消化の妨げになるため、食後は30分以上あけること、食事中は控えるのがオススメです
食事をする際に水分を飲んでいますか?食前に水分を飲んでおくことで、ドカ食いを予防する効果が期待できます。
食事中に水分を飲んでも問題はありませんが、ただ噛まずに流し込むのは良くありません。ダイエットのためにも、よく噛んで食べるようにしてください。水分はゆっくり飲むことが大切です。また少し温めた水分を飲むようにしましょう。
水分の種類も十分に吟味することが重要です。水分によっては水様便などの症状が起こる可能性があります。ウォーターサーバーなどを導入し、上手に利用してください。
目次
食前にお水を飲むと食べ過ぎ防止になります
食前に水分を飲むことによって、水分によってお腹を満たすことができます。そのためドカ食いの予防になるでしょう。
空腹状態のままであれば、つい食べ過ぎてしまうことも度々あります。ダイエット中であれば、わずかなカロリーの差によって、成果を大きく左右してしまうでしょう。
ドカ食いを予防できたら、ダイエットも行いやすくなります。できれば食前には2杯程度を目安に飲むようにしてください。
食事前に水を飲むメリット
食事前にお水を飲むと、血液中の水分が増加して血流が改善し、基礎代謝が上がると言われています。基礎代謝が向上すると体温が上昇し、脂肪が燃えやすくなるでしょう。
代謝の促進によりリンパの流れもスムーズになると、体内の老廃物が流れやすく、足や顔などがむくみにくくなるとされています。代謝が改善されるため、肌細胞に栄養や水分が補給されやすくなり、乾燥や肌荒れの改善にもつながります。
食事中の水分補給は消化に時間がかかってしまう可能性があります
食事中に水分を飲むことで消化酵素を薄くするとも言われており、食事の栄養素をうまく消化できなくなってしまいます。少量であれば問題はないでしょうが、過剰に飲むことは避けてください。
消化酵素は痩せやすくするためにも大切なものなので、少量だけ飲むようにしましょう。また咀嚼をせずに流し込むようなデメリットもあります。
そのまま飲み込んでしまえば、消化酵素はより少なくなってしまいます。また便秘にもなりやすくなるため、流し込むのはやめましょう。
しっかり1口ごとに噛むように意識し、満腹感をえるようにしてください。
ダイエットにも逆効果
食事中の水分摂取は、水分で満腹感が感じられてダイエットに効果的と思われやすいですが、実際には食事中の水分摂取は、消化の妨げになると言われています。
水分があると、食べ物をよく噛まずに流し込んでしまうケースも多く、食べ物を噛む回数が減ると満腹感があまり感じられないでしょう。
食前のお水は、食事の30分前までに飲むようにしましょう
食前のお水は食事の30分前までに飲むことが大切で、食後の水分補給はあまりおすすめできません。食事でも充分に水分は摂れているため、食事中や食後は水分補給を避けた方がいいでしょう。
水分補給は食事の30分前まで
胃酸を薄めるなど消化に悪影響を与えずに水分を摂取するには、食事の30分前までに摂取することがおすすめです。食事前に水分を摂取すると、空腹感がおさまって食事の食べ過ぎを予防できます。
食後には、3時間くらいの間に胃の中で食べ物が消化されると言われています。もし食べ物が消化される前に水分を摂ると、食べ物が消化されにくくなり、胃に負担がかかるかもしれません。
お米やおかず、味噌汁など、いつもの食事にも想像している以上の水分が含まれています。充分に水分が摂れている食事中に余分な水分を摂る必要はありません。
ダイエットのためには、食後に緑茶やコーヒーを飲むのがおすすめです
食後にはカテキンを含むお茶がおすすめです。カテキンは抹茶や煎茶などのお茶に多く含まれています。
カテキンには消化を助ける、脂肪を燃焼させるなどの効果が期待できるでしょう。そのため食後に意識して飲むようにしてください。
またコーヒーもおすすめです。コーヒーにはカフェインやポリフェノールが含まれており、脂肪燃焼の効果が期待できます。
そのためダイエットしてる場合には、食後にはお茶やコーヒーを飲むように意識すると良いでしょう。
白湯なら、いつ飲んでも問題ありません
白湯であれば、特に時間を気にせずに飲んでも問題はありません。食前や食後に適量の水分を飲むようにしましょう。
ダイエットのサポートにもなるため、水分は欠かさずに飲んでください。
水分はゆっくりと、温かいものを飲むようにしましょう
食事に関わらず、水分の飲み方次第で効果が大きく変わります。適切な方法で水分を飲むようにしましょう。
ゆっくり飲む
水分は一度に飲んでしまうと、処理能力を超えてしまうことがあります。そうなれば、ほとんど吸収されずに排出してしまうでしょう。
さらに腎臓などに負担がかかり、損傷してしまう可能性もあります。そのため水分は、必ずゆっくり飲むようにしてください。
温めた水分を飲む
氷水などはからだに負担がかかってしまいます。もちろんからだの機能として、体温が下がりすぎることはありません。
しかし氷水ばかり飲み続けてしまえば、冷え症が悪化する、だるくなるなどの症状を招いてしまいます。できれば少し温かめの水分を飲むようにしてください。
水分の種類を選ぶ
水分にはミネラルが多く溶け込んでいるものがあります。もともとお腹が緩い方であれば、ミネラルの作用で水様便になってしまう恐れがあるでしょう。
そのため体調にあった水分をしっかり吟味して飲むようにしてください。お腹が緩い方であれば、ミネラルが溶け込んでいない水分を選びましょう。
水分を適切に飲むことで、ダイエットの効果をアップしてくれます。また、からだを壊さないためにも水分は適切な方法で飲みましょう。
ウォーターサーバーを便利に活用しよう
ウォーター―サーバーがあると、いつでも必要な量のお水を出して飲むことができます。サーバー内は清潔ですが、メンテナンスでより衛生面の安全性も保たれます。
温水と冷水どちらも利用できるので、混ぜて温度を調節すると白湯も簡単に作ることが可能です。ウォーターサーバーは、生活の中で便利に活用できます。
(まとめ)食事中や食後にお水を飲んでもいいの?
消化の妨げになるため、食後は30分以上あけること、食事中は控えるのがオススメです
食事中や食後には、水分補給をしない方がいいと言われています。食事中にお水を飲むと消化しにくくなり、食べ物をよく噛まずに流し込んでしまうなどのデメリットがあります。
お水を飲むのにおすすめのタイミングは食事の30分くらい前なので、水分補給は食事前に行うのがおすすめです。食事前に水分を摂ると満腹感が得られ、ダイエット中でもつい食べ過ぎてしまうことを防げます。
また、適度な水分補給は基礎代謝のアップやむくみ解消、美肌などにもつながるでしょう。
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