ウォーターサーバーは冷水と温水がすぐに使えるため、ミルク作りが簡単にできます

ウォーターサーバーを使えば、赤ちゃんのミルク作りが楽になるのか知りたい方も多いでしょう。

赤ちゃんのミルク作りは、乳瓶の消毒熱湯の準備など手間がかかります。その上、1日何度もミルクを作らなければなりません。

この記事では、効率よくミルクができる理由、ミルク作りに適したウォーターサーバーの選び方、使用時の注意点を詳しく解説します。

ウォーターサーバーで赤ちゃんのミルクはできる?

ウォーターサーバーで赤ちゃんのミルクができるのか、その理由やお水の種類について解説します。

赤ちゃんのミルク作りはウォーターサーバーでできる

赤ちゃんは免疫機能がまだ完全ではないので、ミルク作りに使うお水には注意が必要です。 ウォーターサーバーのメーカーでは、お水の品質に厳しい基準を設けています。

検査をクリアしたお水を提供しているメーカーであれば、赤ちゃんのミルク作りに適していると言えます。また、サーバー内はメーカーの定期的なメンテナンスを受けることで衛生的、状態が維持されているため安心できます。

RO水や天然水を提供

クォーターサーバーで提供されているお水は、一般的に天然水とRO水の2つに分けられます。

天然水とは、地下深い特定の水源から汲み上げられた地下水のことです。 ろ過や沈殿、加熱殺菌処理などが行われ、不純物を取り込むために安全なお水と言えます。

RO水は、逆浸透膜(RO膜)と呼ばれる約0.0001ミクロンの極小サイズの膜でろ過しているお水です。細菌やウイルスなど不純物がほぼ除去されており、純水のようなお水のため安全性が高く、赤ちゃんのミルク作りにも安心して使えます。

ただし、中にはミネラルが添加されているお水もあるので、ミルク作りに使うならミネラルなしのものを選びましょう。

硬さの低い軟水がおすすめ

お水の硬度は、お水1L中に含まれるカルシウムやマグネシウムの量を数値化したものです。 硬度の数値が大きいほど、カルシウムとマグネシウムが多く含まれたお水になります。

一般的にお水1Lに関してはミネラルが120mg未満であれば軟水、120mg以上であれば硬水です。 赤ちゃんは体の機能も未熟であり、硬水は体への負担も大きいため、ミルク作りには軟水使いましょう

⇒赤ちゃんに麦茶を考える時期に関する記事はこちら

ウォーターサーバーを使ったミルクの作り方

ウォーターサーバーが使えれば、赤ちゃんのミルク作りは簡単にできます。作り方の手順を解説します。

哺乳瓶に粉ミルクを入れる

ミまず、ミルク作りの前に哺乳瓶や乳首、スプーンなどを使用する器具を消毒します。その方法は煮沸消毒、レンジ消毒、薬液消毒があります。

煮沸消毒は、沸騰させたお湯に器具を入れ、熱で消毒する方法です。レンジ消毒は、電子レンジ専用の容器を使い、器具をレンジの熱で消毒します。 薬液消毒は、市販の専用消毒液につけて消毒する方法です。

3つのうち、自分がやりやすい方法を選びましょう。 消毒後、哺乳瓶に粉ミルクに添付されている計量スプーンを使い、指定量の粉ミルクを入れます。

哺乳瓶にできあがる量の約3分の2までお湯を入れる

次にできあがる量の約3分の2まで、哺乳瓶にお湯を入れます。この時、煮沸後約70度まで冷ましたお湯を使いましょう。

それから哺乳瓶を軽く振って、中の粉ミルクを十分に溶かします。できあがる量までお湯を入れると、粉ミルクが混ざりにくくなってしまいます。

最初の粉ミルクをしっかり溶かすために、お湯はやや少なめの3分の2程度入れるのがオススメです。

できあがる量の最後までお湯を入れる

哺乳瓶を振って粉ミルクが十分に溶けたら、できあがる量までお湯または湯冷ましを入れてください。お湯の温度が高いので、火傷しないように十分な注意が必要です。

お湯を入れてミルクが冷めるまでに時間がかかるからと、水道水をそのまま使うのは厳禁です。塩素が含まれており、赤ちゃんの体には良くありません。 必ず規定のお湯か湯冷ましを使いましょう。

人肌になるまで冷ます

ミルクが完成してもそのままでは熱いため、赤ちゃんには飲ませられません。火傷予防のためにも、少し冷ます必要があります。

哺乳瓶を水道水の流水にあてたり、あるいは冷水が入った容器に入れて少し振るなどの方法なら、効率よく冷ませます。

ミルク作りの「お湯と湯冷まし(または冷水)」の割合は?

ここでは、赤ちゃんのミルク作りにおけるお湯と冷ます水(湯冷ましまたは冷水)の割合について解説します。

お湯とお水の割合は2:1

ミルク作りの調乳では、一般的に「お湯:湯冷まし(または冷水)=2:1」の割合が人肌に冷ましやすく、目安とされています。

まず、できあがる量の約3分の2にあたる70℃以上のお湯を粉ミルクの入った哺乳瓶に入れ、粉をしっかり溶かします。 次に、残りの量を湯冷ましやウォーターサーバーの冷水で満たすことで、適温まで冷まします。

作り方は粉ミルクのメーカーによって異なります

ミルクの作り方や推奨される水の割合は、メーカーによって異なります。 パッケージや添付の説明書などで、冷ます水として湯冷まし(一度沸騰させた水)や冷水を使えるかどうかを事前に確認しておきましょう。

ミルクを薄めるにはお水を使う

粉ミルクを薄めるのに、お水ではなくジュースや牛乳を使ってもいいのではないかと考える方もいるかもしれません。 しかし、ジュースや牛乳などの飲み物は、赤ちゃんの体に負担がかかります。

特に、低月齢の赤ちゃんにジュースを飲ませると、糖分過多になり、必要な栄養素がうまく摂取できなくなってしまいます。 赤ちゃんの体は非常にデリケートなので、ミルクを薄める際は基本的にお水を使いましょう。

⇒1歳児に必要な水分量に関する記事はこちら

ミルク作りにウォーターサーバーを利用するメリット

赤ちゃんのミルク作りに、ウォーターサーバーを使うメリットがいくつかあります。どのようなメリットがあるのか​​見ていきましょう。

ミルク作りが簡単に短時間でできる

赤ちゃんがお腹を空かせて泣いている場合、少しでも早くミルクを飲みたいものですが、ミルクを作るには、70度以上のお湯が必要であり、お湯を沸かして考えるとかなり時間がかかります。

ウォーターサーバーなら常に温水と冷水の使用が可能で、すぐに70度のお湯が出てくるので、早くミルクを作ります。 また、ミルク作りは1日に数回必要となり、毎回その水に注ぐとかすのは面倒です。

ウォーターサーバーがあれば、お水かきが必要なくミルク作りも効率よく行われるため、子育ての負担も軽減されるでしょう。

お水を買いに行く手間が省ける

スーパーやドラッグストアなどへミルク作り用のお水を買いに行かなければならないとなると、手間も時間もかかり負担になってしまいます。

しかも、赤ちゃんを連れての買い物となると、重たいお水を運ぶのにも一苦労です。 そこで、ウォーターサーバーを自宅に導入すれば、水ボトルは自宅配送してもらえるため、お水を買いに行く必要がなくなります。

定期的に水ボトルが自宅に届くため、買い忘れの心配もなくなり安心です。

離乳食作りにもお水が活用できる

赤ちゃんは一般的に月齢5~6か月になると、離乳食が始まる時期です。ミルク作りだけではなく、離乳食作りにもウォーターサーバーのお水は役立ちます。

離乳食の初期は、すりつぶしたおかゆや野菜などを食べさせます。その後、月齢に合わせて離乳食の内容も変わっていくでしょう。 どの段階の離乳食であっても、お湯やお水は必要となってきます。

ウォーターサーバーがあればお水を沸かす手間やお水の購入も不要なため、離乳食作りに便利に活用できます。

ミルク作りで気を付けたい注意点

ウォーターサーバーで赤ちゃんのミルクを作る際には、いくつかの注意点があります。

ミルクの作り置きや再利用はNG

1日に何度もミルクを作るのは手間がかかるため、まとめて数回分作れば、育児も楽になると考える人もいるでしょう。

ウォーターサーバーのお水は、水道水と多様で塩素が含まれていない。 そのため、長時間放置すると雑菌が繁殖してしまいます。そのような状態のミルクを赤ちゃんに飲めると、お腹を壊して急激になる可能性もあり危険です。

また、ミルクをそのまま保管し、再利用して飲めるので厳禁です。ミルクは1度に飲む量を作り、飲み残しもすぐに販売しましょう。

ウォーターサーバーは清潔に保つ

赤ちゃんは体の機能が未熟で、菌に対する免疫力も大人より弱いです。そのため、ウォーターサーバーが不衛生な状態だと菌に感染して、体に悪影響を及ぼす恐れがあるので注意が必要です。

まずは、赤ちゃんが直接口を付ける乳首や、哺乳瓶をきちんと消毒しましょう。そして、中のお水が菌に侵されないように、定期的にウォーターサーバーのメンテナンスを行い、安全性を維持することが大事です。

とくに給水口や受け皿などは毎日洗って消毒し、衛生的な状態を保つようにしましょう。

火傷に気を付ける

ウォーターサーバーのお湯の設定温度は、基本80~90度となっております。 かなり高温のため、顔や手足にお湯がかかれば、火傷する危険もあります。

月齢の低い赤ちゃんが、自分でコックをひねってお湯を出すのは考えにくいです。 ただし、大人がミルクを作るのにお湯を使った際、そばにいた赤ちゃんにお湯が返って火傷する可能性はあります。

調乳中の大人も、そばにいる赤ちゃんも、熱いお湯で火傷しないよう、お湯の扱いには十分気を付けましょう。

ミルク作りにオススメのウォーターサーバーの選び方

ここでは、ミルク作りに適したウォーターサーバーの選び方を解説します。

70度以上のお湯が出るタイプ

世界保健機関(WHO)のガイドラインでは、赤ちゃんのミルク作りには、70度以上のお湯を使うことを推奨しています。

赤ちゃんは体の機能が未熟なので、粉ミルクに雑菌が含まれていると、体に悪い場合があります。 そのため、赤ちゃんのミルク作りに使うウォーターサーバーは、70度以上のお湯が出る機種を選ぶと良いでしょう。

チャイルドロック機能付きのタイプ

赤ちゃんも成長する中で、様々なものに興味を示すようになります。 ウォーターサーバーもその一つで、なんとなく不安口を触って、お水やお湯が出てしまう可能性もあるでしょう。

その際に、誤ってお湯がかかると火傷になってしまうので危険です。 ウォーターサーバーには、ロックするとお湯が出なくなるチャイルドロック機能が付いている機種もあります。

赤ちゃんの安全のためにも、チャイルドロック機能付きのウォーターサーバーがオススメです。

自動クリーニング機能付きのタイプ

ウォーターサーバーの内部のお手入れは、メーカーでないと難しく、定期的にメンテナンスを受けることになりますが、ウォーターサーバーには、自動で内部をきれいにできる、自動クリーニング機能付きの機種もあります。

赤ちゃんは体の機能が未熟で、免疫力も大人より低いため、できる限り安全性の高いお水を飲ませてあげたいものです。

自動クリーニング機能付きなら、衛生的な状態を長く維持できるので、安心して赤ちゃんのミルク作りに使うことができるでしょう。

⇒ 赤ちゃんに適したお水の固さに関する記事はこちら

ミルク作りをするならハワイアンウォーターがオススメ

赤ちゃんのミルク作りにウォーターサーバーを使うなら、ハワイアンウォーターがオススメです。オススメの理由をハワイアンウォーターの特徴とともに解説します。

赤ちゃんでも安心して使えるRO水を提供

ハワイアンウォーターでは、RO膜と呼ばれるフィルターに通し、分子レベルできれいなRO水を提供しています。お水に含まれる細菌やウイルス、金属などの不純物がほぼ除去されているので、安全性は高いでしょう。

また、無菌室でお水の充填からキャップ装着までを行っており、衛生管理も徹底されております。そのため、免疫力の弱い赤ちゃんに適したお水だとされています。

サーバーレンタル代が無料

ハワイアンウォーターのスタンダードサーバープランは、契約するとサーバー本体が無料でレンタルできます。本体を購入する必要もなく、お得に利用できるのが魅力です。

さらに、サーバーの設置費用や、定期的に自宅に届くウォーターボトルの配送料も、基本的には無料です。 子育てにはお金がかかるので、ウォーターサーバーを利用するのにあたり、少しでも費用を抑えられる点で、大きなメリットだと言えるでしょう。

ただし、サーバーの種類によってはレンタル料金が発生するため、注意が必要です。

サーバーメンテナンス料も無料

ウォーターサーバーは、比較的清潔に保たれる設計になっています。 ただし、使用期間が長くなると、内部に汚れがつきやすくなってしまうものです。

サーバー内部は自分ではメンテナンスできません。そのため、メーカーに依頼することになります。 ハワイアンウォーターでは 、2年に1回無料でサーバー本体を丸ごと交換する、メンテナンスサービスを行っています。

サーバーごと新しいものに交換してもらえるので、衛生面でも安心です。また 育児で忙しい日々において、サーバーの衛生管理がしやすいのも魅力だと言えます。

(まとめ)サーバーウォーターで赤ちゃん用のミルク作りは楽になる?

ウォーターサーバーは冷水と温水がすぐに使えるため、ミルク作りが簡単にできます

ウォーターサーバーは、70度以上のお湯が出るため、赤ちゃんのミルク作りに使えます。また、安全性の高い天然水やRO水を提供しているので、安心です。

さらに、ウォーターサーバーを使えば、効率よくミルクができます。お水を買う手間が省け、離乳食作りにもできる活用メリットも多いです。

ミルク作りにはRO水の提供し、一部のプランを除くサーバーレンタル料や料金が無料のハワイアンウォーターのメンテナンスがオススメです。

【この記事の執筆】

hawaiiwater

ピュアハワイアンWebマガジン編集部

この記事は、ピュアハワイアンを提供する株式会社トーエルの編集部が監修しており、ウォーターサーバーについて役に立つ情報発信を目指しています。

ピュアハワイアン(ハワイアンウォーター)について詳しくはこちら