体内の水分不足により代謝が悪くなることで、太りやすい身体になると言われています
水分不足が太りやすい原因なのかどうかが気になる、痩せるためにはお水を飲んだ方がいいのかどうか知りたいなど、お水とダイエットについて疑問をお持ちの方も多いかもしれません。モデルなどの美意識が高い人たちは、美容と健康のためによくお水を持ち歩いていると話しています。
痩せたいけれど厳しい運動や食事制限はしたくないという場合でも、水分不足を解消すると痩せることはできるのでしょうか。もし身体が水分不足の状態が続くとどんな問題が生じるのか、水分不足を解消した場合にはどんなメリットがあるのかについて説明していきます。
目次
私たちの身体には、お水が必要な理由があります
人間の身体は、新生児で約80％、成人男性で体重の約60％が水分でできていると言われています。体内の半分以上を構成している水分は、飲み物として摂取されてから腸で吸収されます。
吸収された水分には、血液やリンパ液などの体液になって身体中を循環したり細胞内に蓄えられたりしますが、その働きは体調管理に大きく影響するのです。
水分の役割
体の中の水分には、酸素や栄養、ホルモンを細胞まで運ぶ役割や、老廃物を運んで排出する役割などがあります。また暑い時には、汗になって体温を下げる働きもします。
水分不足
体内の水分が不足すると喉の渇きをおぼえるため、すぐに水分補給をすると体調不良に至ることはありません。水分不足に気づかず水分補給を行わないでいると、体内の水分が2％まで減少した状態から、循環機能が落ちて徐々に脱水症状が始まります。
さらに体内の水分量が20％不足した時には、命を落とすことになるかもしれません。美容や健康に影響する代謝を維持するためには、体内の水分を適した状態で保つことが重要です。
水分不足により代謝が下がり、むくみやすくなってしまいます
喉の渇きに気づいた時には、もう脱水が始まっていると言われています。食事や飲み物などで摂取する水分量が少ないなど、体内の水分が不足すると循環している血流やリンパなどの流れも悪くなってしまいます。
代謝不良・むくみ
身体中の細胞に酸素や栄養分を運んだり、体内の老廃物を体外に運び出したりする重要な役割を担っているのが血液です。体内の水分が不足していると血液がドロドロの状態になり、循環が悪くなる恐れがあります。
水分不足で代謝が悪い状態では、体温が下がり脂肪が燃焼しにくくなるでしょう。また、水分不足の体内に水分を留めようとして尿が出にくくなることから、むくみも生じやすくなります。
水分補給をすることで血液の流れが活発になるため、代謝が上がり滞っていた水分が排出されてむくみが改善されます。
便秘
水分不足は、便秘の原因にもなると言われています。水分不足で便が硬くなると排泄されにくくなり、トイレに行ってもなかなか排便できない状態が続くかもしれません。
このように、水分不足は様々な症状につながり、体重が増えやすい状態になるため注意が必要です。
水分不足の解消で、痩せやすい体へと導きます
体内の水分が不足していると、むくみや便秘といった、痩せにくい状態になるとされています。お水を飲む水ダイエットを実践して水分不足を解消すると、様々な身体の不調が改善し、健康で痩せやすい身体になることができるでしょう。
基礎代謝アップ
お水を飲むと血液の循環が良くなり、体の隅々まで栄養が行きわたるようになります。血流の改善により 細胞の代謝も上がり、基礎代謝の向上につながります。
基礎代謝が上がると日常生活で必要な消費カロリーが増加し 、ダイエットにも効果的です。
便秘解消
便秘は、体内が水分不足の時になりやすいと言われています。水分不足では便が硬くなり便秘になりやすいですが、お水を飲むと便がやわらかくなるため排泄されやすくなり、便秘が改善しやすくなります。
むくみ改善
むくみを改善するためには、適度な水分補給がおすすめです。お水を飲んで水分補給を行うと、代謝が改善され老廃物や余分な水分の排出につながります。
普段あまり汗をかかない場合やトイレに行く回数が少ない場合は、水分不足でむくみやすい状態かもしれません。むくみが気になる時には、お水を飲んで老廃物の排出を促しましょう。
食欲抑制
ダイエット中には食事制限を行っていても空腹に耐えられず、食事を食べ過ぎてしまうこともあるかもしれません。食べ過ぎを防ぐためには、空腹時にお水を飲むことがおすすめです。
お水を飲むことでダイエット中の食欲を抑える効果もあるとされています。
効果的なダイエットは、正しい水分補給と運動の組み合わせ
水分補給によって代謝が改善すると、痩せやすい状態に近づけることができます。ダイエット効果を高めるためには、正しい水分補給にさらに運動を組み合わせることがおすすめです。
正しい水分補給方法
水分補給は、喉の渇きを感じる前に行うことが大切です。喉の渇きは脱水状態が進んでから現れる症状なので、脱水状態になる前にお水を飲む習慣を身につける必要があります。
お水が体内に吸収されやすいように飲むと、よりダイエットに良いと言われています。お水を飲む時には一気に飲むのではなく、コップ一杯のお水を数回に分けてこまめに摂取しましょう。
ダイエット中には、冷たいお水よりも常温のお水がおすすめです。冷たいお水で内臓を冷やすと、内臓機能が低下して基礎代謝が下がるとされています。
脂肪燃焼効果を下げないためにも、お水は常温で摂取してください。
運動習慣
水ダイエット中にウォーキングなどの運動を行うと、消費カロリーがアップするだけでなく血流の促進や新陳代謝の向上が期待できます。普段から歩くようにするなど運動の習慣を身につけるように工夫すると、無理なくダイエットを成功させられるでしょう。
（まとめ）水分不足だと太るって本当？
体内の水分不足により代謝が悪くなることで、太りやすい身体になると言われています
人間の体は、体重の約60%が水分だと言われています。体内の水分には、体の中を循環して体内の調子を整え、健康な状態を維持する働きがあるとされています。
体内の水分が不足すると、血流が悪くなり老廃物が体内に留まりやすくなる状態です。むくみや便秘、代謝の悪化などの原因にもなるため、ダイエットをしても効果が出にくくなります。
適度にお水を飲む習慣を身につけると、体内の水分不足が解消されて代謝が改善してカロリーを消費しやすくなる、便秘が解消されるなど、ダイエット効果が得やすい体質に近づけるでしょう。
【この記事の執筆】
ピュアハワイアンWebマガジン編集部
この記事は、ピュアハワイアンを提供する株式会社トーエルの編集部が監修しており、ウォーターサーバーについて役に立つ情報発信を目指しています。