赤ちゃんに適した硬度は、硬度0~60mg/l 未満の「軟水」です

赤ちゃんに使う水を選ぶとき、「水道水でよいのか」「どの水が適しているのか」と迷う保護者も多いでしょう。お水はカルシウムやマグネシウムなどのミネラル含有量によって硬度が分類され、含有量が多いものを硬水、少ないものを軟水と呼びます。
それぞれにメリットとデメリットがありますが、消化器官が未発達の赤ちゃんには含有量の少ない軟水が適していると言われています。ミルク作りや離乳食作りには軟水を使用するようにしましょう。
この記事では、赤ちゃんに適したお水の硬度の目安や水の種類ごとの特徴を解説します。あわせて、0〜2歳児の保護者62名へのアンケート結果をもとに、水選びで不安に感じたことやウォーターサーバーの検討条件についても紹介します。
目次
硬度は、カルシウムやマグネシウムの含有量によって決まります
お水は大きく硬水と軟水に分けることができます。これはマグネシウムやカルシウムなどの含有量の違いで分けられています。
-
- 60mg/l未満:軟水
- 60~120mg/l未満:中軟水
- 120~180mg/l未満:硬水
- 180mg/l以上:非常な硬水
一般的に、ヨーロッパには硬水が多く、日本で採水されるお水には軟水が多い傾向があります。ただし、日本にも硬水が湧き出る地域があります。
赤ちゃんは消化器官や腎機能が未発達なため、ミネラルを多く含む硬水は体への負担が気になる場合があります。そのため、ミルク作りや飲み水には、硬度の低い軟水を選ぶことが推奨されています。
なお、硬水を沸騰させても硬度は変わりません。赤ちゃんに使用する場合は、最初から硬度の低いお水を選ぶようにしましょう。
赤ちゃんの水選びで硬度・ミネラルを不安に感じた保護者の割合
赤ちゃんに使う水は毎日口にするものだからこそ、成分や安全性に不安を感じる保護者も少なくありません。実際にどのような点が気になっているのか、アンケート結果を見てみましょう。

アンケートでは、水選びで不安に感じたこととして「煮沸が必要か」が58.1%で最多となりました。次いで「硬度・ミネラル」が37.1%、「衛生面」が35.5%と続いており、水そのものの成分や処理方法に不安を感じる保護者が多いことがわかります。
「硬度・ミネラル」への不安は、煮沸の次に多い項目です。水道水を煮沸しても硬度は変わらないため、硬度が気になる場合は水の種類そのものを見直すことが一つの方法になります。
軟水は、クセが少なく飲みやすいことが特徴です
軟水と硬水には味わいや成分に違いがあります。ここでは、軟水ならではの特徴や飲みやすさについて解説します。
軟水は、日本人好みの味
軟水は硬水に比べてカルシウムやマグネシウムなどのミネラル含有量が少なく、クセが少ないため飲みやすいことが特徴です。特有の香りも少なく、料理や飲み物の風味を損ないにくいと言われています。
赤ちゃんの場合、必要なミネラルは母乳や粉ミルクから摂取できるため、お水から積極的に補給する必要はありません。そのため、ミルク作りや飲み水には軟水が選ばれることが多くあります。
また、軟水は日本で採水されるお水にも多く、日本人にとって親しみやすい味わいのお水として広く利用されています。
硬水は飲みにくいと感じる人も多い
硬水はカルシウムやマグネシウムなどのミネラルを多く含むことが特徴です。ただし、人によっては飲みにくさを感じたり、体質に合わなかったりする場合があります。
特有のクセがあり、飲みにくいと感じる人も多くいます。また腎臓に疾患がある人は、結石ができるリスクが高くなるなどのデメリットがあります。また人によっては、お腹が緩くなりすぎる場合もあるため注意しましょう。
軟水や硬水のメリット、デメリットを知って、自分に合ったお水を選ぶようにしてください。
⇒関連記事:【保存版】赤ちゃんがミネラルウォーターを飲めるのはいつから?
赤ちゃんのミルク作りには純水がおすすめです
ミルク作りに使える水には、水道水・天然水・純水・RO水などさまざまな種類があります。それぞれの特徴を理解し、赤ちゃんに合った水を選ぶことが大切です。
純水とは
純水とは、不純物をできる限り取り除き、ほぼ水分子だけになった純度の高いお水のことです。成分がシンプルであることから、赤ちゃんのミルク作りに使う水として利用されることがあります。
RO水は、RO膜(逆浸透膜)という特殊なフィルターでろ過し、不純物やミネラルなどを取り除いたお水です。純水に近い性質を持ち、ウォーターサーバーなどでも利用されています。
一方、天然水は特定の水源から採水した地下水を原水としており、商品によって含まれるミネラル成分や硬度が異なります。赤ちゃんに使用する場合は、硬度や成分表示を確認したうえで選ぶと安心です。
赤ちゃんにはRO水が選ばれることも
天然水には軟水と硬水があり、商品によって硬度や含まれるミネラル成分が異なります。赤ちゃんのミルク作りや水分補給に使用する場合は、ミネラル含有量の少ない軟水を選び、硬度や成分表示を確認したうえで使用すると安心です。
一方、RO水はRO膜(逆浸透膜)で不純物やミネラルを取り除いたお水です。成分をできるだけシンプルにしたいと考える家庭では、ミルク作りや飲み水の選択肢としてRO水が選ばれることもあります。
ウォーターサーバーを使用すれば、水道水を煮沸する手間を省きやすく、赤ちゃんのミルク作りや飲み水にも活用できます。また、温水をすぐに使えるため、お湯を沸かす手間を減らしやすく、家事や育児で忙しい時期の負担軽減にもつながります。
ウォーターサーバーは育児中のさまざまな場面で活用できます
ウォーターサーバーは、赤ちゃんのミルク作りだけでなく、日常の家事や離乳食作りにも活用できます。育児中の負担軽減につながる使い方を見ていきましょう。
ミルク作りや日常の水分補給に役立つ
ウォーターサーバーは、温水や冷水をすぐに使えるため、ミルク作りや家族の日常的な水分補給に活用できます。調乳に適した温度のお湯をすぐに用意しやすく、お湯を沸かす手間の軽減にもつながります。
また、お茶やコーヒーなども楽に淹れられます。さらに料理にも使用すれば、お湯を沸かす手間を減らせるため、時短にもつながります。
また、赤ちゃんだけでなく授乳中の母親の水分補給にも役立ちます。完全母乳の場合、母乳によって体内の水分が多く排出されるため、水分をしっかり補うことが大切です。
水分が不足すると、便秘やめまいなどの不調につながることもあります。完全母乳の場合は、普段より1リットル程度多く水分をとることが望ましいと言われています。
赤ちゃんのためだけでなく、母親の体のためにもしっかり水分を補うようにしてください。母親が体調を崩せば、赤ちゃんにも影響があるため注意しましょう。
ミルク作りや日々の水分補給をより手軽にしたい場合は、ウォーターサーバーの導入を検討してみるとよいでしょう。
フリーズドライ離乳食や調理にも活用できる
ウォーターサーバーは、フリーズドライの離乳食を戻す際や、おかゆ・スープなどを調理する際にも活用できます。
水道水で離乳食を戻す場合、デリケートな赤ちゃんには残留塩素などの不純物が負担になるかもしれません。水道水で離乳食を戻すことに抵抗がある場合は、ウォーターサーバーの水を使用する方法もあります。
他にもおかゆやスープ、野菜、肉などを煮るためのお水にもおすすめです。硬度や成分面から水を選びたい家庭にとって、使いやすい選択肢の一つになるでしょう。
硬度の低い超軟水・純水を選ぶには
赤ちゃんに使う水を選ぶ際、硬度や純水性を重視したいと考える家庭も少なくありません。アンケート結果からも、水の成分や使いやすさを重視する傾向が見られます。
ウォーターサーバー検討条件で重視された水の特徴

アンケートでは、ウォーターサーバーを検討したくなる条件として「純水・RO水である」が40.3%で最多となりました。「硬度が低い」も29.0%と上位に入っており、水の成分や硬度を重視して検討する保護者が一定数いることがわかります。
また「すぐお湯が使える」(35.5%)や「赤ちゃんに使いやすい水」(32.3%)も上位に入っており、水質だけでなく調乳時の使いやすさを検討条件にする家庭も多いようです。純水・RO水であることと、使い勝手の両方を重視する傾向が見られます。
赤ちゃん向けの水で確認したいポイント

普段使っている水として最も多かったのは「煮沸した水道水」(61.3%)でした。次いで「浄水器の水」(46.8%)、「市販のミネラルウォーター」(41.9%)と続いており、水道水をそのまま使う家庭は少なく、何らかの処理や別の水を選んでいる保護者が多いことがわかります。
「市販のベビー用水・純水」(30.6%)や「ウォーターサーバー」(16.1%)を選んでいる家庭もあり、硬度や成分面を意識して水を選ぶ家庭が一定数いることがうかがえます。
こうしたデータから、硬度や純水性を重視して水を選びたい家庭では、超軟水かつ純水のウォーターサーバーも検討されています。ハワイアンウォーターは硬度1mg/L未満の超軟水かつ純水であり、こうした条件を重視して水を選びたい方にも検討しやすいウォーターサーバーです。
超軟水・純水のウォーターサーバーを検討したい方へ
保護者へのアンケートでは、ウォーターサーバーを検討したくなる条件として「純水・RO水である」が40.3%で最多となりました。「硬度が低い」も上位に入っており、水の成分や硬度を重視して検討する方が多いことがわかります。
ハワイアンウォーターは、硬度1mg/L未満の超軟水かつ純水のウォーターサーバーです。赤ちゃんのミルク作りや離乳食作りに使う水を選びたい方は、料金やサーバーの特徴も確認してみてください。
(まとめ)赤ちゃんに適したお水の硬度とは?
赤ちゃんに適した硬度は、硬度0~60mg/l 未満の「軟水」です
天然水には「軟水」と「硬水」があり、カルシウムやマグネシウムなどのミネラル含有量によって硬度が異なります。一般的に、硬水はミネラルを多く含み、軟水はミネラルが少ないことが特徴です。
赤ちゃんは消化器官や腎機能が未発達なため、ミネラルを多く含む硬水は体への負担が気になる場合があります。また、煮沸しても水の硬度は変わらないため、ミルク作りや飲み水には硬度の低い軟水を選ぶとよいでしょう。
水の成分や硬度を重視して選びたい場合は、RO水や純水も有力な選択肢です。赤ちゃんのミルク作りや離乳食作りに使用する際は、硬度や成分表示を確認したうえで、用途や使いやすさも踏まえ、家庭に合ったお水を選ぶことが大切です。
<参考文献>
・東京都水道局「水の硬度」
・神奈川県「軟水・硬水ってなあに?」
・厚生労働省「乳児用調製粉乳の安全な調乳、保存及び取扱いに関するガイドラインについて」
・森永乳業「育児用ミルクを作るときは、どのような水を使ったらよいですか。」



