引越し先が対応エリア内かどうかで、手続き方法が異なります
引越しが決まったら、まずはウォーターサーバーが引越し先でも使えるかどうかを調べましょう。引越し先が対応エリアだった場合には、メーカーに引越しの日時や住所を伝えて登録情報の変更手続きを行います。
対応エリア外だった場合は、サービスが利用できないため解約しなければなりません。解約をする場合は、解約手数料や返却方法について引越し前に調べます。
引越し前日にお水ボトルを空にしておき、当日はウォーターサーバーにお水が残っていないことを確認してから引越し業者やメーカーに移動を依頼、または自身で移動します。ハワイアンウォーターの場合は、引越し前にサーバーを一旦引き上げて引越し後に新しいサーバーを設置するため、引越しも楽にできるでしょう。
目次
引越しが決まったらまずは「対応エリア」の確認を
引越しが決まったら、最初に引越し先の住所がウォーターサーバーの対応エリアかどうか確認する必要があります。また、対応エリア内への引越しの場合は、手続きや引越しの時のサーバー移動についても調べておきましょう。
対応エリアかどうか確認
お水ボトルの配達を行っているエリアかどうかは、ウォーターサーバーのメーカー公式サイトで調べるか、会社に電話をすると確認できます。引越し先が対応エリア内の場合にはそのまま契約を継続できますが、対応エリア外だった場合には、利用契約を解約しなければなりません。
住所変更などの手続き
引越し先が対応エリア内の場合には、引き続きサーバーを使うためメーカーに引越しの連絡と手続きをしておきましょう。引越しの手続きには、住所変更手続きと引越し日時の連絡があります。
早めに連絡をしないと、次回分のボトルの配送を止められず返送料がかかる場合もあるので注意が必要です。引越しの手続きや連絡をいつまでにしなければならないかを事前に確認しておくと、変更手続きをスムーズに済ませることができます。
サーバー本体の運搬
メーカーによって引越しへの対応が異なるため、サーバーの運搬作業についても事前に確認する必要があります。運搬は、メーカー、引越し業者、ユーザー本人の誰が運搬できるのかを確認します。
サーバー運搬を行っていないメーカーもあるので、メーカーに運搬を依頼したい場合にはとくに、早めに確認して依頼してください。
解約の場合は「解約手数料」が発生する場合もある
もしも引越し先が対応エリアから外れている場合には、ウォーターサーバーの契約を解約しなければなりません。解約する場合には、メーカーごとに定められた方法で解約手続きをしてサーバーを返却します。
インターネットや電話などで解約の申し込みをした後、必要に応じて解約金を支払わなければならないため、注意してください。
解約手数料
一般的に、ウォーターサーバーのレンタルには最低契約期間が定められています。その期間内で解約をする場合には解約金が発生するため、設置してからそれほど期間が経っていない時には、解約金の確認もしておきましょう。
解約金は1~2万円ほど、1年以内の解約の場合に発生するケースが多いですが、2年以上使っていても解約金が発生するメーカーもあるので注意が必要です。
サーバー返却方法
解約時にはサーバーの返却もするため、ボトルのお水を使い切ってから水抜き作業を行います。一般的な水抜き作業は以下の通りです。
- 作業の数時間前に電源を切っておきます
- サーバー背面の水抜きキャップを外し、バケツなどにお水を入れます
- お水が全て出たら水抜き完了です
※早めに電源を切っておかないと、熱いお湯が出る可能性もあるので注意してください。
水抜き後にサーバーの梱包作業などを終えたら、返却日にサーバーと付属品、ボトルをメーカーに返却します。返却時の配送料が別途かかる場合もあるので、事前に確認しておきましょう。
前日の「水抜き」は必要?引越し当日の注意点
ウォーターサーバーの引越し前日や当日にもまだいろいろな点に注意しなければなりません。引越し前日の水抜き作業や、当日のサーバー本体運搬、設置など、ウォーターサーバー業者だけでなく、引越し業者に対しても確認や注意が必要な場合があります。
水抜き作業
引越し時にも、解約時と同様の手順・方法で事前に水抜きをしておきましょう。引越しの前日、できれば前々日には水抜きを終え、コンセントは抜いておきます。
引越し前日・当日の注意点
引越し前日・当日には、水抜きを済ませておくこと、受け皿に残ったお水も捨てておくこと、本体から外せる部品がある場合にはなくさないように気をつけることなどに注意が必要です。
運搬方法
引越し時の運搬サービスをしているメーカーもあるので、自分での移動が難しい場合にはメーカーに運搬について相談してみましょう。引越し前にサーバーを一度引き上げて、引越し後に新居への設置を行っているメーカーもあり、引越し時の負担が軽減されます。
ウォーターサーバーは引越し業者が運搬してくれるケースも多いです。引越し業者に依頼する時にはウォーターサーバーの運搬が可能か、故障時の保証がついているかを確認し、運搬時には業者のスタッフに2人以上で運ぶこと、サーバーを45度以上傾けないことを伝えてください。
設置
ウォーターサーバーのメーカーに運搬を頼む場合、無料での運搬が可能でも自宅内の設置は自分でしなければならないメーカーもあります。運搬を依頼する時には、設置が可能かどうかも確認が必要です。
設置後にはできるだけ早く動作確認をして、故障していないか確かめます。
「ハワイアンウォーターのお引越し」の場合
ハワイアンウォーターは、配送エリアによって「自社配送」と「宅配便」が利用できるため、全国どこでも使用可能です。ただし水素水サーバーの場合は、自社配送エリアのみでの使用になるので、引越し先が自社配送エリアかどうかを確認しましょう。
引越しの際に解約する場合、1年以内に解約した場合だけは解約金の1万円(税抜き)が発生します。
住所変更手続き
引越しの際には、ボトルの配送場所を変更するため、早めに住所変更手続きを行ってください。公式サイトの「お問い合わせフォーム」もしくは専用の電話窓口(0120-15-7777)へ連絡、登録している住所を変更します。
サーバーの移動も事前に相談しておきましょう。
トーエルに依頼する
引越し前と引越し後の住所が自社配送エリア内の場合は、配送会社のトーエルがサーバーの移動を無料で受け付けています。移動を依頼する場合は、引越し前に電話で申し込みをしておいてください。
水素水サーバーは自分での移動が禁止されているので、トーエルに引き取りを依頼する必要があります。
サーバー本体を移動する
引越し前と後の住所どちらかが自社配送エリア外の場合は、ユーザー本人か引越し業者の移動になります。横にして移動すると故障する恐れがあるので、空のボトルをつけたまま、立てた状態で移動するように気をつけてください。
(まとめ)ウォーターサーバー引越しの時はどうするの?
引越し先が対応エリア内かどうかで、手続き方法が異なります
ウォーターサーバーの引越しは、引越し先が対応エリアかどうかを確認してから手続きを考える必要があります。引越し先が対応エリア外の場合は解約しなければならないメーカーもあり、場合によっては解約金が発生してしまいます。
まずは早めにメーカーに連絡して住所変更の手続きを行い、引越しサービスの利用ができる場合は依頼を済ませておきましょう。メーカーでの移動ができない場合には、ユーザー本人が移動するか引越し業者に移動を依頼しておきます。