脂肪の吸収を抑える働きがあるお茶もあるので、目的に合わせ効果的に取り入れると良いでしょう
お茶にはウーロン茶や日本茶など、色々な種類があります。それぞれに特徴があり、健康効果や効能が多いと言われています。
特にカテキンという成分は、ダイエットの強い味方です。たとえば体脂肪を減少させるといった効果も期待できます。
ただお茶には多くの成分があるため、過剰に摂取するとお腹が緩くなるなどの症状が起こる場合もあるでしょう。身体に負担をかけないように食事の時などに200ml程度摂るようにしてください。
ピュアウォーターなど身体に優しいお水を併用し摂るようにしましょう。
目次
お茶に含まれるカテキンやカフェインはダイエットに効果的な成分です
お茶は日本茶や中国茶、紅茶などに分類され、更に玉露や緑茶、ウーロン茶などに細かく分けることができます。それぞれに苦みや旨味などが異なり、独特の風味を感じることができるでしょう。
お茶の中にはいろんな栄養素が含まれています。そのため健康を意識し積極的に摂っている人も多いです。
緑茶に多く含まれており、中国茶や紅茶はカテキン含有量が少なめです。
・血中コレステロールの減少
・体脂肪の減少
・癌予防
・抗酸化作用
・抗菌作用(虫歯予防)
・インフルエンザ予防
上記のような効能があると言われています。そのためダイエット中には積極的に摂りたい成分でしょう。
緑茶にはカフェインが含まれていますが、麦茶などのお茶には含まれていません。また、カフェインは運動の30分前に飲むと、脂肪の燃焼を促す効果があります。
・覚醒作用
・二日酔い予防
・持久力アップ
・利尿作用
・脂肪燃焼効果
・神経細胞保護作用
・リラックス効果
他にもビタミンなどの成分も含まれており、適度な量であれば身体にメリットが多い飲み物と言えます。ただカフェインが含まれているため、過剰に摂取するのはおすすめできません。
たとえば夜カフェインを摂り過ぎると、睡眠を妨げる恐れがあります。そのため疲労が回復できずに、倦怠感・眠気などの症状をきたす場合があるでしょう。
お茶はカフェインやタンニン、シュウ酸などを含んでいるため飲み過ぎは良くないと言われています。カフェインの過剰摂取は、睡眠障害や嘔吐、胃腸障害などのリスクが上がるので注意が必要です。
WHOによる1日のカフェイン摂取量は300mgが限度とされています。タンニンは過剰摂取による副作用は少ない成分です。
しかし鉄の吸収を妨げる可能性があるため、貧血気味の方はタンニンの過剰摂取は注意しましょう。シュウ酸は尿路結石の原因の一つです。
そのため一度尿路結石ができたことのある人や腎臓疾患がある人は、タンニンを控えるようにしましょう。正常な身体であれば、緑茶の場合、湯飲みであれば1日10杯程度なら問題はないでしょう。
ただコーヒーなどカフェインを含む趣向品を飲む場合には、緑茶の量を減らすように調整してください。
ウーロン茶や杜仲茶などの健康茶には脂肪の吸収を抑える効果があると言われています
お茶は健康茶と呼ばれるものを含め種類が豊富で、含まれる成分や効能にも違いがあります。よりダイエットに効果的なお茶を調べて生活に取り入れてみましょう。
中国が原産地でトチュウという樹木の葉を乾燥させたお茶です。ゲニポシド酸は脂肪やコレステロールの吸収を妨げる作用があると言われています。
更に自律神経の一つ、副交感神経を高めて心身をリラックスさせ、血管を拡張させて血流を促し、血圧降下にも効果的です。また、胃腸の働きを活発化して利尿効果を高めることで、体内の老廃物を排出させるデトックス効果も期待できます。
アスペルロシドという成分は脂肪を燃やしてエネルギーに変換させるため、脂肪代謝を促す作用もあります。
中国の雲南省が原産地であり、緑茶を黒麹菌で発酵させた黒い茶葉が特徴です。重合金カテキンが豊富で、脂肪の吸収を抑制する作用があります。
更に、脂肪を燃やす働きがあるとも言われています。殺菌作用が強く、歯を虫歯や歯周病から守るのに効果的です。
他にも、ビタミンCやE、ビタミンB群が豊富でカテキンやアミノ酸なども含有しています。
中国茶の中でも青茶に分類され、茶葉の発酵途中で加熱し、発酵を止めたお茶です。ウーロン茶に含まれるポリフェノールには、脂肪を分解し、吸収させる酵素の作用を抑える働きがあります。
そのため、体内に脂肪が吸収されないでそのまま排出されるので、ダイエットに効果的だとされています。プーアール茶と同様に人気の高いお茶です。
⇒ダイエットにほうじ茶を取り入れたい場合には、こちらの記事ダイエット中の水分は、ほうじ茶でも良いの?をお読みください。
お茶は分解する時に腎臓に負担がかかってしまうため、お水と併用して取り入れましょう
お茶にはダイエットに良い効果があります。しかし、含まれる成分の作用により胃腸に負担がかかるため、飲み過ぎには注意が必要です。また、お茶とお水を併用することでより良い効果が期待できるのでおすすめです。
お茶に含まれるカテキンには利尿作用があります。水分が尿として排出されてしまうので飲み過ぎると体は逆に水分不足になります。
いわゆる脱水症状に陥り、特に夏は汗を多くかくので体がむくんでしまう可能性もあります。飲む量を考えて取り入れましょう。
お茶と共にお水もこまめに摂取することで、成分の9割が水分である血液の流れがスムーズになります。血のめぐりが悪いと、血管が詰まりやすく脳梗塞などの病気を招く、冷え性が悪化するといった体調不良が起こることもあります。
また、足や顔などがむくみ、ニキビなどの肌にも影響が出ます。水分補給をきちんと行うことでこう言った血流不良によるトラブルを予防し、美容効果をもたらすことが期待できるのです。
更に胃腸に水分が行き渡るので、腸の動きが活発化してお通じが促され、便秘解消にもつながります。お水はカロリー0なのでダイエット中でも安心して摂取できます。
⇒生理中のデリケートな時期のダイエットについては、こちらの記事【保存版】生理中のダイエットはお水を飲むと効果的なの?をお読みください。
1日数回に分けて、少しずつ摂取するように心がけましょう
お水やお茶は、一度に多く摂取することはおすすめできません。一度に多く摂取すれば、身体に負担をかけてしまい悪影響をきたす恐れがあります。
そのため数回に分けて、少しずつ摂取するように心がけましょう。
どのタイミングで摂取するの?
基本的には好きなタイミングで摂取しても構いません。ただ水分が奪われるタイミングには、多めの水分を摂取するようにしましょう。
・起床時
・寝る前
・入浴前後
・食事前後
・活動する前後
上記のようなタイミングは意識的に摂取してください。屋外の活動であれば、ボトルなどに入れて持ち運ぶようにしましょう。
特に気温が熱い時は、体内の水分が奪われやすくなります。体調を整えるためにも水分を必ず摂取しましょう。
ウォーターサーバーは手軽にお水を摂取することができます。そのためお水を好きなタイミングで摂取しやすいでしょう。
更にお湯も簡単に出せるため、お茶を飲む時もお湯を沸かす必要がありません。そのためお水やお茶を摂取する習慣ができやすいでしょう。
お茶やお水を摂取し、ダイエットを上手に行ってください。
ダイエットの際は、お茶やお水を飲むだけのダイエットではなく、あくまで運動や食事の補助として取り入れるのが理想的です。
更に不純物を取り除いたピュアウォーターであれば、お茶の味も香りもそのまま楽しめます。ダイエット中の気分転換にハーブティーを飲むなど習慣づけてみましょう。
(まとめ)ダイエットにはお茶を飲むのがいいって本当?

お茶には色々な種類があり、ダイエットにも効果的な成分が含まれています。中でも緑茶に多いカテキンは体脂肪や血中コレステロールの減少作用があります。
カフェインは脂肪燃焼効果や利尿作用による老廃物の排出、むくみ緩和などをもたらすと言われています。ただ、お茶を飲み過ぎると、脱水や貧血など体調不良を招く場合もあるので注意が必要です。
お茶の中でも健康茶と呼ばれるものは体に良い効能があります。杜仲茶は副交感神経を活発化し、血流を促す、脂肪代謝を高める作用が期待されています。
プーアール茶は脂肪の吸収を妨げ、脂肪燃焼を促す成分を含んでいます。そしてウーロン茶は脂肪吸収を促す酵素の働きを抑え、脂肪をそのまま排出させる作用があるのでダイエットに適しています。
お茶だけを飲むと利尿作用により水分不足になるので、カロリー0のお水も併用しましょう。また、お茶は1日数回に分けて、特に水分が失われやすい起床後や入浴前後などの摂取が適しています。
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