
そのため飲み過ぎには注意しましょう。お水や麦茶など他の飲み物と併用してください。
ほうじ茶の場合、熱中症対策も効果的と言われています。屋外での活動を行う前に飲むと良いでしょう。
ほうじ茶のパワーを最大限に利用してください。
目次
ほうじ茶は脂肪燃焼効果や生活習慣病などの効果が期待できます
肥満を予防する
ほうじ茶に含まれるカテキンの作用によるものです。日本茶にも含まれているカテキンには脂肪の吸収を抑制する効果が期待できます。
さらに脂肪の分解を促進させる作用もあるため、脂肪を身体につきにくくし、脂肪燃焼効果も期待できるでしょう。
また血糖値上昇抑制もあると言われています。
生活習慣病を予防する
カテキンとクロロフィルと呼ばれる成分による働きです。血液中の悪玉コレステロールを減らし、善玉コレステロールを増やす働きがあると言われています。
その結果、生活習慣病の予防に繋つながるでしょう。
殺菌作用
ほうじ茶に含まれるポリフェノールの一つであるカテキンの作用によるものです。細菌やウイルスを攻撃する作用があるため、風邪予防や口臭対策にも効果があるでしょう。
また食中毒を引き起こすO157にも効果的と言われています。そのため食中毒予防のためにも、ほうじ茶を飲むと良いでしょう。
美容効果や冷え性改善など女性に嬉しい効能も人気の理由です
ほうじ茶には美容効果やリラックス効果など女性向けの効能があり人気が高いお茶です。どのような効能があるかを詳しく知っておくと役立つでしょう。
女性に嬉しい効能
ほうじ茶は美肌を作るビタミンCを豊富に含有しており、美容効果が高いことでも有名です。さらに血流の流れをスムーズにし、内臓や手足の先まで温かい血液を届けることができるので冷え性緩和にも良いと言われています。
リラックス作用
ほうじ茶の香ばしい香りは、脳に伝わるとα波を発生する働きがあるとされています。そのα波にはリラックス効果があると言われています。
綺麗な肌を作る
ビタミンCやビタミンEが豊富に含まれています。これらのビタミンは抗酸化作用があり、肌の酸化を予防する効果が期待できます。
さらにビタミンCはコラーゲンの生成に必要な栄養素です。コラーゲンを作ることによって、肌のハリを上げる効果もあるでしょう。
冷え性対策
ほうじ茶の香りに含まれるピラジンによるものです。ピラジンには血管を拡張させる作用があると言われています。
そのため血管を拡張することで、血流が改善し冷え性の対策になるでしょう。
これらの作用によって、ほうじ茶はダイエットに良いとされています。
ほうじ茶はカフェインが少ないと言われています
ほうじ茶はカフェインの含有量が少ないのが特徴です。また美肌効果など身体に良い様々な効果があることでも知られています。
ほうじ茶ってどんなお茶?
ほうじ茶は基本的に緑茶や煎茶と同じ茶葉ですが、成長した茶葉を焙煎しています。お茶の茶葉は成長と共にカフェインの含有量が減っていきます。
そのため、ほうじ茶に使う茶葉はカフェインの含有量が少ないです。さらに高温で焙煎することでカフェインの含有量を減らすと言われています。
ほうじ茶はコップ1杯当あたり、約30㎎でコーヒーの3分の1、紅茶の約半分程度のカフェイン含有量となります。カフェインを控えたい妊婦さんや小さなお子さんでも安心して飲めるので、おすすめです。
ほうじ茶の効果
ほうじ茶を飲むことのよって、様々な効果があるとされています。
美肌効果
熱に強く美肌効果のあるビタミンCが、レモン5個分も含まれています。美肌を作るとされている酵素をサポートし、コラーゲンの生成にも役立ちます。
リラックス効果
ほうじ茶に含有しているビラジンは心を落ち着かせ、疲労を和らげる作用が期待できます。
冷え性改善
血管拡張作用があり血流を促すため、冷え性緩和にもつながります。
消臭効果
ほうじ茶に含有するクロロフィルという物質にあるのが、消臭効果です。血液の流れをよくしてくれるため、さらさらな血液になります。
また、腸からくる体調不良による口臭や体臭予防も改善してくれます。
スポーツや運動後の発汗時にはほうじ茶や麦茶がおすすめです

ほうじ茶は、どのタイミングで飲んでも問題はありません。ただ発汗時には、ほうじ茶を飲むと良いと言われています。
ほうじ茶が良い理由
発汗時は、体内のミネラルも少なくなっています。ほうじ茶であればカテキンなどの栄養素が豊富に含まれています。
つまり、熱中症などの対策につながるでしょう。
ほうじ茶以外におすすめの水分
熱中症対策のために麦茶もおすすめです。麦茶には、一切カフェインが含まれていません。
そのため妊娠中の人でも安心して飲むことができます。またミネラルも豊富です。
発汗によって失われたミネラルを上手く補えます。できれば発汗する前に麦茶やほうじ茶を適量飲むようにしてください。
また休憩の間も、少量飲むようにしましょう。そうすることで水分やミネラルを補え、熱中症の対策になります。
ほうじ茶はホットで飲みましょう
ほうじ茶はアイスでもホットでも美味しく飲めますが、ダイエットのためにホットで飲むのが望ましいでしょう。
ホットで飲む効果
ホットで飲むことで、体温の低下を防ぐことができます。そのため、代謝を下げずによりダイエットがしやすくなるでしょう。
ほうじ茶の煎れ方
- 急須に茶葉を入れます
 - 90度から100度程度のお湯を注ぎます
 - 30秒程度待ち、湯飲みに注ぎましょう
 
1人あたり3g程度の茶葉を目安にすると良いでしょう。美味しいほうじ茶を煎れ、ダイエットの効果を高めてください。
ほうじ茶だけでなく、お水や麦茶などの水分も併用すると良いでしょう。
(まとめ)ダイエット中の水分は、ほうじ茶でも良いの?
ほうじ茶には飲み過ぎに注意をすれば、ビタミンやカテキンなどの成分が含まれているのでダイエット中にもおすすめです
ほうじ茶には脂肪吸収を抑えるカテキンや善玉コレステロールを増やすクロロフィルなどダイエットや病気予防に効果的な成分が含まれています。
さらに、美肌効果をもたらすビタミンCや血流を促し、冷え性を緩和するピラジンなども含まれ、女性に嬉しい効能もあると言えるでしょう。
カフェイン含有量が少ないのでお子さんなども安心して飲めます。また、ミネラルが豊富なので特に運動後などの水分補給におすすめです。
ほうじ茶はダイエットのためなら、体を温めるようにホットで飲むのが良いでしょう。
<参考文献>
- 日本カテキン学会「カテキンのいろは」
 - 京都府「緑茶カテキン類」
 - 厚生労働省「ビタミン」
「LDLコレステロール」 - 独立行政法人 国民生活センター「飲料のカフェイン含有量に関する調査‐知らずに多く摂取していることも!?‐ 」
 



