内臓が未発達の赤ちゃんには、不純物を限りなく取り除いたRO水がおすすめです

目次
RO水とはRO膜でろ過処理をしたお水のことです
「RO水」という言葉を聞いたことがあるという方も多いかもしれませんが、どのようなお水のことをいうのでしょう。詳しく解説します。
RO水とは
RO水とは、天然水や水道水を微細な「RO膜(逆浸透膜)フィルター」でろ過したお水です。RO膜は1000万分の1mmの物質まで完全に除去できる特殊なフィルターなので、ろ過により雑菌やウイルス、他のフィルターでは除去できない放射性物質まで取り除くことができます。
ろ過でほぼ全ての不純物が取り除かれたRO水は、水分子だけが存在する「ピュアウォーター(純水)」と呼ばれ、中にはミネラルが含まれていません。ミネラル分を追加したい場合には、不純物を取り除いたあとで人工的に添加することもあります。
天然水との違い
天然水は、特定の採水地から採水した原水に、沈殿・ろ過・加熱殺菌といった必要最低限の殺菌処理を行ったお水です。天然のミネラル分をそのまま残しているので、採水地によりミネラル成分や特徴が異なり、同じ品質のお水はありません。
RO水は不純物を完全に近いレベルで除去されているため、重金属や細菌なども取り除かれ衛生的で身体に優しい安全なお水です。
ピュアウォーターはミネラルを含んでいないところ、ろ過により一定の品質が維持されているところなどが天然水とは異なります。
RO水は赤ちゃんのミルク作りに最適です

こちらでは、赤ちゃんのミルク作りになぜRO水が最適なのかを紹介します。
赤ちゃんの身体に優しい
赤ちゃんは消化器官が未発達で、お水に豊富に含まれているミネラルを消化することが難しいといわれています。
お水には軟水と硬水があり、1L当たりに含まれているカルシウムとマグネシウムの量が120mg未満のものを軟水、120mg以上のものが硬水とされています。
ミネラルを多く含む硬水は赤ちゃんの身体に負担をかけてしまうので、赤ちゃんのミルク作りには軟水を選びましょう。
安全性が高い
ミネラルウォーターなどの天然水は、ミネラルを残すために必要最低限の殺菌処理しか行われていません。
一般的に飲料水として問題のないように作られていますが、赤ちゃんに飲ませるものに不純物が入っているのは気になるという方は、ピュアウォーターの利用がおすすめです。
すぐにお湯が使える
ウォーターサーバーなら、いつでも冷水と温水が使えます。80~90℃の温水が出るウォーターサーバーを使ってミルクを作ると、水道水のように煮沸して有害物質を除去する必要がありません。
また沸騰させたお湯で作ったミルクを冷ますよりも、短時間で適温まで冷ますことができます。RO水のウォーターサーバーは、1日に何度も赤ちゃんのミルク作りをするママの負担軽減に役立ちます。
家族の水分補給やお料理にもウォーターサーバーは活用できます
赤ちゃんのミルク作りに最適なRO水ですが、他にもたくさんのメリットがあります。
ママの負担を軽減できる
ウォーターサーバーは、すぐにお湯を使える便利さから、忙しい昼間の家事の合間はもちろん、夜中にミルクを作る調乳のときにも便利です。
デリケートな赤ちゃんのために、ミルク作りなどにはできるだけ身体にいいお水を使ってあげたいというママには、安全なRO水がいつでも簡単に使えるウォーターサーバーが、安全かつ使いやすいのでおすすめです。
赤ちゃんが大きくなってからも、安全なお水やお湯を使いたいときにすぐ使えるウォーターサーバーは、ご家庭のさまざまなシーンで役立つでしょう。
また、なんでも食べられる大人とは違って、赤ちゃんの離乳食は成長に合わせて適したものを作ることが必要です。
とくに水分が多めの離乳食作りには、安心して使えるお水やお湯を使うのが適しています。RO水のウォーターサーバーを活用すると離乳食作りも楽になり、ママの負担軽減につながります。
小さなお子様にも安心
乳幼児、子供は代謝が高いので、体内の水分量を維持するためにこまめな水分補給が大切です。お子さんの水分補給のため、さっとお水を準備できるところもウォーターサーバーならではのおすすめポイントです。
お子さんが自由に動くようになってから気になるのが、温水でのやけどやお水で遊ぶイタズラという方が多いかもしれません。
ほとんどのウォーターサーバーにはチャイルドロックがついているので、お子様の手が届きにくい上部のロックや操作パネル内のロックなどで、しっかりと対策することができます。
エコモードやクリーン機能を備えたタイプも人気
ウォーターサーバーにはさまざまな種類があります。サーバーのサイズはもちろん、ボトルの交換のしやすさ、ランニングコストを考えて選ぶと、満足して使えるでしょう。
とくに人気の機能は日々の電気代を抑える「エコモード」や、衛生面で安心感の高い「自動クリーン機能」です。
エコモード
エコモードとは、ウォーターサーバーの消費電力を抑える機能です。エコモードを利用すると一般的なサーバーの消費電力よりも40%ほどの省エネが可能になるなど、電気代を大幅にカットすることができます。
エコモードが搭載されているサーバーの場合、切り替えスイッチを利用して通常モードからエコモードに切り替えることができます。
エコモードで70℃の温度に設定できるものもあり、エコモード中でも調乳時に使いやすい温度設定ができるので便利に使えます。
自動クリーン機能
ウォーターサーバーには、外からは見えない内部を自動で掃除できる自動クリーン機能が搭載されている機種もあります。とくに家族に衛生的なお水を準備したいママには、この自動クリーン機能は欠かせない機能といえるでしょう。
自動クリーン機能は、温水を冷水タンクまで循環させて殺菌を行う機能のことです。自分で掃除ができないサーバー内部も手間をかけず簡単に掃除できるので、楽しながらいつまでも安全なお水を利用できます。
(まとめ)赤ちゃんに与えるお水はRO水がいいって本当?
内臓が未発達の赤ちゃんには、不純物を限りなく取り除いたRO水がおすすめです
RO水は、RO膜という特殊な膜でろ過されたお水です。RO膜でろ過したお水は、重金属や細菌などの不純物やミネラルをほとんど取り除き、水分子だけを残したピュアウォーター(純水)とも呼ばれています。
赤ちゃんは消化器官が未発達なので、お水にたくさんのミネラルが含まれている場合、消化がスムーズに行えない場合もあります。ミネラルが豊富に含まれている硬水などのお水は、身体に負担をかけることになるので赤ちゃんには向いていません。
RO水は不純物やミネラルが除去されているため、デリケートな赤ちゃんのミルク作りにもおすすめです。RO水のウォーターサーバーなら、ミルク作りのたびにお湯を煮沸する必要もなく、安全なお湯をいつでも使うことができます。
赤ちゃんが大きくなってからは離乳食作りや水分補給など、ご家庭で幅広い用途に利用でき、家事や育児に役立てられるでしょう。