硬度の高い硬水は赤ちゃんの内臓に負担がかかるため、硬度100以下の軟水を選べば問題ありません

母乳やミルクで足りない水分をお水で補うことがあります。赤ちゃんに与えるお水は、大人と同じものが飲めるわけではありません。
胃腸が未熟な赤ちゃんのためには、10分程度沸騰させ塩素を取り除いてから与えるようにしてください。そのままのお水が飲めるようになるのは、赤ちゃんに抵抗力が強くなった頃からと言われています。
正式にいつからなどはっきりした年齢は決まっていません。離乳食が始まり、様々なものに免疫が付いた頃から徐々に与えるようにしてください。
目次
赤ちゃんには、必ず塩素を取り除いたお水を与えるようにしましょう
生後5~6ヶ月頃までの赤ちゃんには、母乳やミルク以外の水分は必要ないと言われています。しかしお風呂上がりや夏場など汗を多くかいた時には、母乳やミルクで足りない水分を補うために与えるようにしてください。
月齢別|赤ちゃんが飲める水の種類と注意点
| 月齢・時期 | 飲める水の目安 | 注意点 |
|---|---|---|
| 新生児〜生後5ヶ月頃 | 母乳・育児用ミルクのみ | 水分は母乳・ミルクで十分。水道水・ミネラルウォーターは不要 |
| 生後6ヶ月頃(離乳食開始) | 湯冷まし・煮沸した水道水 | 塩素を除去し、人肌程度まで冷ましてから与える |
| 生後7〜9ヶ月頃 | 湯冷まし・軟水のミネラルウォーター | 硬度100以下を選び、少量から慣らす |
| 生後10ヶ月〜1歳頃 | 軟水のミネラルウォーター | 胃腸の様子を見ながら徐々に増やす |
| 1歳以降 | 水道水・市販の水 | 体調や生活環境に応じて判断 |
果汁よりも麦茶やお水
ただ水分を多く与え過ぎると、母乳やミルクが飲まなくなる可能性があるため注意しましょう。また果汁や麦茶よりもお水の方がいいと言われています。
それは味覚の発達やアレルギーなどに関係するため、無味のお水の方がいいとされています。スプーン1杯程度から徐々に与えるようにしましょう。
水道水は煮沸を
赤ちゃんは大人と同じものが飲めるわけではありません。胃腸が未熟なため、大人と同じものを与えると体調を崩す恐れがあります。
そのため水道水を与える場合には、10分程度沸騰させるようにしてください。しっかり塩素を取り除き、冷ましてから与えるようにしましょう。
離乳食がはじまる頃から少しずつ
そのまま飲めるようになる年齢については、正式にいつからとは決まっていません。一般的には、抵抗力が強くなってきた頃からと考えられています。離乳食や口にものを入れるようになる頃から、胃腸の状態をみながら少しずつ与えるようにしましょう。
⇒赤ちゃんへ与えるお水の煮沸については、こちらの記事赤ちゃんが飲む水は、いつまで沸騰させればいいの?をお読みください。
ペットボトルのミネラルウォーターは衛生面に注意しましょう
赤ちゃんのために塩素が含まれている水道水ではなく、ペットボトルのお水を買う場合もあります。ミネラルウォーターには、多くのミネラルが含まれています。
赤ちゃんがミネラルが多く含まれているお水を飲むと、腎臓などに影響を与える可能性があると言われています。赤ちゃんには、必ずミネラルが含まれていないお水を与えるようにしてください。
ペットボトルはその日のうちに
またできれば加熱殺菌がしてある商品を選ぶようにしてください。しかし加熱殺菌がしていても、開封したあとより徐々に菌が繁殖する恐れがあります。
そのためペットボトルのお水は、その日のうちに使い切るようにしましょう。また一度沸騰させてから使用すると安心と言われています。
ウォーターサーバーであれば、殺菌する必要はありません。安全なお水を赤ちゃんに与えることができます。ただウォーターサーバーのお水でもミネラルが多く含まれているものもあるため注意が必要です。
赤ちゃんには天然水よりもRO水が安心です

体が未熟で免疫力が低い赤ちゃんには安全で衛生的なお水を与えることが大事です。その際にウォーターサーバーを活用するととても効率的です。
天然水よりもRO水が安心
ウォーターサーバーのお水は天然水とRO水の2種類あります。RO水は高性能なフィルターを使い、極微粒子の不純物をきちんと取り除いており健康への影響もほぼなく安全です。
もちろんミネラルなどの胃腸に負担のかかる成分も除去しています。熱いお湯も出るのでミルク作りのための調乳や湯冷ましにもすぐに使えます。
また、手間のかかる離乳食の調理や粉末タイプの離乳食の準備にも使えるので育児で忙しいママにとっては嬉しい時短になるでしょう。
衛生的で継続しやすいウォーターサーバーがおすすめ
ウォーターサーバーは、水やほこりが溜まるってしまうと不衛生な状態です。しかし、蛇口付近など外部のお手入れは自分でも簡単にできます。
内部の定期的なメンテナンスはメーカーに依頼すれば無料でやってもらえることもあります。また、自動お掃除機能や熱湯循環機能など内部を清潔に保つ機能がついているタイプもあります。
メンテナンスを行えば衛生的な状態が保たれるので、粉ミルクを溶かす際の調乳用水として使ったり、赤ちゃんにも飲ませたりするのも安心です。
大人にも便利
赤ちゃんのみならず、大人でも日常生活で便利に使えます。コーヒーなどの飲み物を淹れる、料理に使うなど用途は様々です。
RO水は純粋に近いお水なので無味であり、そのまま使っても料理になじみやすいと言えます。また、薬を飲む時にも使用できるので、赤ちゃんがいなくても十分活用できるでしょう。
⇒赤ちゃんが風邪で母乳やミルクを飲まない時については、こちらの記事【保存版】赤ちゃんが風邪でミルクを飲まない時の対処法は?をお読みください。
よくある質問(Q&A)
Q1. 赤ちゃんに水道水をそのまま飲ませても大丈夫ですか?
A. 日本の水道水は安全性が高いとされていますが、赤ちゃんの胃腸は未発達なため、そのまま与えるのは避けた方が安心です。与える場合は、一度煮沸して塩素を取り除き、湯冷ましにしてから飲ませましょう。
Q2. ミネラルウォーターと水道水は、赤ちゃんにはどちらが安心ですか?
A. どちらの場合でも、赤ちゃんには負担の少ない水を選ぶことが大切です。水道水は煮沸が必要で、ミネラルウォーターは硬度100以下の軟水を選ぶと安心です。
Q3. 水道水を煮沸すれば、ミネラルウォーターと同じように使えますか?
A. はい。水道水を十分に煮沸して湯冷ましにすれば、赤ちゃんの水分補給や調乳補助として問題なく使えます。
Q4. ペットボトルのミネラルウォーターと水道水の湯冷ましは、保存期間に違いがありますか?
A. どちらも開封・作成後は雑菌が繁殖しやすくなります。水道水の湯冷ましは1日以内、ペットボトルの水も開封当日中に使い切るのが目安です。
Q5. 外出先では水道水が使えない場合、どうすればいいですか?
A. 外出時は、硬度の低い軟水のミネラルウォーターを選び、その日のうちに使い切る方法が一般的です。
(まとめ)赤ちゃんがミネラルウォーターを飲めるのはいつから?
赤ちゃんは体の機能が未熟で、ミネラルウォーターに含まれるミネラルの量によっては体内で分解しきれない可能性があります。
ミネラルウォーターをそのまま飲ませると体調を崩すリスクがありますが、硬度100以下の軟水なら問題ありません。また、水道水であれば10分程度沸騰させて含有塩素を飛ばせば安心です。
ペットボトルのお水を飲ませる場合も同様です。開封後時間が経過すると徐々に菌が繁殖します。赤ちゃんに安全で美味しいお水を与えるためには、不純物を除去したRO水のウォーターサーバー導入がオススメです。
<参考文献>
- 三重県「知っておくと便利な水道まめ知識」
- パンパース「赤ちゃんにいつからジュースをあげてもいいの?」
- 厚生労働省「「健康のため水を飲もう」推進運動」
- いわい中央クリニック「一度開封したペットボトルの飲み物、何日までなら大丈夫?」



