ダダイエット中に水分を摂っても、むくみが出やすくなることはありません


結論から言うと水分を摂ることで、むくみやすくなることはありません。むしろ水分を摂ることで血液が押し流され、むくみ改善に効果的です。

ただ水分の種類によっては、むくみが出る場合もあります。それは塩分などを含んでいる水分です。

むくみが気になるときは、塩分を含む水分は控え、お水を摂るようにしましょう。またマッサージや筋トレを行うことで、むくみは解消しやすくなります。

水分は、それぞれで目的が違うため、体調に応じた水分を選択するようにしましょう。

むくみは、水分を摂ることで解消することができます

むくみとは、そもそもどんなものか知っていますか?

むくみとは

余計な水分や老廃物が、皮膚の下に溜まっている状態のことです。本来であれば、余計な水分や老廃物は血管を通って、心臓の方に送られます。

しかしなんらかの影響で送ることができなければ、少しずつ蓄積しむくみとして現れてしまうでしょう。

むくみやすい人の特徴とは

むくみやすい人とむくみにくい人がいるでしょう。その中でも、むくみが出やすい人には特徴があると言われています。

  • 女性
  • 仕事がデスクワークまたは立ち仕事(あまり姿勢を変えない)
  • 冷え性
  • 運動不足
  • 下着などで強く締め付けすぎている

上記のような特徴がある人は、血液の流れが悪いまたは送り届ける力が衰えている人と言えます。その結果として夕方頃からむくみが出やすくなるでしょう。

病的なむくみに注意

むくみには生活習慣で解消するものがほとんどです。しかし中には、生活習慣では解消できないものもあります。

それは病的なむくみです。この場合、時間が経ってもむくみが解消しない、だるさがあるなど、いつもと違う症状がある場合には注意しましょう。

早めに専門の病院を受診し、診察を受けることで、重篤化を予防することができます。症状に応じて、迷わず病院に行きましょう。

⇒生理中のデリケートな時期のダイエットについては、こちらの記事【保存版】生理中のダイエットはお水を飲むと効果的なの?をお読みください。

ダイエット中の水分摂取は、代謝アップや美容面からの効果も期待できます


ダイエット中の水分摂取は、美肌や基礎代謝アップ、便秘の改善などにつながります。美容面でさまざまな効果が期待できるので、充分に水分摂取を行いましょう。

美肌作り

お水を飲むと身体の内側から水分を補給できるため、肌の水分量が上がり保水力が高まります。ニキビなどの吹き出物は体内の老廃物が原因で生じるので、水分補給により代謝を改善、細胞を活性化することが大切です。

水分補給が細胞に溜まっている老廃物の排出を促すため、肌が美しく改善し、美容面での効果も得られるでしょう。

基礎代謝アップ

お水を飲んだあとには、一時的に体温が低下します。そして、体温低下を認識した身体がもとの体温まで上げようとする働きが、「恒常性機能」です。

体温を上げるためにエネルギーを消費するため、基礎代謝のアップにつながります。代謝機能がアップすると、脂肪が燃焼しやすい、痩せやすい体質に近づけるでしょう。

デトックス効果

便が排泄されずにお腹に残ってしまうのは、体内の水分量が少ないために便が硬くなっていることが大きな原因です。お水を飲んで水分摂取量を増やすと、便が柔らかくなり排泄しやすくなります。

便秘の改善、デトックスにも水分の摂取量を増やすことがおすすめです。

むくみ解消

身体のむくみは、血流やリンパの流れが滞っているときに生じます。血液やリンパ液内の水分が少ないと流れが悪くなってしまうため、不足している水分を普段の生活や食事の中でもっと摂取する必要があります。

ただし、体重を減らすために食事をお水に置き換えるような過度なダイエットは、危険を伴う可能性があるので気をつけましょう。

むくみが気になる場合にはマッサージを行うようにしましょう

むくみを解消するためには、日頃からのケアが大切です。

マッサージ

お風呂の中などで、ふくらはぎを揉みほぐすようなマッサージを行いましょう。その際、足の指先から心臓に向かってマッサージすると、効果的です。

膝の裏にあるリンパ節などを軽く押して流す方法もおすすめです。

気持ちいい程度の力加減で行うようにしてください。痛みがあるまで行うと、内出血などを引き起こす恐れがあるのでやめましょう。

筋トレ

ふくらはぎは、第二の心臓とも呼ばれています。それは、ふくらはぎに血液を流すポンプの作用があるからです。

つまりふくらはぎの筋力が衰えていれば、血液を送り出すパワーが弱いと言えます。そのためふくらはぎの筋トレを行いポンプ作用のパワーを高めましょう。

つま先立ちなどを意識的に行うことで、ふくらはぎの筋肉はアップすると言われています。歯磨きの合間など、つま先立ちを行うように心がけてください。

ライフスタイル

ずっと同じ姿勢で作業を行っていると、せっかくのポンプ作用も働きが鈍くなります。そのため夕方になると、むくむという状態になってしまいます。

むくみを減らすためにも、作業の合間に姿勢を変えるようにしてください。デスクワークの方であれば、立って歩くようにしましょう。

どうしても姿勢を変えられないときは座ったまま、つま先立ちやつま先上げを行うようにしてください。

下着や靴下など

締め付けが強い下着や靴下なども、むくみの原因の一つと言われています。締め付けすぎることによって、身体の中の血液の流れを悪くさせるからです。

そのため少しゆとりのあるものに変更しましょう。靴下はゴムがゆるい方が、むくみにくいと言えます。

靴が脱げるような環境であれば、裸足で過ごす方がむくみはおこりにくいのでおすすめです。

利尿作用があるような水分には注意しましょう


分の中でも、むくみを促進させるものもあります。それらの飲み物は、できる限り控える方がよいでしょう。

塩分を含むような飲み物

塩分は、むくみを促進させるミネラルです。スポーツ飲料やミネラルウォーターなどに含まれています。

塩分は、日本人の多くが摂取量をオーバーしている成分です。そのため塩分は控えた方が望ましいでしょう。

また塩分を排出してくれるカリウムを積極的に摂ることも大切です。バナナやトマトジュースなどを摂るようにしましょう。

カリウムを摂取してナトリウムの排泄を促進

ナトリウムは水分を溜め込む性質があります。普段から塩分の摂取量が多いと、体内の塩分量を薄めるために水分を溜め込み、身体にむくみが生じてしまうかもしれません。

カリウムには、体内のナトリウム濃度が過剰にならないようにナトリウムを尿中に排泄する働きがあります。腎臓でナトリウムが再吸収されることも抑制してナトリウム量を調整し、むくみの予防に役立ちます。

カリウムは野菜、果物、いも類などに含まれているので、これらをバランスよく摂取してむくみを改善させましょう。

利尿作用がある飲み物

利尿作用があるような飲み物は、うまく利用すればむくみを解消することができると言われています。

ただこの利尿作用はカフェインの影響を受けているものがほとんどです。カフェインには睡眠を阻害するとも言われています。

そのため夜はカフェインが含まれる飲み物には注意しましょう。できればカフェインが含まれないものを夜は選ぶようにしてください。

むくみを少しでも解消するために、飲み物にも注意するようにしましょう。

体調に合わせて飲み物を選ぶようにしましょう


水分は目的に応じたものを選ぶことが大切です。

ミネラルが含まれていないお水

ミネラルが含まれていないお水は、どのようなときにもおすすめです。また乳児や高齢者でも安心して摂ることができるでしょう。

体内に水分を与えるために、積極的に摂るようにしてください。

ミネラルウォーター

ミネラルが含まれているので、乳児や腎臓が衰えている人にはおすすめできません。ミネラルが含まれているので、少し疲労を感じているときなどに摂るようにしてください。

スポーツ飲料

塩分や糖分が含まれているので、多く摂るのはおすすめできません。しかし汗をたくさんかいたときなどは、塩分を補給することが大切です。

そのためスポーツ飲料でうまく塩分を補給するようにしましょう。

お茶

お茶にはカラダに嬉しい成分が多く含まれています。動脈硬化の予防や血圧上昇の抑制などの効果が期待できると言われているので、積極的に飲んでいる方も多いでしょう。

ただしカフェインが含まれているので、夜は飲み過ぎないようにしてください。

自分の体調にあった水分を補給することで、体調を改善させる効果が期待できます。汗の量や疲労度合いなどに応じて、飲み物を選びましょう。

(まとめ)ダイエット中に水分を摂ると、むくみが出るって本当?

ダイエット中に水分を摂っても、むくみが出やすくなることはありません

ダイエット中に水分を摂ったとしても、水分がむくみの原因になることはありません。逆に水分を摂取すると血流やリンパの循環がよくなり、むくみの改善につながります。

むくみの原因となる細胞内の余分な水分や老廃物は、水分を摂って代謝がアップすると排出しやすくなります。日本人は塩分摂取量が多いため、ナトリウムが体内に水分を留めてしまいむくみやすいとも言われています。

体内のナトリウム量を調整するカリウムの摂取や、ナトリウムを含まないお水などの水分で水分補給を行うといいでしょう。

【この記事の執筆】

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ピュアハワイアンWebマガジン編集部

この記事は、ピュアハワイアンを提供する株式会社トーエルの編集部が監修しており、ウォーターサーバーについて役に立つ情報発信を目指しています。

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