飲料水として利用する場合、1人当たりの1日の平均使用量は400ml~600ml程度と言われています

ウォーターサーバーの平均使用量について説明する画像
ウォーターサーバーを利用すると、冷たいお水やお湯がボタン1つで飲めます。気になる残留塩素が残っている水道水とは異なり、安全なお水がすぐに飲めるところもメリットの1つです。

ウォーターサーバーはメーカーにより注文する単位が違うので、導入を検討する際には1か月にどれだけのお水が必要なのか調べてからの方が良いでしょう。1日の平均使用量は、1人400ml~600ml程度と言われています。

お水の使用量は世帯の人数によって異なるため、人数別にお水の使用料の目安を紹介します。

1人暮らしの平均使用量は1か月12L~18L程度です

1人暮らしの場合、1日の使用量400ml~600mlを元にして計算すると、月の平均使用量は12L~18L程度が目安になるでしょう。

ウォーターサーバーは、お水をそのまま飲むだけでなくコーヒーやお茶を作るために使われることが多いと言われています。コップ1杯が約200mlなので、1日にコップ2杯分のお水を使うのが一般的です。

自炊では使用量が増える

自炊の方は、飲み物を飲むだけでなく食事作りに利用することで、さらに使用量が増加するでしょう。カップ麺をよく食べる方、外出先にお水やお茶を持っていく習慣のある方は、水の利用量がさらに多くなります。

利用頻度や使い方に応じて使用を検討しましょう

ウォーターサーバーは、いつでも冷たいお水やお湯を使えますが、外食が多く料理をしない方やあまりお湯を使わない方は使用量が少なくなるでしょう。また、1人暮らしで部屋が狭い方は、サーバーの設置スペースを確保することが難しいかもしれません。

1人暮らしの場合には、生活状況から使用が必要かどうかを決めることがオススメです。

⇒1人暮らしでのウォーターサーバーの導入に関する記事はこちら

2人暮らしの平均使用量は1か月24L~36L程度です


2人暮らしの場合には、共働きの夫婦やカップルの場合が考えられるでしょう。ウォーターサーバーの水を料理によく利用するかどうかで使用量に差が出る場合があります。

共働きの夫婦やカップルの場合

2人暮らしの夫婦や家庭の場合には共働きの確率が高く、昼間は家にいないことから使用量が多くはならないかもしれません。反対に、在宅で仕事をしている場合にはウォーターサーバーを使う機会が多く、利用量は平均の数値に当てはまりにくいです。

料理によく使用する場合

ウォーターサーバーを主にお水やお茶、コーヒーなどに使う場合には、月の使用量平均は24L程になります。さらに、料理や炊飯にお水を使う場合には36L以上使うことが多いと言えます。

ウォーターサーバーを導入するメリット

ウォーターサーバーを導入すると、わざわざ水を買いに行く必要がなくなり、いつでもおいしい水が飲めるメリットがあります。コンビニでペットボトルのお茶やジュースを買う必要がなくなるので、健康に良いお水を飲む生活に切り替えることもできるでしょう。

⇒2人暮らしでのウォーターサーバーの導入に関する記事はこちら

夫婦と子ども2人がいる4人家族の平均使用量は48L~60Lです


4人家族の場合には、家族の年齢によっても使用量に違いが出る場合があります。小さな子どもや赤ちゃんがいるご家庭では、ウォーターサーバーの便利さが役に立つでしょう。

4人家族の平均使用量

4人家族の場合、1か月の平均使用量は48L~60Lと言われています。赤ちゃんのいるご家庭では1日に何度もミルクを作るので、ミルク作りのために利用するお水の量がさらに多くなる場合があります。

授乳中にも安全な水が使用できる

授乳中のママは、赤ちゃんに悪い影響が出ないように、自分が飲むお水や料理に使うお水に気をつかうことも多いでしょう。赤ちゃんや小さな子どもに塩素が残っている水道水を使うことは不安が多いため、ウォーターサーバーのお水は料理にもよく使われています。

チャイルドロック機能で安心

自分で歩きまわる小さな子どもがいる場合には、誤って熱いお湯を出すことがないようにチャイルドロック機能が必要です。ウォーターサーバーは、サーバーの機能にも十分に注目して選ぶことが重要です。

「お茶」や「コーヒー」「料理」にも幅広く活用できる

お水は、さまざまな用途で活用できます。お水の活用方法を紹介します。

温かいお茶やコーヒーがすぐ飲める

ウォーターサーバーからは、80~90℃の熱いお湯がすぐに出てくるため、お茶や紅茶、コーヒーなどの飲み物を作りたいときに便利でしょう。

やかんやポットでお湯を沸かさなくても、サーバーのコックをひねるだけで作れるので、忙しい朝や寝る前でもさっと飲み物が作れるので効率的です。

また、ウォーターサーバーのお水は軟水が多いです。軟水はマグネシウムの含有量が少ないため、茶葉の成分がお水に十分溶けだし、うま味や香りが抽出されやすくなっています。

お酒もすぐに作れる

ウォーターサーバーがあれば、焼酎やウイスキー、梅酒などの水割りやお湯割りも簡単に作れます。

お湯割りには、70~80℃位の熱いお湯が必要で、通常ならお水を沸かさなければならないため手間や時間がかかります。しかし、ウォーターサーバーなら、コックをひねるだけで80~90℃の熱いお湯がすぐに使えます。

冷水もすぐに使えるため、水割りもすぐに作れて便利です。

出汁や煮物など料理に使える

ウォーターサーバーのお水は、料理においてもさまざまな活用術があります。たとえば、みそ汁やうどん、そばなどの麺類の出汁は、お茶ポットにお水と昆布やかつおぶしを入れ、冷蔵庫で一晩寝かせるだけで簡単にできます。

ウォーターサーバーのお水は軟水が多いので、うま味がお水に溶けだしまろやかで香り高い美味しい出汁になるでしょう。

また、お米を炊く際にウォーターサーバーのお水を使えば、米がお水をよく吸い美味しく炊き上がります。

赤ちゃんのミルク作りに使える

赤ちゃんのミルクは1日に数回作らなければならず、その度にお水を沸かすのは手間がかかります。とくに夜中のミルク作りはお母さんも眠たく辛いため、できれば時間をかけずに短時間で作りたいところです。

ウォーターサーバーならお湯がすぐに出るので、ミルク作りも効率よくできます。また、メーカーによっては、ウォーターサーバーのお水に不純物がほぼ除去してあるRO水を使用しているところもあります。

RO水は、菌に対して抵抗力の弱い赤ちゃんでも安心して飲ませられるお水なので、ミルク作りにオススメです。

備蓄水として使える

災害が起こると水道が止まり、断水が1か月以上続く場合もあります。そうなると、トイレやお風呂などでお水が使えず、生活に困るでしょう。

成人は1日3Lのお水が3日分必要とされているため、1人あたり9Lは準備しておく必要があります。そこで、災害に備えてウォーターサーバーの水ボルトを備蓄しておけば、緊急時にお水が使えて困りません。

また、賞味期限が切れたお水は生活用水として使えるので、廃棄しないようにしましょう。賞味期限の古いものから使うローリングストック方法なら、お水が無駄になりにくいのでオススメです。

ウォーターサーバーは「赤ちゃんのいる家庭」や「在宅時間の多い人」にオススメ

ウォーターサーバーがどのような方にオススメなのか、どういった方が利用すると便利なのか、紹介していきます。

お水にこだわりを持っている方

日頃からお水を飲む習慣のある方だと、1日に飲むお水の量も多いはずです。また、お水の銘柄や採水地などに、こだわりを持っている方もいるでしょう。

そのような方には、ウォーターサーバーの利用がオススメです。ウォーターサーバーの天然水は質の良い水源地から採水されているので、地域によってさまざまなお水を楽しめます。

また、RO膜という特殊なフィルターで不純物を取り除いたRO水は、安全なお水として知られていて、高齢者や病気を患っている方でも安心して飲めます。

家で長時間過ごす方

家にいる時間が長い方は、家でお水を飲む頻度も高いでしょう。そのため、家にウォーターサーバーを設置した方が便利で経済的だと言えます。

お茶やコーヒーなどの飲み物を飲みたくなったときも、ウォーターサーバーがあればすぐに熱いお湯や冷たいお水を使って簡単に飲み物を作れます。とくに、在宅ワークをする方だと、ウォーターサーバーがあれば仕事環境も快適になるでしょう。

赤ちゃんや幼児がいる家庭

赤ちゃんがいる家庭だと、ミルク作りや離乳食などで、熱めのお湯が必要になる機会も多いです。お子さんに手がかかるので、ポットでお水を沸かす時間も惜しい方もいるでしょう。

ウォーターサーバーがあればお湯もすぐに使えて、効率よくミルク作りができます。また、不純物を取り除いたRO水を提供しているウォーターサーバー会社を選べば、いつでも安心安全なお水を赤ちゃんに飲ませられます。 

家庭の生活スタイルに合わせて選びましょう

ウォーターサーバーは、メーカーにより水の種類や注文方法、毎月の電気代などが異なります。希望する水質なのか、注文しやすいかどうかなど、家庭の生活スタイルに合わせて使いやすいものを選ぶことが大切です。

ウォーターサーバーの水の種類は天然水とRO水の2種類
天然水

天然水とは、厳選された水源のある地域から採水された地下水のことです。天然水の場合、採水後には沈殿、ろ過、加熱殺菌の処理しか行われません。

天然水は、自然の良さを残しながら安全に飲めるように不純物が取り除かれたお水です。

RO水

RO水とは、RO(Reverse Osmosis)膜という0.0001ミクロンの超微細孔フィルターでろ過したお水のことです。

RO膜により不純物がほとんど除去された限りなく純水に近いお水なので、まだ消化器官が未発達な赤ちゃんのミルク作りにもオススメです。

RO水は採水地に関係なく生成できます。水道水からも生成可能なので、水代が比較的安いという特徴もあります。

注文のしやすさやボトルの回収なども比較しましょう

ウォーターサーバーは、メーカーにより注文方法にも違いがあります。毎月定期的にボトルが配送される場合やなくなったときに自分で注文する場合があるので、ご家庭での水の使い方に合う注文方法のところを選びましょう。

注文と同時に、使用済みのボトルの回収にも注意が必要です。定期的にボトルが回収されるのか、回収を依頼する必要があるのかなどを確認して、注文が面倒でないか、使いやすいかどうかまで検討しましょう。

電気代も含めたトータルコストで考えよう

メーカーや選ぶ機種によって異なりますが、ウォーターサーバーの電気代は平均で月800円~1,000円程度かかります。ランニングコストを抑えたい場合には、電気代にも注目しましょう。

電気を節約しようとウォーターサーバーの電源を切ってしまうと、お湯を温め直すため余計に電気代がかかります。また、何度もオンオフを繰り返すと水質が劣化する恐れもありますので、注意が必要です。

ボトルの注文ノルマやレンタル料についても確認しましょう

ウォーターサーバーによっては、ボトルの注文ノルマがあるかもしれません。また、配送料やサーバーのレンタル料などが有料の場合もあります。

必要な費用にあとから気づくことがないように、事前によく確認しておきましょう。

注文ノルマがある場合もあります

ウォーターサーバーには、1か月に最低限注文しなければならないノルマがあるケースがあります。水の消費量が多くない場合には、実際にお水を使っていなくてもノルマをクリアするために不要なボトルまで購入しなければなりません。

ノルマがある場合、サーバーのレンタル料が無料のことが多いですが、レンタル料が無料でもノルマの水ボトル代で料金が余計に高くなることもあります。どちらがお得になるのか、よく計算してから決めましょう。

メンテナンス費用

メーカーによっては、サーバーの定期的なメンテナンス費用がかかる場合もあります。1回のメンテナンスで5,000円~10,000円のところが多く、メンテナンスの度に費用がかかるので、ランニングコストを引き上げることになるでしょう。

メンテナンス不要のセルフクリーン機能が搭載されている場合もあるので、機種によって費用を抑えることもできます。

配送料

ウォーターサーバーを導入する場合、エリアによって水ボトルの配送に料金がかかることもあります。配送料は毎月かかる大きな費用です。

お住まいのエリアの配送料が無料かどうか、よく確認してから導入を検討してください。

⇒ウォーターサーバーの注文ノルマに関する記事はこちら

(まとめ)ウォーターサーバーの人数別の平均使用量は?

飲料水として利用する場合、1人当たりの1日の平均使用量は400ml~600ml程度と言われています

ウォーターサーバーの人数別平均使用量は、1か月当たり1人暮らしで12L~18L程度、4人家族では48L~60L程度かかるとされています。

お水をお料理に使ったり、ボトルに入れてよく外出先に持っていったりする場合など、使い方によってもその使用量に違いが出ます。

とくに在宅時間が多い方や赤ちゃん、小さな子どもがいるご家庭では使用量が多くなりがちです。ウォーターサーバーにはお水の種類の違いや注文のしやすさなど、違いもあります。

サーバーの電気代や注文ノルマの有無、メンテナンス費用など、必要な費用もそれぞれ異なるので、トータルでコストを計算してご家庭での使い方に適したものを選びましょう。

【この記事の執筆】

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ピュアハワイアンWebマガジン編集部

この記事は、ピュアハワイアンを提供する株式会社トーエルの編集部が監修しており、ウォーターサーバーについて役に立つ情報発信を目指しています。

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