レモンに含まれるクエン酸が新陳代謝アップをサポートしてくれると言われています

レモンはビタミンCが豊富で美肌・美容効果の高いフルーツといわれています。さらに、美容だけではなくダイエットにも適した栄養素が含まれています。ダイエット中にレモンを摂取すると痩せやすくなると言われているのは、そのためです。
ダイエットでは、食事や運動などで余分な脂肪を落とすことが大切です。さまざまなメリットがあるレモンと水とを合わせると、よりダイエットに適したレモン水が作れます。
レモン水の作り方や、なぜダイエットにレモンが効果的なのかを詳しく紹介します。
目次
クエン酸が冷え性の改善や代謝アップに効果的だと言われています
ダイエットには、レモンに含まれているクエン酸やリモネンなどの栄養素が代謝アップや便秘解消にいいといわれています。また、豊富に含まれているビタミンCも摂取できるため、美しく痩せることができるでしょう。
代謝アップで脂肪燃焼促進
レモンに含まれるクエン酸は、体内で糖質の代謝を促す物質です。糖質の代謝をアップさせ、エネルギーを作り出す働きで、効率良くエネルギーを生産できます。
レモンには、エリオトシンというポリフェノールも含まれているため、脂肪を溜め込まない働きがあるともいわれています。
便秘解消でデトックス
レモンには食物繊維も含まれているため、食物繊維の整腸効果によってお通じが良くなり、デトックスにも効果的です。レモンの香り成分でもあるリモネンにはリラックス効果があるとされています。
ストレスが多いときなどには、交感神経が優位になって便秘になりやすいのですが、リモネンによりストレスが軽減できるでしょう。レモンの酸味が腸を刺激することでも、老廃物の排出が促進されます。
減塩効果でむくみ改善
レモンに含まれるクエン酸とは、酸っぱさの元になる成分です。酸味が塩味を引き立ててくれるので、料理をするときにレモンをかけると、美味しさは損なわれずに食事に含まれる塩分を控えられます。
美肌に良いビタミンCが豊富
ビタミンCは、日焼けなどによって生成される「メラニン色素」が、肌に定着することを防ぐといわれています。抗酸化作用がある栄養素として高い美容効果があり、透明感のある若々しい肌の維持に役立つでしょう。
ビタミンCでストレスを緩和
肌荒れやニキビなどのトラブルには、ストレスが原因のものもあります。ビタミンCの抗酸化作用でストレスを軽減すると、肌荒れの改善にもつながります。
レモンには疲労回復やリラックスなどの効果も期待できます
レモンは古い時代から広い範囲で栽培され、使用されてきました。古代エジプトでは、魚や肉の腐食を予防するためにレモンを使用していたという報告もあります。
基本的にレモンは食用ですが、強い殺菌や消毒作用があるため豊富な用途があるでしょう。
消毒・殺菌
レモンには抗菌性が高いと言われています。そのため掃除などにも用いられる場合があるでしょう。
レモンとしてだけでなく、レモンに含まれるクエン酸として広く販売されています。
肌のシミ予防
レモンにはビタミンCが多く含まれています。その含有量は、ほかの柑橘系の中でもトップクラスと言われるほどです。
ビタミンCには、メラニン色素を減少させる作用があると考えられています。さらに抗酸化作用も高いため、肌のシミやそばかすなどを予防し、美白に導いてくれるでしょう。
疲労回復
レモンと言えば、疲労回復と考えている人もいるでしょう。それはレモンに含まれるクエン酸によるものです。
クエン酸はエネルギーを生成する作用があります。運動などで疲れた時は、レモンが効果的でしょう。
リラックス・ストレス解消
レモンの香り成分には、脳内のα波を増やす効果が期待できます。α波には、脳をリラックスさせる作用があります。
特に、この成分は皮に多く含まれているため、皮も捨てずに活用してください。
血圧を低下させる
レモンにはポリフェノールなどの成分が含まれています。その成分によって、血管を丈夫にさせ血圧を低下させる効果が期待できるでしょう。
さらにコレステロールの上昇を予防する効果などもあると言われています。
体内時計を整える
レモンの酸味によって、交感神経を刺激することができます。そのため朝飲むことで、目覚めを良くする作用があるでしょう。
消化促進
レモンには消化を助ける作用があると言われています。さらに胃腸のぜん動運動を促進する効果も期待できるでしょう。食べ過ぎた時や胃もたれ時に摂取してください。
レモンには豊富な効果が期待できます。症状に応じて、レモンを取り入れると良いでしょう。
朝に1杯程度、レモン水を摂取すると良いでしょう

レモンの効果を得るためには、どのような方法でレモンを摂取しても構いません。その一つの方法がレモン水です。
レモン水の作り方
- お水を沸騰させます。
- コップに200㎖程度注ぎましょう。
- レモンの果汁を5滴ほど加えます。
これでレモン水の完成です。ただレモンは刺激が比較的強い特徴があります。
胃腸が弱い方は、レモンの量を少なめに調節してください。体調をみながら、レモンを増やすようにしましょう。
レモン水の摂取方法
レモン水は朝摂取すると良いと言われています。10分程度時間をかけながら、ゆっくり摂取しましょう。
一気に摂取すると、刺激によって胃腸に負担をかけてしまう恐れがあります。また摂取のし過ぎは良くありません。1日1杯程度に抑えるようにしましょう。
レモン水を摂取する注意点
屋外での活動がメインの方は、朝の摂取はおすすめできません。レモンは紫外線に反応し、シミやそばかすの原因になる恐れがあります。
そのためレモン水を摂取した直後は、紫外線に当たらないようにしましょう。夜に摂取することで、疲労回復やリラックス効果を得やすくなるでしょう。
ダイエットのためには冷やさない方が良いでしょう
レモン水を冷やした状態で摂取する人がいます。冷やした方が飲みやすくはなりますが、ダイエットには向きません。
ダイエットのためには冷やさずに温めるようにしましょう。
冷やすと良くない理由
冷たい飲み物を摂取すると、胃腸の温度を下げてしまいます。その結果、代謝を落とす原因になってしまうでしょう。
ダイエットのためには代謝を上げることが大切です。そのため冷たい水分は控えてください。レモン水も温かな状態で摂取しましょう。
レモン水以外にお水を摂取する
レモン水は胃腸のためにも1杯程度が良いでしょう。そのため日常の水分摂取は、お水にしてください。お水はノンカロリーです。ダイエットには最適な飲み物でしょう。
1日あたり1500~2000㎖摂取してください。常にお水を持ち歩くことで、効率的に水分摂取ができると言われています。いつでもお水が摂取できるような環境をつくりましょう。
ダイエットにはエクササイズも取り入れましょう

ダイエットのためには、エクササイズも大切です。エクササイズを行うことで消費カロリーを増やします。
また筋肉量が増えれば、基礎代謝も上がりやすくなるでしょう。つまり痩せ体質に変化させる効果が期待できます。
日常にエクササイズを取り入れる
エクササイズに時間をさけるのであれば、問題はないでしょう。ただ仕事などが忙しければ、エクササイズを毎日行えません。
そのため階段を使う、歩く距離を増やすなど日常の生活でエクササイズを取り入れましょう。簡単なもので構いません。続けられるエクササイズを行うことが大切です。
痛みや違和感に注意する
痛みや違和感があるのに、エクササイズを無理して行えば、症状を悪化させてしまう恐れがあります。その結果、エクササイズができなくなってしまうでしょう。
そのため早めに痛みを取り除くことが大切です。痛みが取れない、腫れがあるなどの症状がある場合には整形外科などで診てもらってください。痛みに応じて、無理のない範囲のエクササイズを選択しましょう。
(まとめ)ダイエット中にはレモン水が効果的?
レモンに含まれるクエン酸が新陳代謝アップをサポートしてくれると言われています
レモンはエネルギーを消費して脂肪を溜め込まない働きのあるクエン酸やエリオトシンなどの成分が含まれています。また、便秘の解消に役立つ食物繊維、ストレスの解消に便利なリモネンなど、ダイエットに適した栄養成分が豊富に含まれています。
レモンに含まれているビタミンCは、美しく痩せたい方にもぴったりの栄養成分です。ビタミンCには、シミの原因になるメラニン色素の定着を防ぎ、抗酸化作用により肌荒れを改善する働きもあります。
ほかにも、疲労回復、リラックス効果など、さまざまな効果が期待できるレモンは、レモン水で気軽に摂取できます。レモン水を摂取することで、レモンの栄養成分の摂取と一緒に、代謝アップにつながる水分補給もできるでしょう。