運動不足を含む生活習慣の乱れ、お肌の乾燥がニキビの原因になります

毎日が忙しいと体を休める方を優先して、運動不足になってしまうこともあります。運動不足が続くといつの間にかニキビができることがあり、ますます元気がなくなった経験もあるかもしれません。

実は運動不足とニキビには関係があり、原因を知って解消するとすこやかな体に変わっていきます。このページでは、なぜニキビができるのか・運動不足とニキビの関係・運動不足におすすめの運動・運動効果とスキンケアについて解説します。

運動不足とニキビのどちらも解消して、健康な体と素肌を手に入れましょう。

ニキビができる原因は「お肌の代謝サイクルの乱れ」

ニキビができる原因

ニキビができる主な原因は、正常なターンオーバー(お肌の新陳代謝)が行われていないことです。このターンオーバーのリズムが乱れることにより、毛穴の塞がりや皮脂の過剰な分泌、毛穴周囲のアクネ菌の繁殖が進んでしまいます。

正常な肌では古い角質は剥がれていきますが、何らかの原因によりどんどん毛穴が詰まってしまうのです。さらに皮脂やメイク汚れが混ざり合い、毛穴が完全に詰まることもあります。

そうすると、皮脂が肌の表面に出ることができず、毛穴の中で蓄積され白ニキビが発生します。この皮脂がアクネ菌の栄養となり繁殖し、さらに炎症が進んでしまうのです。アクネ菌が増殖すると、炎症が起こり毛穴が赤く腫れて、痛みのある赤ニキビになります。

便秘やストレスもニキビの原因

ニキビは、毛穴に皮脂が詰まって炎症を起こしている状態です。風邪や体調不良により体の中に余分な熱が発生したり、代謝を低下させたりすることが原因です。

さらにニキビと同時に、ストレス性の胃痛や下痢・便秘の症状にも悩まれている方もいるでしょう。ニキビに限らず、肌トラブルは肺や胃腸と関係が深いとされています。

肺は皮膚の抵抗力や潤いに関係し、胃腸の不調は老廃物が排出されずに体内に長くとどまることで、肌荒れなどのトラブルにつながります。

また便秘自体のストレスがニキビを発生させることもあるのです。

運動不足による「生活習慣の乱れ」と「乾燥肌」がポイント

適度な運動は、健康な体を作るだけではなく、お肌にとっても重要です。運動不足によりニキビができる原因は「生活習慣の乱れ」と「乾燥肌」、主にこの2つです。

運動不足・生活習慣の乱れ

食生活や睡眠時間など生活習慣の乱れは、ニキビができる原因の一つです。不規則な生活や夜更かしが続くと、ニキビができやすいお肌の環境を作ってしまうことになるので注意してください。

生活習慣の乱れの一つとして、運動不足があります。運動は血行促進や新陳代謝をアップさせることだけではなく、ストレスの解消や自律神経のバランスを整えることにつながります。

さらに運動で適度に汗をかくことで、肌のターンオーバーを促す効果や、水分量が増加し角質を柔らかくするメリットもあります。角質の柔らかさは、皮脂や老廃物の排出のためにとても重要なポイントです。

乾燥による肌トラブル

運動不足が続くと血行が悪くなり、血行不良は「くすみ」や「目の下のくま」「乾燥」などといった様々な肌トラブルの原因となります。

その中でもニキビに関係するのが、乾燥です。お肌が乾燥すると、皮膚の機能が肌を潤わそうと働きだします。その結果、皮脂が過剰に分泌され、毛穴が詰まらせてニキビを発生させてしまうのです。ニキビ対策には、皮脂を取り除くだけではなく、正しいスキンケアで潤いを保つことが必要なのです。

運動によって血行がよくなることで、お肌のターンオーバーも整い、老廃物の排出も正常に戻ってきます。さらに全身の代謝が上がり、血液の流れに乗ってお肌のすみずみにまで、酸素や栄養が行き渡るので、お肌が内側から元気になるのを実感できるでしょう。

運動のメリット

運動は新陳代謝の向上に加え、ストレスの解消や睡眠の質の向上に効果があるとされています。そのような意味からも、ニキビ対策としてだけではなく、健康のための習慣として運動を取り入れるのがおすすめです。

運動する時間帯は、出来るだけ朝にするようにしてください。夜に運動をしてしまうと、自律神経の働きにより目が冴えて眠れなくなってしまう可能性があります。通勤時のウォーキングや週末のランニングなど、出来ることからはじめてみましょう。

ニキビ改善に効果的な運動は「有酸素運動」


では具体的に、どんな運動が良いのでしょうか。取り入れやすい運動を紹介していきます。

ニキビ改善には有酸素運動

ニキビ改善には、ウォーキングやストレッチなどの軽度の有酸素運動です。ヨガやピラティス、ダンスなどがよいでしょう。

うっすら汗をかく程度の運動量が目安で、新陳代謝を上げることで、お肌のターンオーバーを促します。ターンオーバーが正常になると、徐々に肌荒れが改善し、ニキビ跡も目立たなくなってきます。20~30分ほどの時間を目安として、無理のない運動から始めてみましょう。

ニキビ改善に適さない無酸素運動

ニキビ対策として適さない運動とは、筋肉トレや短距離走などの無酸素運動です。無酸素運動とは、短時間で大きな力を発揮する強度の高い運動のことをいいます。

軽い筋トレはこの部類に入りませんが、激しい運動により多くの酸素を取り込むことで、活性酸素を過剰に分泌させてしまうことが問題です。過剰な活性酸素はニキビができている肌には悪影響で、炎症を悪化させる可能性があります。

また汗をたくさんかくことも、ニキビにはよくありません。汗をかいたらそのままにせず、すぐにやさしく拭き取るようにしましょう。ゴシゴシこするのも肌には大きな負担がかかり、肌荒れの原因となるので気をつけてください。

定期的な運動で「美肌づくりの土台」をサポート

美肌に欠かせない成長ホルモン

美肌づくりには、成長ホルモンが欠かせません。成長ホルモンには、肌の再生や体の組織を修復する役割があります。

紫外線や乾燥によってダメージを受けた肌を修復し、お肌のバリア機能を高めるサポートしてくれるのが成長ホルモンです。成長ホルモンは日中には抑制されていて、睡眠中に最も多く分泌されるのが特徴です。

筋トレを行う時も成長ホルモンが分泌されるとされていますが、お肌のことを考えると、強度の高いトレーニングよりも、ゆっくりした動作で行うスロートレーニングがおすすめです。適度な運動を行うことで、睡眠中と運動中の両方で成長ホルモンの分泌が狙えます。

ストレス解消も美肌づくりのポイント

ストレスは、お肌の老化を引き起こす原因のひとつと言われています。ストレス長く感じていると、免疫機能や自律神経が乱れ、ホルモンにも影響を与えます。

ホルモンバランスが乱れることで、メラニン色素が活性化し、シミやくすみの原因を作ってしまうのです。内側から美肌に導くためには、ストレス解消が欠かせません。ウォーキングやヨガなど、自分なりのストレス発散の方法を決めておくとよいでしょう。

スキンケアも大切

いくら運動で内側からケアをしても、間違ったスキンケアでは、ニキビを悪化させてしまう恐れがあります。まずは一日2回、洗顔料を使って顔を洗いましょう。洗顔のコツはしっかり泡立てて、肌をこすらないようにすること。

洗い残しもニキビの原因となるので、髪の生え際までしっかり流しましょう。ただし、洗顔のしすぎは逆効果です。肌が乾燥すると、皮脂を過剰に分泌してしまうので、洗顔後はすぐに保湿をするのがポイントです。

まとめ

運動不足を含む生活習慣の乱れ、お肌の乾燥がニキビの原因になります

生活習慣の乱れから運動不足になると、肌は乾燥しやすく皮脂分泌が過剰になってニキビができやすくなります。ニキビができてしまうと治るまでに時間も手間もかかる上に、悪化してひどくなった場合はニキビ跡が残るかもしれません。

健康な肌をキープするために、日頃から生活リズムを整えて定期的に運動し、ニキビ予防につとめましょう。

【この記事の執筆】

hawaiiwater

ピュアハワイアンWebマガジン編集部

この記事は、ピュアハワイアンを提供する株式会社トーエルの編集部が監修しており、ウォーターサーバーについて役に立つ情報発信を目指しています。

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