冷え症改善には、しょうが紅茶やシナモンティーなど身体をあたためるお茶がオススメです

冷え症とは、体が冷えやすくなる症状で、女性に多く見られます。冷え症の原因はさまざまですが、代表的なものに運動不足や栄養不足、ストレスなどが挙げられます。冷え症は、身体の不調や病気の原因になることもあるため、早めの対策が必要です。
そこで今回は、冷え症におすすめのお茶を紹介します。お茶は、身体を温める効果や、血行を促進する効果があるため、冷え症に効果的です。ぜひ、冷え症改善のためにお茶を取り入れてみてはいかがでしょうか。
目次
冷え症改善にオススメのお茶は「しょうが紅茶」や「シナモンティー」
冷え症改善におすすめのお茶は、通常の紅茶や紅茶や緑茶にプラスする方法などがあります。ただし、体調や冷えの程度によって個人差がありますので、身体に合うお茶を見つけるためには、いろいろ試してみるのがオススメです。
しょうが紅茶
しょうがには身体を温める作用があるため、冷え症に効果的です、薄切りにしたり、すりおろしてを紅茶に入れて飲むと、身体がポカポカと温まります。
シナモンティー
シナモンには身体を温める作用があり、また、血行を促進する効果もあるため、冷え症に効果的です。シナモンスティックをお湯に入れて、紅茶や緑茶と一緒に飲むと良いでしょう。
紅茶
紅茶に含まれるアミノ酸の一種である「テアニン」には、身体を温める効果もあるため、冷え症に効果的だとされています。温かい紅茶をゆっくりと飲むことで、身体が内側から温まるだけではなく、紅茶の香りによるリラックス効果も期待できるでしょう。
黒豆茶
黒豆茶には豊富な栄養素が含まれており、代謝を促進する作用があるため、冷え症改善の効果が期待できます。また黒豆茶には、血流をアップし、体を温める効果もあるため、冷え症の改善につながるでしょう。
ただし、黒豆茶にはカフェインが含まれているため、1日あたりの摂取量には注意が必要です。また黒豆茶は、独特の香りや味があるため、苦手な人もいるかもしれません。
白湯
お茶に少し飽きてきたときには、白湯を取り入れてみるのもオススメです。白湯には、身体を温める効果だけではなく、消化吸収を促進する効果、デトックス効果も期待できます。また、水分補給にもなるため、冷え症に伴う口の渇きや乾燥肌の改善にもつながります。
白湯だけを飲むのは少し物足りなく感じるときには、しょうがやシナモン、レモンなどを加えることで、風味をつけることができます。
冷え症が「控えるべき飲み物」もチェックしよう
身体をあたためる飲み物だけではなく、控えるべき飲み物も覚えておきましょう。冷たい飲み物や炭酸飲料、アルコールは、冷え症の症状を悪化させる原因となりますので、できるだけ避けるように心がけてください。
冷たい飲み物
冷たい飲み物は、身体を冷やしてしまうため、冷え症の方は控えるようにしましょう。とくにアイスドリンクや冷たいジュース、ビールなどは、冷え症を悪化させる原因となるので、摂取量を減らすか、控えるようにしてください。
炭酸飲料
炭酸飲料に含まれる糖分やカフェインが、身体を刺激して血管を収縮させ、血流を悪くすることがあります。また、炭酸ガスが胃腸を刺激することによって、消化不良や胃腸の不調を引き起こす場合もあります。冷え症の方は、炭酸飲料の摂取を控えるようにしましょう。
アルコール
アルコールには血管を拡張する作用があるため、一時的に身体が温まるように感じられますが、実際には身体を冷やしてしまうことがあります。また、アルコールには利尿作用があることから、水分の排出を促し、脱水症状を引き起こす場合もあります。冷え症の方は、アルコールの摂取を控えるか、飲む場合にも適量にとどめるようにしましょう。
冷え性は血行不良を招き「むくみ」の原因になります

冷え性とむくみには、密接な関係があります。身体が冷えることで水分代謝が悪くなり、むくみとなって症状に現れます。
冷えとむくみの関係
一般的に、身体が冷えると血液やリンパ液の流れが悪くなり、循環不良が引き起こされます。組織や細胞に必要な栄養素や酸素が行き届かず、老廃物や余分な水分が滞留することで、むくみの原因となるのです。
とくに足首や足裏などは、冷えが引き起こす循環不良が主な原因となり、身体の下半身にむくみが生じていることが多いです。冷えを防ぐことで、血液やリンパ液の流れを改善し、むくみを予防することができます。
冷えとむくみの改善
冷えとむくみを改善するためには、適度な運動、温かい食事、十分な水分補給が有効です。足湯やマッサージなどで血行を促進する方法もあるでしょう。また、自律神経が乱れることで冷えをの原因になっていることもあるため、睡眠やストレス管理も重要なポイントです。
ただし、冷えとむくみが続く場合には、下肢静脈瘤や静脈弁不全などの病気が原因である場合もあるため、医師や専門家の診断を受けることをおすすめします。
身体をあたためる「温活」を意識してみよう
「温活」とは、身体を温めることで健康や美容効果を促すことを指します。温活の目的は、身体を内側から温めて、代謝を活発にし、免疫力を高めることで、さまざまな健康効果を得ることができるとされています。
温活の方法
身体を温めることで、血流がよくなり、冷え性やむくみの改善にもつながります。冷えが気にある人、生理不順や更年期障害の女性、美容やダイエットに興味がある人などが、温活に取り組んでいることが多いです。
温活には、さまざまな方法があり、温かい食事や飲み物を摂る、お風呂や足湯をすることも温活の一つです。また、発汗を促すスポーツや運動をする、お灸やマッサージを受けるのもいいでしょう。また冷えを防ぐために、適度なウォーキングやヨガなどの軽い運動やストレッチ、暖かい服装や厚手の靴下を着用することもポイントです。
温活の注意点
温活にも注意点があり、過剰な温活は体調を悪化させることもあります。とくに、高温のお風呂やサウナでの過度な発汗は、熱中症や脱水症状を引き起こす可能性があるため、十分な水分補給を心がけ、体調に合わせた温度や時間に調整するようにしましょう。
温活は、健康に良い影響を与えることが多く、日常生活に取り入れることで、身体や心の健康をサポートすることができます。しかし、無理な温活は逆効果になることもあるため、適度な温活を心がけるようにしましょう。
(まとめ)冷え性改善に効果的なお茶とは?
冷え症改善には、しょうが紅茶やシナモンティーなど身体をあたためるお茶がオススメです
冷え症改善には、何より身体を温めることが大切です。お茶には、身体を温める効果や、血行を促進する効果があるため、冷え症に効果的な飲み物といえるでしょう。
具体的には、身体を温める効果や血行促進効果を期待できる、薄切りのしょうがやはちみつを加えた「しょうが紅茶」や「シナモンティー」がオススメです。
また身体を温めるためには、温活を意識してみてください。温活とは、身体を温めることで、免疫力の向上や疲労回復、美肌効果などが期待できる健康法です。冷え症改善のために、日々の生活に温活を取り入れてみましょう。