常温のお水は胃や腸に負担がかからないため、水分補給として適しています

常温のお水を眺める女性の画像

常温のお水を飲むことには、お水が胃腸に優しい、代謝アップが期待できるといった点がメリットです。常温のお水を飲むことによって、身体が温まり代謝がアップする、美肌効果が高まる、やせやすい体質になるなどの効果もあると言われています。

冷たいお水を飲む場合は、胃や腸に負担がかかるため水分が吸収されにくくなるなどの問題が生じることがあります。身体を温めたいときなど、温かい白湯を飲むのが適している場合もあります。

常温のお水は身体への負担が少なく、日常的な水分補給に最適です

人間の身体は55~60%が水分でできています。女性は男性よりも脂肪が多いため水分量は約55%とされ、男性よりも少ないです。

この水分量を維持するためには、毎日1日約1.5~2リットルの水分を摂取しなければなりません。この毎日の水分補給には、冷たいお水よりも常温のお水が良いとされていますが、お水の温度によってどのような違いがあるものなのでしょう。

常温水とは

一般的に冷水が約5~15度の冷たいお水のことで、常温水は約20~35度の熱くも冷たくもないぬるいお水のことです。家庭の蛇口から出る水道水の温度が約16~35度と言われています。

さらに厚生労働省が定める「日本薬局方」では、「15~25度」のお水が常温の水と決められています。

胃腸に負担を与えない

常温のお水は、冷水よりも温度が高いので胃腸を冷やす心配がなく、刺激を与えることがありません。胃腸を冷やすと消化機能が落ちる場合がありますが、常温のお水では消化機能にも影響が出ないとされています。

また、常温のお水には胃酸を薄める働きもあるため、胸やけや食べ過ぎでつらいときには常温のお水で水分補給を行うと改善しやすいでしょう。

薬などの飲用向き

薬やサプリメントを飲むときには、常温水や白湯などが適していると言われています。常温水の方が薬が溶けやすく吸収されやすいため、冷水よりも常温のお水で飲むことをおすすめします。

水分補給に適している

常温のお水は、身体に優しく、飲むことで身体を温める働きもあるとされています。そのため、身体の代謝を上げることにもつながります。

常温のお水は、ダイエットや便秘改善に効果があると言われています

普段から常温のお水を飲む習慣を身につけることで、ダイエットや便秘改善、むくみ解消などさまざまなメリットが得られます。冷水を飲む場合と異なり、なぜ常温のお水を飲むとこれらのメリットが得られるのか、理由を紹介していきます。

ダイエット効果

常温のお水でこまめに水分摂取を行っていたり、食事前にコップ一杯のお水を飲んだりしていると、空腹感がまぎれて間食や食事の量を抑えることができます。空腹感が抑えられ食事量が減少することで、摂取カロリーが減少します。

そのため、ダイエットをしているときなど、やせたいときには水分補給に常温のお水を飲むのがポイントです。

便秘改善

便秘になる主な原因は、便が硬いことが挙げられます。水分摂取を行っていると、硬い便が軟らかくなり、腸内に溜まっていた便秘の改善につながります。

また、常温のお水で腸内の温度を高められるでしょう。

むくみ解消

夕方に足のむくみがひどくなるなどむくみを悩んでいる場合にも、常温のお水は効果的です。常温のお水で水分補給を行うことで冷えすぎずに代謝が上がり、余分な水分が排出されます。

運動不足などで血液の流れが悪くなっている場合には、水分補給で血行をよくし、溜まっているむくみの原因を身体の外へ排泄することが大切です。

美肌効果

常温のお水で水分を補給すると、代謝がアップして体内に溜まっている老廃物や毒素が排出されやすくなります。肌の細胞を新しくするターンオーバーの周期が整い、美しい肌に近づけるでしょう。

吸収率の高い冷たいお水は、運動後や熱中症予防に向いています

冷たいお水での水分補給がどんな場合でもおすすめできないというわけではありません。状況によって飲んだ方がいいお水の温度は異なります。

冷たいお水は、運動後や熱中症予防などで水分補給を行う場合におすすめです。ただし、冷たいお水は内臓への刺激が強いため、飲み過ぎると胃腸への負担が大きくなり、お腹を壊すなど体調を崩すかもしれません。

冷たいお水を飲んだ方がいいときでも、飲み過ぎには注意してください。

運動後

汗をたくさんかいた運動後には体内の水分が不足している状態です。冷たいお水は身体への吸収が早いため、運動後など、急いで水分補給を行いたいときには常温のお水よりも冷たいお水が適しています。

熱中症対策

冷たいお水には、体温を下げる働きもあります。暑い日に体温が上がってたくさんの汗をかいているときには、冷たいお水で早めに水分補給を行いましょう。

暑いときにはこまめな水分補給が大切なので、ミネラルウォーターなどを持ち運ぶのもおすすめです。

飲み水の温度

水分補給の際に適した飲み水の温度は、お水を飲むときの状況によって異なります。冷たいお水が適しているのは、真夏などの暑さを感じる日、運動やスポーツを行った後など、体温が上昇して汗をかいているときなどです。

常温のお水は、冬などの寒いときや身体を動かしていないときなどに適しています。冷たいお水では身体を冷やす恐れがあるときには、常温のお水を飲むようにしてください。

寝る前は、寝ている間にゆっくり休めるよう温かいお水を飲むのが適しています。温かいお水を飲むと副交感神経が優位になるためリラックス効果があり、よく眠れるでしょう。

体調に応じて「白湯」も取り入れるのもオススメです

温かい白湯には、身体を中から温めて体温を上げ、血行促進、内臓機能を高めるなどの働きがあります。また、白湯を飲むのに適したタイミングもありますので、見ていきましょう。

白湯とは

白湯とは、お水を沸かして一定時間沸騰させて作ったお湯です。白湯は温度が40~70度くらいの温かいお水ですが、白湯を適度に飲むことで身体にいいさまざまな効果が得られるとされています。

お湯を沸騰し続けるのが難しいときには、ウォーターサーバーの温水と冷水を混ぜて適温にするだけでも白湯を作ることができます。サーバーのお水には、塩素やトリハロメタンなどが含まれていません。

サーバーから汲むだけですぐに安全なお水が飲ます。

起床後

朝は起きたばかりでまだ胃腸も冷えている状態です。朝起きてから白湯を飲んでお腹から身体を温めると、消化機能が高まり朝食から消化吸収が良くなるとされています。

食後

食後に白湯を飲むと、消化器官が活性化して栄養素の消化吸収が良くなります。胃の働きを妨げないように、食後すぐではなく、30分程経った後に白湯を飲むのがおすすめです。

就寝前

寝る前に白湯を飲むと、リラックス効果が得られるとされています。50度位の低温の白湯をゆっくり飲むと、副交感神経が優位になってよく眠ることができるでしょう。

(まとめ)お水を常温で飲むのが良い理由とは?

常温のお水は胃や腸に負担がかからないため、水分補給として適しています

普段の水分補給には、常温のお水が良いと言われています。常温のお水で水分補給を行うと、胃腸に優しい、身体を冷やさない、血流を促進させるなどさまざまなメリットが得られます。

常温のお水では身体を冷やさず無理のない水分補給を行えるため、便秘の解消やダイエット効果、むくみ解消などの健康や美容にも効果的です。ただし、暑い日や運動後などですばやい水分補給が必要なときなどには冷たいお水での水分補給も適しています。

適切なタイミングで温かい白湯を飲むことでは、身体を温めて胃腸の機能を活性化させるなどの効果が得られるので、お水の温度により飲み方を変えてみることもおすすめです。

【この記事の執筆】

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ピュアハワイアンWebマガジン編集部

この記事は、ピュアハワイアンを提供する株式会社トーエルの編集部が監修しており、ウォーターサーバーについて役に立つ情報発信を目指しています。

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