ダイエットには少量の塩分、お水などの飲み物は大切です

塩分は正常に身体を動かす際、必要になる栄養です。そのため摂取量をゼロにすることは命を脅かす可能性があるでしょう。
塩分は細胞の浸透圧を調整する、筋肉をスムーズに動かす、栄養素の吸収をサポートするなどの作用があります。そのため塩分が不足するのは良くありません。
比較的塩分は過剰に摂取される栄養素と言われています。そのため不足よりも過剰摂取に注意するようにしてください。
カリウムとのバランスを考えながら、塩分を摂取しましょう。きちんと水分を摂ることで、よりダイエットしやすい状態になると言われています。
目次
塩分を過剰に摂ることでむくみの原因になります
わたしたちの身体を正常に機能させるためには、あらゆる栄養素が必要です。その中の一つがナトリウム、つまり塩分となります。
塩分は良くないといったイメージを持っている方が多くいます。それは減塩などの商品が多く販売されているからでしょう。
しかし塩分にも重要な働きがあります。
・細胞の浸透圧の調整を行う
・筋肉をスムーズに動かす
・神経伝達をスムーズにする
・PH値を維持する
・栄養素の吸収を助ける
上記のような働きがあると言われています。そのため最低限度の塩分は必ず必要です。
塩分は摂りすぎやすい栄養素と言われています。過多に摂取すれば、ノドの渇きやむくみ、血圧が上がるなどの症状を招く恐れがあるでしょう。
ひどい場合には腎臓病や心臓疾患につながる可能性があります。そのため心臓や腎臓に疾患を抱えている人は、塩分量はとくに慎重に考えてください。
とくに炭水化物を抜くようなダイエットを行う場合、塩分過多になりやすいと言われています。そのため塩分の使いすぎは避けるようにしてください。
ただ塩分を完全に摂取しないと言った方法は、良くありません。塩分の作用がなくなり、正常に身体を機能することができなくなるでしょう。
塩分不足が起これば、めまいやふらつき、頭痛などの症状が起こります。さらにむくみや足がつる、食欲低下などが起こってくるでしょう。
ひどい場合には意識消失する恐れも出てきます。そのため過剰に塩分を控えるのは止めてください。
少量を摂取するように意識しましょう。
塩分を排出させるためにもカリウムを摂るようにしましょう

電解質のバランスをとっているのは塩分だけではありません。カリウムとのバランスで浸透圧の調整を行っています。
そのためカリウムのバランスを考慮することが大切です。
ナトリウムとカリウムは基本的に1:2のバランスを保つことが重要と言われています。つまりカリウムは、ナトリウムよりも多く摂取するようにしましょう。
ナトリウムは基本的に細胞の外から浸透圧を調整しています。一方、カリウムは細胞内から調整を行っています。
つまりナトリウムとカリウムのバランスが崩れれば、浸透圧を上手く調整することができません。その結果、体調を崩してしまうと言われています。
カリウムはナトリウムと同様に浸透圧の調整を担っています。それ以外にナトリウムを再吸収し、尿として排出する作用があるのが特徴です。
カリウムが不足すると脱力感や筋力低下などの症状を招きます。しかし通常の食事を摂っていれば、不足する可能性は少ないでしょう。
漬け物や梅干しが多い等、塩分を多く含む食事であれば、意識して野菜などカリウムが含まれる食材を多く摂るようにしましょう。そうすることでバランスがとりやすくなると言われています。
水分を多く摂り、体内の老廃物を排出しましょう
水分もダイエットを行う上で欠かすことができません。水分が不足してしまえば、震えや立ちくらみなどの症状が起こり、正常な生活を維持できなくなってしまいます。
そのため水分はきちんと摂取するようにしてください。
水分を摂れば、体内の血液はスムーズに巡りやすくなります。血液には不純物や酸素を運ぶ作用があるため、老廃物を排出しやすくなると言えるでしょう。
また排尿の回数や汗の量を増やすことができます。その結果、さらに老廃物を排出できるでしょう。
ダイエットを行う際、ランニングなど屋外でのエクササイズを取り入れる人もいるでしょう。水分が不足すれば、脱水が起こり倒れてしまう場合もあります。
そのためエクササイズを行う前には、水分を摂取するようにしましょう。そうすることで足がつるなどの怪我の予防にもつながると言われています。
またエクササイズのあとにも水分を摂取するようにしてください。エクササイズのあとは、体内の水分が減ってしまっている状態です。
そのままの状態が続けば、脳梗塞や心筋梗塞になるリスクが高まると言われいます。そのため水分を摂取し、病気を予防するようにしてください。
運動も継続して行うことが大切です

ダイエットを行う際、大量の汗をかくようなエクササイズをする人もいるでしょう。そうすれば水分の取り方が大切になってきます。
発汗時は塩分が重要になってきます。発汗するときには、体内からミネラルが多く排出しているでしょう。
そのためミネラルも一緒に摂取する必要があります。ミネラルを摂取せず、お水だけを摂取すれば、低ナトリウム血症に陥ってしまうでしょう。
発汗時にはスポーツ飲料や麦茶、塩を入れたお水などを摂取してください。ダイエットを考慮すると、スポーツ飲料よりも麦茶や塩を入れたお水の方がよいでしょう。
ダイエット中には麦茶がおすすめと言われています。それは麦茶にはミネラルが豊富だからです。
さらに麦茶にはカフェインが入っていません。そのため小さなお子様も摂取することができます。
とくに小さなお子様の外遊びなどは発汗が多いため、麦茶を選ぶようにしましょう。
ダイエットは継続して行うことが大切です。そのためエクササイズもキツくない範囲で行うようにしてください。
水分をきちんと摂取し、塩分も必要量を摂るようにしましょう。そうすることでムリなくダイエットを行うことができるでしょう。
(まとめ)塩分と水分は、ダイエットに関係しているの?
塩分は細胞の浸透圧を調整、筋肉を動かすなどの作用があります。摂りすぎや不足しすぎには注意してください。
カリウムとのバランスを考えながら、塩分を摂取しましょう。塩分と水分を摂取することによって、ダイエットしやすくなると言われています。
塩分には筋肉をスムーズに動かす、栄養素の吸収をサポートするなどの働きがあります。塩分過多になると、むくみや心臓疾患などを引き起こす恐れがあるでしょう。
塩分が不足すると、頭痛やむくみなどの症状を招く恐れがあります。少量摂取を意識してください。
カリウムとナトリウムは、2:1で摂るようにしましょう。二つの成分のバランスが崩れてしまうと、体調不良を起こしやすくなります。
カリウムはナトリウムを尿として排出する作用があります。カリウムは普段の食事を摂っていれば不足しにくい栄養素です。
水分が不足すると、震えや立ちくらみなどの症状が起こります。水分は老廃物を排出する効果が期待できます。
またエクササイズの前後に飲むことで熱中症などの病気を予防することもできるでしょう。水分が不足する前に摂取するようにしてください。
発汗時にはミネラルが多く失われます。発汗時にはスポーツ飲料や麦茶などミネラルが含まれる水分を摂取するようにしてください。
麦茶はカフェインが含まれていないので、小さなお子様にも与えることができます。


