ダイエット中に太ることを避けるためには、プロテインはお水で割る方が効果的です
プロテインとは、いわゆるタンパク質です。ダイエットを行う場合、タンパク質が不足しやすくなると言われています。
タンパク質は筋肉量を増やすためにも欠かすことができない栄養素です。そのためプロテインで上手にタンパク質を補いましょう。
ダイエットの目的であれば、お水で割る方がよいでしょう。ただ飲みにくいと感じる場合には牛乳で割っても構いません。
またプロテインと言っても、いろいろな種類があります。自分の体質にあったプロテインを選んでください。
目次
ダイエット中はカロリーゼロの「お水」で割るのがオススメ
プロテインを飲む場合、お水や牛乳、ジュースやスポーツ飲料で割る方法があります。ダイエットの目的から言うと、お水で割るのがよいでしょう。
お水で割るメリット
ダイエット中にお水で割るメリットは、カロリーがないこと大きいです。牛乳やスポーツドリンクには脂肪分や栄養素が含まれているので、食事制限などを行っている場合は余分なカロリーを摂取することになります。
次に吸収スピードの速さがあります。運動後や筋トレ後など、体内に素早くタンパク質を吸収させたい時には、お水を選ぶとよいでしょう。
さらにコスト面でのメリットもあります。1日3回摂取する方も多いプロテインですが、を毎回牛乳で割るとそれだけでもコストが嵩んでしまいます。
お水であれば、ジムでも会社でも簡単に作ることができますし、牛乳を買いに行く手間や賞味期限に気を配る必要もありません。
牛乳で割るメリット
牛乳で割れば、体内に吸収するスピードが遅くなると言われています。つまり腹持ちが良くなるので、置き換えダイエットを行う場合には牛乳の方がオススメです。
さらに牛乳に含まれるカルシウムやビタミンD・ビタミンBなどの栄養素も一緒に摂取することができるでしょう。
また牛乳の方が飲みやすいという人も多くいます。お水で割ったプロテインが苦手と感じる場合は、牛乳で割っても構いません。
なぜプロテインを摂取するのか
プロテインとはタンパク質のことです。タンパク質は、わたしたちのカラダになくてはならない必須の栄養と言えます。
筋肉・内臓・皮膚・骨など、さまざまな臓器を構成するのに重要な成分です。タンパク質が不足すると、筋肉量が減る、髪がボサボサになるなどのデメリットがあります。
ダイエット中、食事制限を行ってしまうと、タンパク質が不足しやすくなるでしょう。そのためプロテインで補う方がよいと言われています。
プロテインを利用したダイエットは女性にもおすすめ
プロテインを利用するダイエット法は、女性におすすめな方法と言われています。それは女性に嬉しい効果が多いからです。
筋肉量が維持しやすくなる
女性の場合、男性に比べて筋肉量は少ない傾向にあります。タンパク質を多くとることで、筋肉量が維持しやすくなるでしょう。
もちろん筋力トレーニングは必要です。タンパク質をとり、トレーニングをとることで筋力がアップしやすくなるでしょう。
肌つやが良くなる
タンパク質は、美肌のためにも必要な栄養素です。そのためタンパク質を積極的にとることで、美肌に導きやすくなると言われています。
髪がサラサラになる
髪もタンパク質からできています。髪のハリを出すためには、タンパク質が需要です。
そのためプロテインをとることで、髪のつやも良くなると考えられます。つまりプロテインは、女性に積極的に摂ってもらいたいアイテムです。
とくにソイプロテインは、主原料が大豆です。大豆に含まれるイソフラボンは、女性ホルモンに似た働きをすると言われています。
そのため美容効果をアップさせたい方は、ソイプロテインを選ぶようにしてください。
ダイエットに効果的なプロテインを飲むタイミング
プロテインでダイエットをする場合、3つの飲み方があります。
- 1食だけ置き換えする方法
- 食事の前にプロテインを飲む方法
- 食事の合間にプロテインを飲む方法
置き換えの方法は、もっともダイエット効果があると言われています。ただプロテインに含まれない栄養素が不足しがちになるため注意しましょう。
食事の前にプロテインを飲む方法は、満腹感により食事量を減らす効果が期待できます。しかし食事の時間以外に空腹を感じてしまうデメリットがあるのです。
食事の合間にプロテインを飲む方法は、普通に食事ができるためストレスが少ないという特徴があります。ただ食事量を上手にコントロールしなければ、逆に太ってしまう恐れもあるため注意してください。
ほかにも運動に合わせて飲む方法もあります。自分に合ったタイミングで上手に飲むようにしましょう。
筋トレ後に飲むのが効果的
プロテインは筋力トレーニング後30分以内の栄養を吸収しやすい時間に摂取すると、筋肉がつきやすくなります。また、プロテインを筋肉の増加だけでなくダイエットに活用することも可能です。
プロテインは糖質、脂質が少ないタンパク質なので、プロテインを食事に取り入れるダイエットで摂取カロリーを抑えられます。1食をプロテインに置き換えるダイエットも効果的です。
消費カロリーが摂取カロリーを上回ることができれば、痩せる可能性があります。ただし、プロテインの摂取時には、摂取量に注意が必要です。
たとえタンパク質でも、過剰に摂取した栄養は脂肪になって身体に蓄積されるので、カロリーオーバーにならないように気をつけましょう。
プロテインにはホエイ・カゼイン・ソイなどの種類があります
プロテインと一言で言っても、原材料の違いによってさまざまな種類があります。
ホエイプロテイン
牛乳に含まれるタンパク質の一種のことです。ミネラルや水溶性のビタミンなどが含まれている特徴があります。
味は比較的飲みやすく、胃にもたれにくいという点がメリットです。ただ他のプロテインよりも高価と言ったデメリットがあります。
筋肉の主成分となる栄養素を含む
9種類あるといわれる必須アミノ酸は、体内で作ることができない栄養素です。必須アミノ酸の中のバリン・ロイシン・イソロイシンの3種類はBCAAと呼ばれ、運動エネルギーの生成や筋肉を作る材料になると考えられています。
そのため、BCAAを筋トレ後に摂取すると、筋肉を効率よく修復できるでしょう。BCAAはお水に溶けやすくダマになりにくいため、体内への吸収スピードが早いという特徴もあります。
カゼインプロテイン
ホエイと同様に牛乳からとれるタンパク質です。体内への吸収速度がゆっくりといった特徴があります。
満腹感を覚えやすい点がメリットです。
牛乳からホエイと脂肪分を取り除くと残る固形成分
カゼインプロテインは、吸収に時間がかかり胃の中で固まる性質のため、長時間満腹感が続きやすいです。この働きにより、ダイエット時に摂取すると食事量を減らすことができるとされています。
運動後の筋肉の修復に役立つアミノ酸の一種、グルタミンも含まれているので、疲労回復にもつながります。
ソイプロテイン
大豆から摂れるタンパク質です。価格が安価というのが最大の特徴でしょう。カゼイン同様に吸収速度がゆっくりのため、満腹感が持続しやすいでしょう。
ただ粉っぽさがあるため、飲みにくいと感じる場合もあります。そのデメリットを改善した商品も販売されているので、いろいろなプロテインを試すようにしてください。
メーカーによっても味が異なります。そのため自分が飲みやすいと感じるプロテインを選ぶようにしましょう。
ホルモンバランスを整える
ソイプロテインには、女性ホルモンとよく似た働きをする植物性エストロゲンが含まれています。そのため、ホルモンバランスの改善に役立ち、ダイエット中のストレスも軽減できます。
また女性ホルモンに似た働きにより、美肌や脂質代謝が促進され、脂肪が燃焼されやすくなるという特徴もあります。ダイエットや美容目的の方、筋肉を減らさずに体重を落としたい方におすすめです。
上手にプロテインを摂取してダイエットを成功させましょう
「プロテインは太る」そんな話を聞いたことありませんか?この噂は間違いとは言えません。
プロテインで太る理由
食事量を変えずにプロテインだけを追加すれば、痩せることはないでしょう。それはプロテイン自体に痩せるような作用がないからです。
しかしダイエットのために1食を置き換える、食事量を減らすなどを行えば、ダイエット効果は期待できるでしょう。
また筋力トレーニングも行えば相乗作用によって、さらに痩せやすい状態に導きやすくなります。
上手に活用しましょう
プロテインでのダイエットは決して魔法のようにドンドン痩せていく訳ではありません。長期的視野で続けることが大切です。
ただプロテインを摂取する場合には、タンパク質の過剰摂取にならないように注意しましょう。またプロテインに含まれない栄養を補うようにしてください。
ビタミンやミネラルなどの栄養素は積極的に摂ることが重要です。バランスを考慮することで、ダイエットが成功しやすくなるでしょう。
(まとめ)プロテイン、ダイエット中は水と牛乳どっちで割る?
ダイエット中に太ることを避けるためには、プロテインはお水で割る方が効果的です
プロテインを利用するダイエットは、女性におすすめのダイエット方法といわれています。プロテインを摂取すると、筋肉が落ちやすい女性の筋肉を維持し、美肌や髪のハリなどにつながるとされています。
プロテインは、筋肉が減少しないように運動後や食事の前、または食事と置き換えて飲むといいでしょう。ダイエット時にはカロリーオーバーにならないように、プロテインをお水で割って飲むのがおすすめです。
食事とプロテインを合わせた摂取カロリーが消費カロリーを超えないように、1食をプロテインに置き換えたり食事を減らしたりすることで、ダイエットを成功させられるでしょう。