1歳児が風邪を引いたときの水分補給は、赤ちゃんの要求に合わせることが大切です

1歳の赤ちゃんが風邪にかかったときは、無理に水分を与えすぎないようにしましょう。赤ちゃんの要求に合わせて、与えることが大切です。

無理に与えてしまうことによって嘔吐に繋がる恐れもあります。下痢や嘔吐の症状がある場合には、クエン酸などが含まれる水分は避けましょう。

与えることによって、いっそう下痢症状が現れる恐れがあります。口が渇いている、手足の血流が低下しているなどの症状がある場合には、スプーンなどでゆっくり与えるようにしてください。

無理やり飲ませることで、嘔吐に繋がる恐れがあります

風邪は、熱が出るだけでなく嘔吐や下痢などさまざまな症状が現れます。その症状に合わせて、適切な対応をすることが大切になってきます。

風邪にかかったときは、水分を与えることがもっとも重要です。しかし無理やり与えることで嘔吐などの症状に繋がるため注意しましょう。

赤ちゃんが欲する際にしっかり与えるようにしてください。ただ全く水分を与えないのは、良くありません。

状況に応じて適切な量を与えるようにしましょう。排尿量や体温などに注意して、きちんと状態を把握してください。

何かしらの症状が現れた場合には、早めに病院に受診しましょう。風邪で高熱や下痢、嘔吐などの症状が継続している場合、とくに水分量に注意が必要です。

⇒1歳児の嘔吐下痢による水分不足の対処方法に関する記事はこちら

このような症状が出たらすぐ病院へ

  • 熱が38度以上ある
  • 息苦しそうにしている
  • 元気がなく、ぐったりして反応が薄い
  • 意識がぼんやりとしている
  • 顔色が青白い
  • 痙攣が続いている
  • 嘔吐や下痢を繰り返す
  • 眠れていない
  • 排尿がない
  • 水分が摂れない

1歳は、7から8割を水分からなっています。そのためこの水分を保持することが重要となります。

体内から排出される水分が多い場合には、できる限り水分を促すようにしてください。また水分を与えるために睡眠を妨げるようなことは止めましょう。

起床している時間に赤ちゃんが望む量を与えましょう。

⇒1歳児が発熱で水分を飲まないときの対処方法に関する記事はこちら

発熱時には経口補水液やイオン飲料で水分補給を

子どもが風邪で発熱しているときには、目に見えない汗をたくさんかいているため、普段よりも身体から水分が失われやすくなっています。赤ちゃんは成人に比べて体内の水分量を上手に調節することができません。

そのため、体内の水分が不足して脱水しやすいと言われています。脱水症状にならないように、いつもより多めに水分補給を行う必要があります。

発熱時の水分補給方法

発熱時には、水分やナトリウムなどが減少するため、脱水状態にならないようこまめに水分補給を行うことが大切です。水分が摂取できるときには、普段よりこまめに水分を与えてあげましょう。

水分補給時には、赤ちゃんが飲みたがるだけ飲ませてあげてください。下痢の症状を伴うときは余計に水分が消耗されているので、より多めの水分補給が必要です。

食事が摂れずに栄養補給が難しい場合でも、水分が摂れているときは問題がありません。

イオン飲料

イオン飲料とは、ナトリウム、クローン、カリウムなどの電解質が含まれている飲み物です。イオン水のなかでも、赤ちゃん用イオン水は浸透圧が調整されて赤ちゃんの身体に吸収されやすいという特徴があります。

失われた水分や電解質を補い、脱水症状の予防に役立てることができるでしょう。

経口補水液

経口補水液は、イオン飲料よりもナトリウムなどの電解質が多く含まれている飲み物です。脱水症状の改善を目的に作られていて、体内への吸収を良くするために糖分はあまり含まれていません。

⇒1歳児に必要な水分量に関する記事はこちら

下痢などの症状があるときは、クエン酸は控えるようにしましょう

1歳の場合、なんでも与えればいいという訳ではありません。風邪にかかっていないときでも、カフェインは成長過程において問題を生じる恐れがあります。

そのため成長している段階では、カフェインが含まれる水分は避けた方がいいと言われています。烏龍茶やコーラなどはできれば与えないようにしましょう。

風邪などで下痢の症状がある場合、クエン酸が含まれる水分は症状を悪化させると考えられています。クエン酸は胃酸を多く分泌させる作用があります。

胃酸を分泌することによって、胃腸の動きを活発にさせてしまいます。

風邪にかかっている赤ちゃんは、普段よりも胃腸は活発に動いている可能性が高いため、クエン酸は体に負担がかかりすぎてしまいます。

また乳製品も良くないとされています。乳糖不耐症と呼ばれる症状が風邪のときには出やすいとされているからです。

乳糖不耐症は、乳製品のなかに含まれている乳糖という成分を腸で分解することができなくなることで起こります。おもに下痢の症状が現れるため、風邪のときには避けるようにしてください。

ほかにも柑橘系のものも良くないとされています。風邪などで免疫力が弱くなっているときは、普段よりも与えるものに配慮するようにしてください。

スプーンやスポイトなどでゆっくり飲ませるようにしましょう

赤ちゃんは、1回で多くの水分を与えることはできません。たとえ与えられたとしても、体にストレスがかかりすぎてしまいます。

そのためスプーンなどでゆっくり与えるようにしてください。ゆっくり与えることで、体に負担をかけないだけでなく、水分量も保持されやすくなります。

赤ちゃんは安心・安全なお水を

常に赤ちゃんに適した水分を準備することは大変です。その手間を省くためには、ウォーターサーバーが便利です。

ウォーターサーバーであれば、1歳児に適したお水を気軽に与えることができます。胃腸に負担をかけないためにも、常温の水分が良いとされています。

ウォーターサーバーはお湯と冷たいお水をすぐに出すことができます。混ぜ合わせることによって、常温のお水を与えることができます。

赤ちゃんの体に負担をかけないように、与えるお水を選んでください。

(まとめ)1歳児が風邪を引いたとき、水分補給はどうしたらいい?

1歳児が風邪を引いたときの水分補給は、赤ちゃんの要求に合わせることが大切です

1歳の赤ちゃんが風邪にかかったときには、発熱や嘔吐、下痢などさまざまな症状が出る場合があります。発熱時や下痢、嘔吐時には、赤ちゃんの体内から水分やナトリウムなどの電解質が減少しやすいと言われています。

体内の水分量が不足すると脱水症状になる恐れがあるため、水分補給をしっかりと行いましょう。脱水状態になっているときには、身体に水分や電解質を補給する必要があります。

水分や電解質の補給には、赤ちゃん用のイオン水や経口補水液がおすすめです。カフェインやクエン酸画含まれている飲料、乳製品などを避けて、身体に吸収されやすい飲み物を飲ませてあげてください。

安全で使いやすいウォーターサーバーを使うと、赤ちゃんに安全な水分を簡単に準備できます。

【この記事の執筆】

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ピュアハワイアンWebマガジン編集部

この記事は、ピュアハワイアンを提供する株式会社トーエルの編集部が監修しており、ウォーターサーバーについて役に立つ情報発信を目指しています。

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