ウォーターサーバーの選び方は、重視している点を考えることが大切です

ウォーターサーバーの選び方のポイントを比較する画像
ウォーターサーバーは多くのメーカーがあり、それぞれのブランドに特徴があります。

自分に合ったウォーターサーバーを選ぶためには、用途や目的などライフスタイルに応じたものを選ぶようにしましょう。お水の種類で選ぶのか、料金で選ぶのか、人によって重視する点は違います。

自分が譲れない点をしっかり把握するようにし、また妥協できる点は譲るようにするとスムーズに決めることが出来ます。

ウォーターサーバーが届いてから後悔しないために、ウォーターサーバーを選ぶ際のポイントを紹介します。

ポイント①お水の種類で選ぶ

ウォーターサーバーのブランドは多く、それぞれで特徴があります。そのためウォーターサーバーを選ぶ際は、何に対して重視しているか考えましょう。

お水に対して重視している人は、どのようなお水が自分に合っているのか考えましょう。

天然のお水

地下などから沸き上がった自然なお水のことです。さらに含まれている成分によって、軟水や硬水に分けることができます。

硬水は、胃腸機能を刺激し、便秘を改善する効果が期待できます。マグネシウムなどを補いたい人にはおすすめのお水です。

ただし人によっては下痢症状をきたす場合もあるため注意しましょう。軟水はマグネシウムなどの成分が少ないため、赤ちゃんや病気がちな人におすすめのお水です。

料理なども気兼ねなく使用できるため、お料理にも使用したい人は軟水を選ぶようにしましょう。

RO水

RO膜と呼ばれるろ過装置によって、ウイルスなどの成分を取り除いたお水です。あらゆる不純物を取り除いているため、安全に飲むことができると言われています。

使用されるお水の種類はさまざまあります。水道水をろ過したようなお水は比較的安価で購入することができます。

価格を抑えたい人におすすめのお水です。天然のお水をROろ過したタイプもあり、さらに安全に飲むことができると考えられています。

授乳中や乳児に安全なお水を飲ませたい人におすすめです。

⇒ウォーターサーバーのお水の種類に関する記事はこちら

ポイント②お水ボトルの種類や配送方法で選ぶ


お水ボトルの種類や配送方法は、ウォーターサーバーの利用しやすさに大きく影響します。自分が使い続けるときに不便さを感じるところがないか、生活に取り入れやすいかなどを考えて選びましょう。

ワンウェイボトル方式

ワンウェイボトル方式では、使い捨てタイプの水ボトルが使われます。お水の入っていたボトルは空になったら各家庭でゴミに出すため、ペットボトル感覚で利用できます。

水ボトルを返却する必要がないので、次の宅配まで保管しておく必要もなく、家の中でずっと邪魔になることがありません。ただし、各家庭で水ボトルを処分するため、廃棄の手間がかかります。

リターナブルボトル方式

リターナブルボトル方式では、ガロンボトルと呼ばれる半透明のボトルでお水が配達されます。お水を使い切ったあとのボトルは次の配達の時に業者が回収、交換してくれるので各家庭での廃棄は必要ありません。

水ボトルの残量が確認しやすい、空になってから回収されるまで部屋の中で保管していなければならない、などの特徴があります。

配送方法

ウォーターサーバーの配送方法には、定期配送と都度配送があります。都度配送はお水が無くなった時にその都度注文をして配送を依頼する方法です。お水を使わなかった時には無理に注文する必要がありません。

一方、定期配送は、契約時に決めた一定期間ごとに定量が届けられる配送方法です。注文をし忘れていても自動でお水が届けられる便利さがありますが、使用量が少ない時でも同量の注文をしなければなりません。

定期配送には、一回の配送分を止める「スキップ」ができるところもあります。お水の使用量が一定ではない場合には、スキップができるか確認して選ぶのがおすすめです。

都度配送の場合には、配送時に配送料がかかるかどうかをチェックしましょう。お水を配送するペースがどれくらいになるのかを確認して、自分の生活に合う配送方法を選ぶことが大切です。

⇒注文ノルマに関する記事はこちら

ポイント③ウォーターサーバーの形式で選ぶ

ウォーターサーバーはブランドによってかかる金額が変わってきます。

ウォーターサーバーには色々な形式があります。ウォーターサーバーの高さや奥行き、デザイン、使い方などにより使い勝手に違いがでるので、ご家庭での使い方に合わせて利用しやすいタイプを選びましょう。

床置タイプ

床置タイプは、台所やリビングなどの床に置いて使用するウォーターサーバーです。業者によりサーバーの大きさは異なりますが、大きいものでは130cmほどの高さがあり圧迫感を感じる場合があります。

横幅や奥行きについても、大きい場合には40cmほど場所をとるため、設置スペースを考えて選ぶ必要があります。床置タイプは、安定感がありボトル交換がしやすいなど人気があるタイプですが、契約前には設置後のことを考えて、しっかりサイズを確認することが大切です。

卓上タイプ

卓上タイプは、テーブルや棚に置いて使用するタイプです。空いているスペースに設置でき、おしゃれなデザインが多いため家庭のインテリアにもなじみやすいでしょう。

ただしサーバーは重さがあるため、高いところには置けない場合もあります。

ウォーターサーバーの機能も確認しよう

ウォーターサーバーの機能もブランドで異なります。

チャイルドロック機能

小さな子供がいる家庭におすすめの機能です。ほとんどのメーカーが搭載していますが、ロックの方法はブランドによって異なるため、ロックがかけやすいかなども比較するようにしましょう。

チャイルドロック機能は、子どもが温水レバーを押してしまってもやけどをしないようにつけられた機能です。

子どもの力ではお湯が出せない作りにしたり、解除の手順が2回以上ある複雑な仕組みにしたりするチャイルドロック機能が装備されています。

省エネ機能

電気代を節約するために必要な機能です。ウォーターサーバーは電源を常に入れておく必要があります。そのため省エネ機能があることで、使用していない時の消費電力を抑えることができると言われています。

省エネ機能搭載タイプならセンサーで明るさを感知して、使用しない夜間の時間帯には加熱温度や冷却温度を抑えたエコモードに切り替えできます。

サーバーの種類によっては、手動でエコモードに切り替えて節電できるタイプもあります。エコモードへの切り替えで、電気代を大幅に抑えることができるでしょう。

自動クリーン機能

ウォーターサーバーの内側をきれいに維持するための機能です。手の届かない部位をクリーンにしてくれるのは、ありがたい機能です。

どのような機能が必要になるのか考えることで、最適なウォーターサーバーを見つけやすくなります。

衛生面が気になる方は、自動クリーン機能が搭載されているかどうか確認しましょう。

レンタル料やボトル代などトータル費用も考えましょう

ボトル代

ボトル代は、使用するお水の種類や量によって決めるのがおすすめです。RO水など水道水をろ過したお水の場合、水代は低価格に抑えられます。

産地にこだわった天然水を選んだ場合には、水代がやや高額になるでしょう。メーカーによってはノルマがあり、定期的に購入しなければならないお水の量が決まっているブランドもあります。

使用量が少量のときには、最低購入量などが定められていないか注意して選びましょう。
  

サーバーのレンタル料

ウォーターサーバー利用時には、サーバーのレンタル料も必要です。

サーバーレンタル料が無料のブランドも増えていますが、無料期間を過ぎるとレンタル料が必要になるケースもあるので、あらかじめ確認しておく必要があります。

またシンプルなサーバーはレンタル料が無料でも、デザイン性が高いウォーターサーバーや、多機能サーバー、コラボサーバーなどはレンタル料が発生するというケースもあります。

無料レンタルサーバーは、その条件が自分に合うかどうかを考えてから選びましょう。

メンテナンス費用

ウォーターサーバーは契約後のケアも大切です。健康に影響するものなので、ウォーターサーバーのケアがしっかりしているブランドなら安心して選ぶことができます。

サーバーのレンタル料が無料でも、サーバーのメンテナンス費用が別途かかる場合があるので、サポート料もどれくらいかかるのか確認しましょう。

総合的に自分に合うものかどうかを判断することが大事です。どの点を重視するかは、人によって変わってきます。あらゆる点を比較し、最適なウォーターサーバーを使用するようにしてください。

⇒ウォーターサーバーの維持費に関する記事はこちら

(まとめ)ウォーターサーバーの選び方とは?

ウォーターサーバーの選び方は、お水の種類や料金など譲れないポイントから考えると良いでしょう

ウォーターサーバーは、ブランドによりサーバーの種類や設置方法、お水の種類、配送方法、またメンテナンス費用や電気代など、さまざまな違いがあります。

自分に合ったウォーターサーバーを選ぶためには、ウォーターサーバーの用途や目的から使いやすいタイプを探すことが大切です。

お水の種類にこだわりがあるならお水の種類、ランニングコストを重視するなら電気代やレンタル料などの費用をチェックするなど、自分が重視しているポイントから合うものを選びましょう。

【この記事の執筆】

hawaiiwater

ピュアハワイアンWebマガジン編集部

この記事は、ピュアハワイアンを提供する株式会社トーエルの編集部が監修しており、ウォーターサーバーについて役に立つ情報発信を目指しています。

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