むくみ解消のためには、血の巡りを良くするツボを刺激するのも一つの手です
ツボは中国で始まり、今では日本でもツボを刺激してくれるクリニックなども増加傾向にあります。ツボを刺激することによって、血の巡りを改善する効果が期待できるでしょう。
むくみ解消のためには、足心や湧泉と呼ばれるツボを刺激すると良いとされています。ツボを刺激する場合には、体が温まっている状態で行うようにしましょう。
またリラックスした状態で行うことも大切です。妊婦や子供の場合には刺激が強すぎてしまうこともあるので注意してください。
ツボを刺激し、血の巡りを改善しましょう
ツボは体中の様々な箇所に存在します。ここでは、むくみに効果があると言われている箇所を紹介していきましょう。
腎臓の動きを正常にすると言われているツボです。足の裏、中心部分にあります。
腎臓には水分量を調節する働きがあるため、足心を刺激することによって体の水分を調節する効果が期待できます。痛みを少し感じる程度の力加減で、親指の腹で強めに押しましょう。
数秒キープし、ゆっくりと離す、これを左右とも10回ほど行います。
筋肉の疲労の解消効果が期待できるツボです。血液の巡りにも良いと言われています。
足裏にあり足を丸めたとき中心より、やや上方にくぼみができるところです。親指の腹で、強めに3秒程度その部位を押しましょう。
指をゆっくり離す動作を5回ぐらい繰り返します。刺激することで、体が温まっている感じがするでしょう。
水分の代謝を促進し、ホルモンバランスを正常化する効果が期待できます。そのため生理中のむくみに効果的でしょう。
足首の内くるぶしとかかとの真ん中に位置しています。両手のひらで優しくつつみ込むように足首を抱えましょう。
親指の腹をその位置に押し当て、軽めにもみほぐします。1分程度押したままにし、ゆっくり離す、この動作を5回ほど繰り返してください。
ここのツボは、力を入れすぎないようにしましょう。
正しい方法でツボを刺激しましょう
せっかくツボを刺激しても間違った方法で行っていれば、効果は現れません。ツボを刺激するためのコツを押さえ、実施しましょう。
不安定な状態でツボを刺激しても、上手く力が入らずに効果的な刺激をすることができません。しっかり力が入るように、安定した姿勢を見つけましょう。
ツボは呼吸も重要です。ツボを刺激する際は息を吐くようにしましょう。
ツボから指を離すときに、息を吸うと良いとされています。
ツボを刺激することで血の巡りが良くなるため、体がポカポカに温まってくるでしょう。血の巡りを更に高めるためには、入浴後などに行ってください。
実はツボの正式な位置は、人によって異なると言われています。そのため、第三者に頼んでもベストな場所を刺激することは難しいでしょう。
ベストな位置を探すためには、自身で触れて探していくことが大切です。少し冷たく感じる、へこみがある、痛みがあるなどがツボのポイントになります。
更に刺激を加えると、痛いけど気持ちいと言う感覚になるでしょう。その位置を自身で確認してください。
もちろん鍼灸師など専門の資格を持っている方に頼むことは悪いことではありません。専門の知識を保有していれば、適切なポイントをしっかり探ってくれるでしょう。
アルコールを摂取したときには、ツボを刺激するのは控えましょう
ツボを安易に刺激するのは、良くありません。人によってはツボを刺激することで悪影響をきたす恐れもあるので注意しましょう。
妊婦や小さな子供、高齢者にとって、ツボは刺激が強すぎる恐れがあります。その結果、体調に異変を生じてしまうリスクもあるでしょう。
アルコールを摂取した場合、アルコール自体の影響もあるためツボを刺激するのは控えましょう。
たとえば捻挫や骨折などのケガをしている人は、あまりオススメできません。場合によっては痛みが強くなってしまう恐れがあります。
また、体調がすぐれないときも無理して刺激を加えない方が良いでしょう。身体の状態を見ながら、ツボを刺激するようにしてください。
(まとめ)むくみ解消にツボは効くの?
ツボを刺激することによって、血の巡りを改善する効果が期待できます。足心、湧泉などのツボを体が温まっているときに刺激しましょう。
リラックスした状態で行うことも大切です。妊婦や子供には刺激が強すぎることもあるので注意してください。
ツボは体中の様々な部位に存在します。足心や湧泉、水泉などのツボを刺激することで、血の巡りを改善し、むくみ解消に繋がるでしょう。
部位によって押し方が異なるので注意してください。
ツボは安定した位置で上手に力を加えることが大切です。息を吐きながら、リラックスした状態で行いましょう。
入浴後に刺激することで、より効果を高めることが期待できます。ツボのベストな位置を自分で探してみましょう。
ツボは安易に刺激するとマイナスになる可能性があります。妊婦や小さな子供、アルコール摂取後、ケガをしている人などは控えましょう。
自分の体調をみながら実施してください。