ダイエットで水分を飲むと基礎代謝がUPするのは本当です
肥満と基礎代謝は大きく関係していると言われています。肥満とは余分な脂肪が溜まった状態のことです。
基礎代謝が低下すると脂肪が溜まりやすくなってしまい、肥満に近づいてしまうでしょう。痩せるためには、基礎代謝UPを図ることが大切です。
温かな水分を飲むことで体温に影響を与え、基礎代謝UPに繋がると言われています。水分以外にも基礎代謝UPのためには、筋肉量をUPさせるなど心掛けてください。
基礎代謝をUPさせ、痩せやすい身体に整えましょう。
目次
肥満と基礎代謝は大きく関わっています
沢山食べても太らない人もいれば、少し食べるだけで太ってしまう人もいます。また年齢とともに太りやすくなったと感じることもあるでしょう。
その主な理由が基礎代謝と言われています。つまり痩せるためには、基礎代謝が大切です。
自分が肥満かどうか知っている人は少ないのではないでしょうか。肥満とは食べ過ぎなどが原因となり、余分な脂肪が身体に蓄積した状態のことです。
脂肪が1Kg身体につくためには7000Kcalオーバーしていると言われています。同じ量の脂肪を落とすためには、約3倍のカロリーを消費する必要があるでしょう。
つまり脂肪を落とすためには、オーバーしているカロリーを燃やす必要があります。
基礎代謝とは呼吸や心臓を動かすなど、何もせずに燃やすことができるカロリーのことです。1日の総消費カロリーの中で基礎代謝は、6~7割が占めています。
つまり基礎代謝がUPすれば、1日の総消費カロリーを増やすことができるでしょう。ほかにも代謝には食事誘発性熱産生や生活活動代謝があります。
食事誘発性熱産生は食事を食べることで燃えるカロリーのことで、約1割を占めています。生活活動代謝は運動によって燃えるカロリーで、約2~3割です。
生活活動代謝は運動量を増やせばカロリーがUPするため、さらに脂肪が落ちやすくなるでしょう。そのため痩せるためにも、代謝を上げるような生活を心掛けてください。
基礎代謝をUPするために、温かな水分を飲みましょう
基礎代謝をUPさせる方法は、様々あります。その一つが水分を飲むことです。
なぜ水分で基礎代謝がUPするのか不思議に思う人もいるはずです。水分を飲めば、血液の流れが良くなります。
その結果、細胞が活性化され消費カロリーもUPしやすくなるでしょう。さらに温かい水分を飲むことで、体温も上がりやすくなると言われています。
体温が1℃上がることで、基礎代謝量は13%程度UPするようです。そのため体温を下げないような方法で水分を飲みましょう。
基礎代謝をUPするためには、水分を意識的に飲むことが大切です。ただ水分の飲み方次第では、身体にマイナスとなる場合もあります。
まず水分は少量ずつ飲むようにしましょう。一気に飲んでしまうと、身体に負担をかけてしまいます。
身体を守るためにも1日の中で数回に分けて飲むと良いでしょう。そうすることで、常に身体の中の水分を維持することができます。
さらに、負担をかけないため安全に水分の効果を得ることが可能です。また冷たすぎる水分であれば、体温を下げてしまう恐れがあります。
できれば温かい水分を飲むほうが良いでしょう。水分の種類は、特に決まりはありません。
ただカロリー面を考慮すると、お水が最適です。水分の飲み方一つで基礎代謝の上がり方が変わります。
一日の生活の中で上手に水分を飲んでください。
⇒ダイエットにほうじ茶を取り入れたい場合には、こちらの記事ダイエット中の水分は、ほうじ茶でも良いの?をお読みください。
筋肉量を増やすことで、基礎代謝もUPします
基礎代謝をUPさせるためには、筋肉をつけることも重要です。
基礎代謝は年齢とともに低下しやすいと言われています。それは年齢とともに筋肉量が落ちてしまうからです。
男性であれば15~17歳頃が基礎代謝のピークで、1610Kcal程度あるでしょう。しかし30~49歳頃になれば1500Kcal程度まで落ちてしまいます。
一方、女性のピークは12~14歳。1410Kcal程度です。
30~49歳頃になれば1150Kcal程度まで下がってしまいます。筋肉をつけ、脂肪を燃やせる身体に導きましょう。
基礎代謝を簡単にUPするためには、筋肉をつける運動を行うことです。たとえばスクワットなどの筋トレを行いましょう。
特に筋肉量が多い下半身をメインに鍛えるのが効率的です。家にいながらでもできる筋トレもあるので、自分にできそうな筋トレから開始してください。
また筋トレだけを行うと痛みがでやすくなってしまいます。そのためストレッチなども取り入れましょう。
ストレッチを行うことで可動性や血液の流れもUPします。その結果、基礎代謝UPに繋がるでしょう。
筋トレやストレッチは継続することが大切です。そのためハードすぎる方法よりも、継続できそうな強度の筋トレから行ってください。
日々の生活を見直して、痩せやすい身体を整えましょう
基礎代謝は、少しずつUPしていきます。急にUPすることはないため、継続して基礎代謝がUPするような生活を行うことが大切です。
- 活動量が低い
- 体温が低い
- 食事制限によるダイエットを行っている
- 冷え性
- 飲酒習慣がある
- 疲れやすい
上記のような方は、基礎代謝が低い可能性が高いです。つまり、この特徴に当てはまらないような生活を心掛けましょう。
当たり前ですが、基礎代謝は寝ているだけでは増えません。また食事制限だけを行っても、一時的に体重は落ちますが継続的に維持することは難しいでしょう。
そのため体型を維持するためには、基礎代謝UPが欠かせません。少しずつ生活を見直し、できることから始めると良いでしょう。
忙しい方であれば「ながら」筋トレもオススメです。歯磨きをしながら、スクワットやつま先立ちを行うのも良いでしょう。
掃除機をしながらストレッチも最適です。少しずつ行うことによって、自然と筋肉量UPに繋がります。
基礎代謝が下がらないように、日々工夫しましょう。
(まとめ)ダイエットで水分を飲むと基礎代謝がUPするの?
肥満は余分な脂肪が溜まった状態のことです。基礎代謝が低下すれば、脂肪が溜まりやすくなり肥満に陥ってしまいます。
温かな水分は体温に影響を与え、基礎代謝UPに繋がるでしょう。筋肉量を増やし、痩せやすい身体を整えてください。
基礎代謝が下がると、太りやすい身体になってしまいます。脂肪が1Kg身体につくためには、7000Kcal程度オーバーしていると言われています。
基礎代謝は1日の総消費カロリーの6~7割程度です。基礎代謝や生活活動代謝をUPしましょう。
水分を飲むことで、細胞が活性化し基礎代謝がUPします。体温が上がることで、基礎代謝も向上します。
一気に水分を飲むことで、身体に負担をかける恐れがあるので注意しましょう。一日に数回に分けて、少量ずつ飲むようにしてください。
年齢とともに基礎代謝は低下しやすくなります。筋肉量が多いため男性の方が、基礎代謝は高い傾向です。
基礎代謝を上げるためにも筋トレやストレッチを行いましょう。特に下半身の方が筋肉量が多いため、下半身をメインに鍛えてください。
活動量が低い方や食事制限ダイエットをしている方などは、基礎代謝が低い傾向にあります。日々、基礎代謝が上がるような生活を心掛けましょう。
「ながら」筋トレやストレッチは、忙しい方に最適な方法です。