ミネラルウォーターの採水場所や種類などが原材料の違いです


ミネラルウォーターのラベルを確認したことがありますか?ミネラルウォーターを採水する場所によって、湧き水・温泉水・鉱水などに分けられています。

他にもお水に含まれるミネラルの量によっても硬水や軟水に分けることができます。ミネラルを除去したものが、純粋と呼ばれるお水です。

ミネラルを調節する過程によって、ミネラルウォーターやナチュラルウォーターに分類されています。つまりラベルをみることで、そのお水の持つ特徴を知ることができます。

お水を飲む際には、一度ラベルで原材料を確認してください。

ミネラルウォーターは採水地によって分類されています

ミネラルウォーターは、数多くの銘柄が販売されています。どの銘柄も全く同じな訳ではありません。

採水した場所や製造過程、ミネラルの含まれる量などによってお水となる原材料が変わってきます。原材料の違いによって味や臭い、口当たりなどに違いが現れてきます。

採水した場所によって、大きく7つに分類されます。

・浅井戸水
浅井戸からポンプなどを用いて採水した地下水です。

・深井戸水
深井戸からポンプなどを用いて採水した地下水です。

・湧き水
自分で噴出している地下水です。

・鉱泉水
湧き水の中でも、温度が25度以下の地下水です。かつその地下水に溶けている鉱物によって特徴づけられている地下水です。

・温泉水
湧き水の中でも、温度が25度を上回る地下水です。または溶け出した鉱物があり、飲用することができると判断されたものです。

・伏流水
とても浅い地下水です。他の地下水と異なり、川の影響を非常に受けやすい特徴があります。

・鉱水
ポンプなどを用いて汲み上げられた地下水です。かつ溶けている鉱物によって特徴づけられたものです。

それらの中でも、鉱泉水・温泉水・鉱水は、ミネラルの配合量が多いと言われています。他の4種類のお水はミネラルが比較的少ないとされており、安価で手に入れることができます。

⇒ミネラルウォーターの採水方法に関する記事はこちら

ミネラルの量によって軟水や硬水などに分類することができます


採水地だけでなく、ミネラルの含まれる量によっても分類されています。硬度とも呼ばれ硬度が高いものを硬水、硬度が低いものを軟水と言います。

硬度は、カルシウムやマグネシウムの含有量で決定されています。

日本による分類

・軟水:100mg/L未満
・硬水:100mg/L以上

WHOでの定義

・軟水:60mg/L未満
・中程度の硬水:60~120mg/L
・硬水:120~180mg/L
・非常な硬水:180mg/L以上

日本で採れるお水は、一部地域以外では軟水です。そのため日本人は軟水を飲み慣れており、硬水は苦手と感じる人が多くいます。

硬水の場合マグネシウムの影響によって、お腹が緩くなるなどの副作用をきたす恐れがあります。そのため硬水を摂取して、体調を崩す場合には、摂取を控えるようにしましょう。

⇒軟水と硬水の違いに関する記事はこちら

自分が飲んでいるお水の原材料を確認するようにしましょう

ミネラルウォーターを製造する過程でも分類することができます。

ナチュラルウォーター

特定の水源地から採られた原水を沈殿やろ過、加熱殺菌以外の処理を行わないお水のことです。

ナチュラルミネラルウォーター

ナチュラルウォーターの中でも、岩石などのミネラルが自然にお水に含まれたものです。

ミネラルウォーター

ナチュラルミネラルウォーターの中でも、ミネラルの調節や複数の水源から採れたお水を混ぜ合わせたお水のことです。

他にも水源地を特定しないボトルドウォーターがあります。またRO膜を使って処理し、ミネラルや不純物をほとんど取り除いたお水もあります。

自分が普段飲んでいるお水が、どのようなものなのかラベルで確認するようにしましょう。ラベルには、どのようなお水なのか記載されています。

自分にあったお水を探すためにも、一度ラベルを確認してください。

⇒ミネラルウォーターの種類に関する記事はこちら

(まとめ)ミネラルウォーターの原材料ってなに?

1.ミネラルウォーターの採水場所や種類などが原材料の違いです

ミネラルウォーターを採水場所によって、湧き水や温泉水などに分けることができます。ミネラルの含まれる量によって、軟水や硬水に分類されます。

製造過程によってミネラルウォーターやナチュラルウォーターなどとラベルに記載されています。

2.ミネラルウォーターは採水地によって分類されています

原材料の違いによって、味や臭い、口当たりなどに違いが出てきます。採水された場所によって7種類に分類されています。

鉱泉水や温泉水、鉱水はミネラルの量が多い特徴があります。他の4種類はミネラルが少なく、比較的安価に手に入れることができます。

3.ミネラルの量によって軟水や硬水などに分類することができます

お水には、硬度によっても分類することができます。硬度は、カルシウムやマグネシウムの含有量で決定されています。

日本で採れるお水の多くは、軟水です。硬水を摂取することで、お腹を壊す恐れがあるため注意してください。

4.自分が飲んでいるお水の原材料を確認するようにしましょう

ミネラルウォーターは製造過程における違いで、ナチュラルウォーター・ナチュラルミネラルウォーター・ミネラルウォーターなどに分類されます。

不純物を取り除いたお水もあります。どのようなお水なのかラベルで確認するようにしましょう。

【この記事の執筆】

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ピュアハワイアンWebマガジン編集部

この記事は、ピュアハワイアンを提供する株式会社トーエルの編集部が監修しており、ウォーターサーバーについて役に立つ情報発信を目指しています。

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