サウナのダイエット効果とは、代謝アップやむくみ解消などのことです


体を温め発汗を促すサウナには、ダイエット効果を期待されています。なぜサウナで汗をかくと痩せる可能性があるのでしょうか。

このページでは、サウナのダイエットに役立つ理由や効果的な入り方、よりダイエット効果を高めるコツ、サウナに入るときの避けるべき注意点を紹介します。サウナの正しい知識を身につけて、サウナのメリットを発揮しましょう。

サウナのダイエット効果は「代謝アップ」や「むくみの解消」

サウナにダイエット効果があると言われているのは、いくつかのポイントがあります。

代謝が上がる

サウナで体温を上がることで、血流がアップします。サウナには体を温める効果があるので、血行促進させることで代謝の高い体へと導きます。

代謝の高い体は脂肪を燃焼しやすく、食べ物から摂取した栄養素を脂肪として身体に蓄積しづらくしてくれます。その結果、自然と痩せやすい体質を作ることが期待できるのです。

カロリーの消費

サウナの消費カロリーは、1時間で約150キロカロリー程度と言われてきます。ダイエットのためには1日300kcalの運動を目標にすることが多く、激しい運動に比べるとサウナの消費カロリーは魅力的です。

サウナ単体ではなかなか結果を出すことは難しいですが、サウナとラウニングを組み合わせる、食事の改善とサウナを組み合わせる、など使い方によって目標にぐっと近づきやすくなります。

むくみの改善

むくみは、血液や細胞内に余分な水分が取り込まれている状態です。サウナで大量に汗をかくことで、体の中の余分な水分や塩分を効率よく排出できます。

むくみの解消は、顔や脚など比較的効果がわかりやすいため、特別な日の前日にサウナに向かうのもよいでしょう。

睡眠の質を高める

睡眠不足やリラックスのできない状態が続くと、自律神経のバランスが崩れてしまいます。自律神経が乱れは様々な不調の原因となりますが、高温のサウナと冷たい水風呂の入浴を繰り返すことで、自律神経の乱れが整います。

さらに睡眠の質が高まることで、成長ホルモンの分泌が活性化されることがポイントです。成長ホルモンは脂肪の燃焼を促したり、体の組織の修復や再生をさせたりする役割があり、良質な睡眠はダイエットにも重要な関係があるのです。

ダイエットには水風呂に入らない「落汗減量浴」がおすすめ

より効果的にサウナに入りたい!という人には、ダイエットに向いている入り方をおすすめします。通常の入り方は温冷交代浴と呼ばれ、水風呂に入って体を冷やすのが特徴です。

ダイエットのためには水風呂に入らず、体の心まで温める繰り返し浴(落汗減量浴)を試してみましょう。

繰り返し浴(落汗減量浴)の方法

1.まずはサウナに入る前に湯船に浸かり、体を温めます
2. 90 ℃~100℃ほどの高温サウナに10~15分入浴し、汗をかきます
3.ぬるめのシャワーで汗を流したら、5分~10分ほど外気浴をします
4.サウナに戻り、8分入ったら5分出る、5分入ったら3分出る、と短くしていきましょう
5.徐々にサウナに入る時間を短くし、これを3.4回繰り返します。
6.しっかり汗を流し、水分補給をして休憩しましょう

期待できる効果

水風呂を避けて、途中で体を冷やさないのがポイントです。高温のサウナの入浴を繰り返すことで、より多くの汗をかくことを意識しています。

汗により一時的に体重が減りますが、それが目的ではなく、代謝を上げ痩せやすい体質へと変化させることが目的です。

サウナのダイエット効果を上げる「コツ」と「注意点」


サウナのダイエット効果を高めるために、いくつか意識するべきことを紹介します。

サウナ前の水分補給と食事

サウナでは、体を温めることが重要です。なるべく体を冷やさないように、サウナ前の水分補給はキンキンに冷えたお水よりも常温のお水がおすすめです。

また食後すぐにサウナに入ることはやめましょう。消化器官に行くべき血液が全身に分散してしまい、うまく消化機能が働かなくなってしまいます。

食後1~2時間程度の空腹状態であれば、胃腸に負担をかけることなく、全身に血液がめぐり代謝アップが期待できます。

サウナの入り方

サウナに入る前に、しっかり汗を出す環境を整えておくことも大切です。サウナ前に体を洗ってしっかり毛穴の汚れを取り、汗をかきやすくしておきましょう。

また座る位置によっても、汗の出方が変化します。サウナでは上段にいくほど温度も湿度も高くなっているため、慣れている人は上段を選ぶとよいでしょう。また頭と足の温度差が出ないように、あぐらか体育座りにしてください。

気になる箇所にはマッサージ

サウナに入った後は新陳代謝がアップし、老廃物を排出しやすい状態です。そのタイミングを逃さず、気になる箇所をマサージしていきましょう。特に脂肪が気になる部分や、普段動かすことがない部分がおすすめです。

サウナ後はサウナに入る前に比べ、体が温まりほぐしやすくなっています。通常よりも皮膚や筋肉がやわらかく、リンパも流しやすくなっているため、むくみ解消にも効果的です。

サウナ直後の「食事」や「飲酒」にも注意!

サウナ後は冷たいビールがおいしく感じますが、ダイエットのためには飲酒を控えましょう。

サウナ後の食事

サウナ後には体がリラックスし、栄養分を吸収しやすい状態になっています。そのためお腹いっぱい食べてしまうと、通常よりも太りやすくなってしまうのです。サウナ後の1時間程度は食事を控え、まずはお水での水分補給で我慢しましょう。

また、サウナの後の飲酒にも注意してください。体の吸収率が高くなっていることに加え、アルコールは味の濃いものや、油っぽいものをつい食べたくなってしまいます。せっかくの効果が台無しになってしまうので、お水で満足できなければビタミンやミネラルを補給できるスポーツドリンクや野菜ジュースを試してみましょう。

サウナ室の中での筋トレ

たまにサウナ室で筋トレをしている人がいますが、これはとても危険な行為です。大量の汗が出ることによる脱水症状、さらに血圧が一気に低下することで失神する危険性もありますので、絶対にやめましょう。

(まとめ)サウナのダイエット効果とは?その効果と入り方のコツ

サウナでは、代謝アップやむくみの解消などのダイエット効果が期待できます

ダイエット効果を高めるサウナの入り方をすると、全身の代謝が上がって痩せやすい体づくりに役立ちます。繰り返しサウナへ入って最後に水風呂へ浸からず、ぬるま湯のシャワーだけで済ませましょう。

サウナ前に体を温め水分補給してから入浴すると、ダイエット効果が期待できます。サウナ後は高カロリーの食べ物やアルコールは避けて、お水やスポーツドリンク程度で済ませましょう。

一度だけでなく習慣的にサウナ入浴を行って、ダイエットを成功させてください。

【この記事の執筆】

hawaiiwater

ピュアハワイアンWebマガジン編集部

この記事は、ピュアハワイアンを提供する株式会社トーエルの編集部が監修しており、ウォーターサーバーについて役に立つ情報発信を目指しています。

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