RO水のウォーターサーバーとは、RO膜でろ過した水を利用できるウォーターサーバーです

ウォーターサーバーを選ぶ際、「RO水とはどのような水?」「天然水とは何が違う?」「どちらを選べばよい?」と疑問に思う方もいるでしょう。ウォーターサーバーで利用される水にはRO水や天然水などがあり、製造方法やミネラルの含有量、硬度などに違いがあります。
RO水は、水道水や天然水などの原水をRO膜(逆浸透膜)でろ過した水です。原水やろ過後の処理によって特徴が異なるため、ウォーターサーバーを選ぶ際は、どのような水を利用できるかを知っておくと比較しやすくなります。
この記事では、RO水の特徴や天然水との違い、RO水のウォーターサーバーを選ぶときのポイントを解説します。当社が0〜2歳のお子さまの保護者62名を対象に実施したアンケート結果も紹介します。
目次
ウォーターサーバーのRO水とは
ウォーターサーバーで利用されるRO水には、原水やろ過後の処理によって異なる特徴があります。RO水を選ぶ際に知っておきたい、基本的な仕組みや種類、硬度について紹介します。
RO水はRO膜でろ過して作られる水
RO水の「RO」は「Reverse Osmosis(逆浸透)」の略で、RO膜と呼ばれる非常に微細な膜を使って原水をろ過します。水道水や天然水などを原水として利用でき、RO膜を通すことで、水に含まれるさまざまな成分を除去する仕組みです。
ウォーターサーバーで提供されるRO水も、このRO膜によるろ過工程を経て製造されています。使用する原水や製造工程は商品によって異なるため、同じRO水でも特徴に違いがあります。
RO水にはピュアウォーターとミネラル添加タイプがある
RO水は、ろ過後の状態によって大きく分けると、ミネラルをほとんど含まないピュアウォーターと、ろ過後にミネラルを添加したタイプがあります。
ピュアウォーターは、RO膜によるろ過で原水に含まれるミネラルなどを除去した水です。対して、ミネラル添加タイプはRO膜でろ過した後、カルシウムやマグネシウムなどのミネラルを加えて調整されています。
「RO水=ミネラルを含まない水」とは限りません。ウォーターサーバーを選ぶ際は、RO水かどうかに加えて、どのような成分を含んでいるかを見ると商品の違いがわかりやすくなります。
RO水の硬度は商品によって異なる
水の硬度は、主にカルシウムとマグネシウムの含有量をもとに算出されます。RO膜ではこれらのミネラルも除去されるため、ろ過後のRO水は硬度が低くなります。
一方、ミネラルを加えて成分を調整したRO水もあるため、硬度は商品によって異なります。硬度を重視する場合は、商品ごとの表示を見るとよいでしょう。
ハワイアンウォーターは、ハワイの天然水をRO膜でろ過した硬度1mg/L未満の超軟水です。
RO水と天然水のウォーターサーバーの違い

RO水と天然水は、どちらもウォーターサーバーで利用されている水ですが、それぞれ異なる特徴があります。まずは主な違いを比較してみましょう。
| 比較項目 | RO水 | 天然水 |
|---|---|---|
| 製造・処理方法 | 原水をRO膜でろ過 | 特定の水源から採水し、ろ過・沈殿・加熱殺菌などを行う |
| ミネラル | ろ過によって除去される。後から添加する商品もある | 水源由来のミネラルを含む |
| 硬度 | 低いものが多いが、商品によって異なる | 水源や商品によって異なる |
| 味わい | すっきりした味わい | ミネラルの種類や含有量などによって異なる |
製造・処理方法が異なる
RO水は、水道水や天然水などの原水をRO膜でろ過して作られます。原水の成分をRO膜によって除去したうえで製品化する点が特徴です。
天然水は、特定の水源から採水した地下水を原水としています。採水した水に必要な処理を施して製品化するため、水源そのものの特徴が水の成分にも反映されます。
農林水産省の「ミネラルウォーター類の品質表示ガイドライン」では、「天然水」と表示できるのは「ナチュラルウォーター」と「ナチュラルミネラルウォーター」に限られています。水の名称だけでなく、原水や処理方法にも違いがあることを把握しておくと、RO水との違いを理解しやすくなります。
ミネラルや硬度が異なる
RO水は、RO膜によるろ過の過程でカルシウムやマグネシウムなどのミネラルも除去されるため、硬度が低くなる傾向があります。
天然水に含まれるミネラルの種類や量は水源によって異なり、硬度も商品ごとに差があります。軟水から硬水まであるため、硬度を重視する場合は商品ごとの表示を見るとよいでしょう。
味わいにも違いがある
水の味わいは、含まれるミネラルの種類や量などによって変わります。ミネラル分の少ないRO水は、すっきりとした味わいが特徴です。
天然水は採水地によってミネラルの組成が異なるため、商品ごとに味わいにも違いがあります。RO水と天然水のどちらが優れているというものではなく、水の成分や硬度、味の好みなどから選ぶとよいでしょう。
【アンケート調査】ウォーターサーバーでは純水・RO水を重視する人も
ウォーターサーバーを選ぶ際は、料金やサーバーの機能だけでなく、どのような水を利用できるかも選択肢の一つになります。当社では、0〜2歳のお子さまの保護者62名を対象に、ウォーターサーバーについてアンケート調査を実施しました。
「どのような条件ならウォーターサーバーを検討したくなりますか?」と質問したところ、「純水・RO水である」が40.3%(25名)で最多となりました。

次いで、「すぐお湯が使える」が35.5%、「赤ちゃんに使いやすい水」が32.3%という結果でした。
アンケート結果からは、ウォーターサーバーを検討する際に、利便性だけでなく水の種類を条件として挙げる方もいることがわかります。水の種類を重視する場合は、硬度や成分なども含めて比較すると、自分に合ったウォーターサーバーを選びやすくなります。
RO水のウォーターサーバーを選ぶときのポイント
RO水を利用できるウォーターサーバーでも、商品やサービスによって特徴は異なります。毎日の飲み水や料理など、利用する目的や水の使用量を考えながら、自分に合ったものを選ぶことがポイントです。
水の硬度やミネラル添加の有無
水の特徴を比較する際は、硬度や成分を確認しましょう。特にピュアウォーターを選びたい場合は、ROろ過後にミネラルが添加されているかどうかも判断材料になります。
商品の公式サイトや成分表示などを確認し、どのような水を利用できるのかを把握したうえで選ぶとよいでしょう。
ボトル容量や注文方法
ウォーターサーバーを継続して利用する場合は、ボトルの容量や注文方法も使いやすさを左右します。水の使用量に対してボトルが大きすぎると交換時の負担になりやすく、反対に小さすぎると交換回数が増えることがあります。
また、毎月決められた本数が届くサービスだけでなく、必要なタイミングで注文できるサービスもあります。一人暮らしや子育て家庭など、世帯人数や水の使用量に合った容量・注文方法を選ぶと、水を余らせにくくなります。
サーバーの機能やメンテナンス
水の種類だけでなく、ウォーターサーバー本体の機能やメンテナンス方法にも目を向けたいところです。
冷水・温水の温度やチャイルドロック、省エネ機能など、搭載されている機能は機種によって異なります。また、日常的なお手入れに加えて、メーカーによる定期メンテナンスやサーバー交換の有無も、長く利用する場合の比較材料になります。
赤ちゃんのミルク作りにもRO水のウォーターサーバーがおすすめ
赤ちゃんのミルク作りにも、ミネラル分の少ないRO水を利用でき、70℃以上の温水が使えるウォーターサーバーがおすすめです。毎日何度も行う調乳では、水の種類だけでなく、必要なときにお湯を準備しやすいかという使いやすさも選ぶポイントになります。
ミネラル分の少ないRO水を利用できる
粉ミルクには、赤ちゃんに必要な栄養素があらかじめ配合されています。ミルク作りに使用する水は、粉ミルクの栄養バランスに影響しないよう、ミネラル分の多い硬水を避けることがポイントです。
RO膜でろ過したピュアウォーターは、カルシウムやマグネシウムなどのミネラルも除去されるため、硬度が低いことが特徴です。ミルク作りに使用する場合は、商品の硬度や成分を確認して選びましょう。
70℃以上の温水で調乳できる
厚生労働省では、乳児用調製粉乳を調乳する際、使用するお湯を70℃以上に保つことを案内しています。粉ミルクは製造工程で完全に無菌にすることが難しいため、RO水を使用する場合も70℃以上のお湯で調乳することが基本です。
ハワイアンウォーターのスタンダードサーバー、卓上サーバー、エコサーバーは、通常時に約80〜85℃の温水を利用できます。エコサーバーでミルクを作る際は、約70℃となるECOモードではなく、通常モードの温水を使用しましょう。
必要なときに70℃以上の温水を利用できるため、その都度お湯を沸かす工程を減らせます。日中はもちろん、夜間のミルク作りにも活用できます。
参考:厚生労働省「乳児用調製粉乳の安全な調乳、保存及び取扱いに関するガイドラインについて」
ミルク作りの手間を減らしやすい
赤ちゃんのミルクは、日中だけでなく夜間にも作る機会があります。ウォーターサーバーなら、必要なときに温水を使えるため、お湯を沸かすところから始める必要がありません。
また、水を自宅まで届けてもらえるため、ペットボトルなどの水を買って持ち帰る負担も減らせます。ミルク作りだけでなく、離乳食や家族の飲み水、料理などにも活用できるため、赤ちゃんの成長後も日常生活のさまざまな場面で利用できます。
⇒赤ちゃんにRO水を与えても問題ないのか解説した記事はこちら
ハワイアンウォーターはハワイの天然水をろ過したRO水
ハワイアンウォーターは、ハワイの天然水を原水とし、RO膜でろ過した後にミネラルを添加していない硬度1mg/L未満の超軟水です。飲み水や料理をはじめ、赤ちゃんのミルク作りにも利用できます。
ハワイの天然水をRO膜でろ過
ハワイアンウォーターの原水は、長い年月をかけてハワイの大地に浸透した天然水です。この天然水をRO膜でろ過し、ミネラルをはじめとする原水中の成分を取り除いています。
RO水は水道水を原水として作られることもありますが、ハワイアンウォーターではハワイの天然水を原水としている点が特徴です。
硬度1mg/L未満の超軟水
ハワイアンウォーターは、ROろ過によってミネラル分を除去した硬度1mg/L未満の超軟水です。
ミネラル分が少なく、すっきりとした味わいで、そのまま飲むだけでなく料理にも利用できます。また、ミネラル分の少ない水を選びたい赤ちゃんのミルク作りにも活用できます。
2ガロンと3ガロンから選べる
ハワイアンウォーターでは、約7.6Lの2ガロンボトルと約11.4Lの3ガロンボトルを用意しています。
水の使用量が多い家庭では容量の大きな3ガロン、ボトル1本あたりの容量を抑えたい場合は2ガロンなど、使い方に合わせて選択できます。ウォーターサーバーを継続して利用するうえでは、水の特徴だけでなく、交換や保管も考えてボトル容量を選ぶとよいでしょう。
RO水のウォーターサーバーに関するよくある質問
RO水のウォーターサーバーを検討する際に気になりやすい疑問をまとめました。
Q1. RO水はミネラルが少なくても大丈夫ですか?
RO水は、RO膜によるろ過でカルシウムやマグネシウムなどのミネラルも除去されます。カルシウムやマグネシウムなどのミネラルは、日々の食事から摂取する栄養素です。水だけで補うことを前提とせず、食事全体から必要な栄養素を摂取することが基本です。
Q2. RO水のウォーターサーバーは天然水より安いですか?
RO水だから必ず天然水より安いとは限りません。水代だけでなく、サーバーレンタル料や配送料、注文条件などによって総額は変わるため、実際の使用量も含めて比較しましょう。
Q3. RO水のウォーターサーバーは水道水を使っているのですか?
RO水の原水は商品によって異なり、水道水を使用するものもあれば、天然水を使用するものもあります。RO水は原水の種類ではなく、RO膜でろ過して作られた水を指します。ハワイアンウォーターは、ハワイの天然水を原水としてRO膜でろ過しています。
Q4. RO水のウォーターサーバーにデメリットはありますか?
RO水はミネラルも除去されるため、天然水に含まれるミネラルや水源ごとの味わいを楽しみたい方には合わない場合があります。また、料金や注文方法、ボトル容量などもサービスによって異なるため、使いやすさや費用も含めて比較しましょう。
Q5. RO水と浄水型ウォーターサーバーは何が違いますか?
「RO水」はRO膜でろ過した水を指し、「浄水型」は水道水をサーバー内でろ過して使用する給水方式を指します。浄水型ウォーターサーバーにもRO膜を採用した製品があるため、RO水と浄水型は対になる分類ではありません。
(まとめ)RO水のウォーターサーバーとは?天然水との違いや選び方を解説
RO水のウォーターサーバーとは、RO膜でろ過した水を利用できるウォーターサーバーです
RO水は、水道水や天然水などの原水をRO膜でろ過して作られる水です。RO膜ではミネラルなども除去されるため、ろ過後の水は硬度が低くなりますが、原水やろ過後の処理によって商品の特徴は異なります。
RO水のウォーターサーバーを選ぶ際は、水の硬度や成分に加え、ボトル容量や注文方法、サーバーの機能なども比較するとよいでしょう。ハワイアンウォーターは、ハワイの天然水を原水とし、RO膜でろ過した後にミネラルを添加していない硬度1mg/L未満の超軟水です。飲み水や料理のほか、赤ちゃんのミルク作りにも活用できます。



