注文ノルマのないウォーターサーバーを選べば、消費量の少ない一人暮らしでもコスパは悪くないでしょう

一人暮らしの場合は、コスパが悪くてウォーターサーバーの利用に向いていないのでしょうか。一人暮らしで使うウォーターサーバーを選ぶ時にはいくつかのポイントがあります。
一人暮らしの場合、お水の使用量や費用はどのくらいかを事前に確認して、適したウォーターサーバーを選ぶことが大切です。ウォーターサーバーの利用にはさまざまなメリットがあるため、メリットを活かせる使い方をしましょう。
目次
一人暮らしのウォーターサーバー選びのポイント
ウォーターサーバーを選ぶ際、天然水やRO水といったお水の種類だけでなく、お水代、注文ノルマ、配送、ウォーターサーバーのサイズなどに注意が必要です。
注文ノルマ
あまりお水を使う量が多くない一人暮らしの場合、注文ノルマの有無はよくチェックしなければならないポイントです。ウォーターサーバーのほとんどは、毎月注文しなければならないお水ボトルの最低本数が決まっているので、自分が使用する量とよく比較してからサーバーを選びましょう。
お水の消費量が少ない場合は、ノルマがないサーバーがおすすめです。
配送のタイミング
ウォーターサーバーのお水ボトルは、配達スタッフや宅配便によって配送されます。通常は曜日などが決まっていて定期的に配送されるため、受け取りが可能かどうか配送されるタイミングも確認しなければなりません。
また、不在時の対応も確認しておくといいでしょう。
月額費用
ウォーターサーバーの使用時には、契約時にかかる初期費用と毎月のお水代、電気代などがかかります。契約料は0~7,000円ほど、お水代は12リットルで1,200~2,200円ほどで、サーバーの電気代が月額~1,000円ほどです。
契約期間内での解約には違約金が発生する場合があるので、予算に合わせて適したウォーターサーバーを選ぶことが大切です。
サーバーのサイズ
一人暮らしの場合、部屋にウォーターサーバーを設置する場所を確保するのが難しい場合もあります。部屋の空きスペースを確認して、高さや横幅、奥行きまでチェックしましょう。
テーブル上におけるコンパクトなデザインの卓上ウォーターサーバーもおすすめです。
一人暮らしの「お水の使用量」と「月額費用の目安」
一人暮らしの場合には、お水の使用量やサーバーレンタル料などの毎月かかる料金を合わせた月額トータルコストを確認してからウォーターサーバーを選びましょう。自分の使用量に適したウォーターサーバーを選択すると、コスパの良い使い方が可能です。
お水の使用量
お水の使用量は、1日に400ml使う場合は30日で12リットルかかります。毎日お水やお茶などでコップ2杯分のお水を使う場合には、12リットル分のお水代を 目安にしてください。
1日に800mlのお水を使う場合には、1ヶ月で24リットルかかると考えられます。
月額費用
毎月お水代以外にかかる費用には、サーバーレンタル代、電気代、配送料、メンテナンス料などがあります。サーバー代は無料の場合もあるので、サーバーのレンタル代を抑えたい時には料金がかからないタイプを選びましょう。
電気代を抑えるためには、エコサーバーのレンタルがおすすめです。レンタル料と安くなる電気代を比べてコストがかからないものを選びます。
月額費用の目安
- お水代(24リットル) 2,500円程度~
- サーバーレンタル代 0~1,000円程度
- 電気代 400~1,000円程度
- 配送料 無料が多い
- メンテナンス料 無料~2,000円程度
- 合計 2,900円程度~
ウォーターサーバー導入の「メリット」
ウォーターサーバーを使うと、いつでもおいしいお水が飲める、冷水と温水がすぐに使えるなどのメリットがあります。近年注目を集めているとおり、災害時の備えとしても使用できます。
自宅で安全なお水が飲める
ウォーターサーバーを導入すると、ミネラルが豊富に含まれる天然水や、不純物を取り除き汚染物質などの心配がないRO水など、身体に良いお水が飲めます。水道水が苦手な人には、ウォーターサーバーの使用が向いていると言えます。
冷水・温水機能
冷水や温水がレバーからすぐに出てくるウォーターサーバーでは、冷たいお水を飲む時やお茶・コーヒーを入れる時、カップラーメンを作る時などにすぐ冷水・温水が使えるメリットがあります。お湯を沸かすのが面倒という方には、ウォーターサーバーは快適に使用できます。
災害時に使用できる
地震や台風などの災害が原因で停電や断水が発生した時でも、ウォーターサーバーがあるとお水ボトルに残っているお水を使えるので便利です。ペットボトルでは賞味期限が過ぎていても気づかない場合もあります。
停電時にもお水が出せるサーバーで、なおかつRO水だと賞味期限が長いため、災害時にも安心して使用できます。
生活パターンによってはコスパが悪くなる場合も
ウォーターサーバーは自宅での飲用や食事などに便利に使用できます。ところが、普段からあまり家にいることがない、自炊をほとんどせずに外食が多い生活を送っている人の場合には、ウォーターサーバーの導入は向いていません。
ただし、温水機能でカップラーメンやインスタントの味噌汁などを作りたい場合には適しています。
お水をあまり飲まない人
普段から水分補給にお水を飲まない、お湯を使う機会がない人の場合、注文ノルマのお水を飲み切れないかもしれません。ウォーターサーバーは、1~2年など定められた契約期間内に解約すると解約金が発生する場合があるため、すぐに解約するのもコスパが悪い使い方になります。
家にほとんどいない人
仕事が忙しい、出張が多いなど、家にいない人はウォーターサーバーを使う機会が少ないため、お水が使われずに残ってしまいます。配送を休止するには休止手数料が発生することもあり、休止をしないと定期的に届くお水が溜まってしまうケースもあるかもしれません。
設置場所がない人
ウォーターサーバーの本体は大きさがあるため、一人暮らし用のお部屋では床置きタイプのウォーターサーバーではスペースを取って部屋を窮屈にしてしまう恐れがあります。実際の設置場所は、広さを測ってから決めるのがおすすめです。
(まとめ)一人暮らしのウォーターサーバーはコスパが悪い?
注文ノルマのないウォーターサーバーを選べば、消費量の少ない一人暮らしでもコスパは悪くないでしょう
一人暮らしの場合、ウォーターサーバーを使うにはお水の注文ノルマの有無や配送のタイミング、月額料金、契約時にかかる費用などに注意して選ぶことをおすすめします。また、一人暮らし用のお部屋では、置く場所を作ることも難しいかもしれません。
一人暮らしでも自宅で冷水や温水を使う機会が多い場合には、いつでも好みのお水が使えるため便利に利用できます。ただし、普段から家にいない場合や家でお水を飲む、料理する機会がない場合のウォーターサーバーの使用は、コスパが悪くなりやすいでしょう