IT'S NOT ALWAYS CALM

2025-06-26

夏の歩きアイスにご用心

歩きながら、丸いカップに入ったアイスクリームを食べている男子高校生とすれ違った。カバンはリュックだったので、片手にカップ片手にスプーンを持ち、殆ど顔を上げず、一心不乱にかき込んでいた。歩きスマホも危ないが、歩きカップアイスも、この季節は気をつけてほしいね。続いて、学生の頃に友人と棒付きアイスクリームを食べながら帰っていた時の事。私はあとひと口というところで、アイスがポトリと下へ落ちてしまった。それを見た友人がヒャヒャヒャと笑った途端、友人のアイスも棒から落ちた。夏の歩きながらの棒付きアイスクリームは気をつけたいね。そして、ある夏の夜、お祭り帰りにモナカアイスを食べながら歩いていた。食べ始めて10分もたたないうちに柔らかくなってしまい、残り3分の1くらいをいそいでガブリと齧ったところ、モナカの間からアイスクリームがプニュー！と溶け出し、口元、首、手までアイスだらけに…。夏の歩きながらのモナカアイスも気をつけなきゃ、ね。

2025-06-20

まあ、そこへお坐り

梅雨の晴れ間の30度近い夏日。日影でさえ蒸し暑く感じられ、気持ちだけでも爽快になりたいなと思っていたところ、見つけた本が一冊。昨年9月に亡くなられたイラストレーター、山藤章二さんのエッセイ「まあ、そこへお坐り」。世間の「何だか変だぞ」と感じるアレコレを、山藤さんが描かれた風刺漫画同様に、滑稽で、辛辣で、それでいて嫌みなく語られている。ピカソと似顔絵師を比べたり選手の顔からプロ野球を語ったりと、お仕事柄な着眼点が面白く、また、ゴジラの生活費を心配したり、待つ事の中にある喜びが減ったことを嘆いたり、説明書きの文字の小ささに対し企業のトップに喝をいれたり、相撲談義に寄席話しと話題は様々。どれも愉快痛快爽快。この夏何かイラッとされたり物申したくなられたら、本の中盤にあるように、「情けなくって⭕️も出ねぇ！」と吐き捨てれば、スカッとするかもしれません。

⭕️が何か…、気になられましたら是非お読み下さいませ。

2025-06-11

変え時

6月10日は、時の記念日だった。1920年に天智天皇により初めて時刻を知らせたと日本書紀に記され、それを元に時間の大切さを知る為に制定されたとの事。今、私の腕時計は7:31と表示されている。しかし、実際の時刻は13:01だ。ここ最近、私のBaby-Gの調子が悪い。日付はそのままで、時間が突然狂ってしまうのだ。最初のうちは「分」はそのままで、時間だけ2時間進んでしまった。13:01ならば15:01。これくらいなら、頭の中で2時間巻き戻せば良いので、暫くはこのまま使っていた。そして、そろそろ正常時間にしませんか?とBabyがチクチク言ってきたら、きちんと時刻を合わせた。これを繰り返していたのだが、今日まさに時の記念日の翌日、更に大きく狂ってしまった。今は13:48だが、私のBabyは8:18。ここまでくると、どうしたものだろう。時間を合わせれば、また暫くは使えるだろう、しかしまた狂うだろう、だがまだ動いてはいる。私は時計の変え時を掴めないでいる。

2025-06-06

ハワイのウグイス

2025-06-02

耳の休息

2週間ほど前に突発性難聴になってしまった。幸い直ぐに耳鼻科へ行けたので、飲み薬で治す事が出来た。突発性難聴はこれと言った原因がつかめず、ストレスも大いに関係すると言われた。そこで思い出したのが、以前に整体師の方に言われた耳ストレス。耳は目と違い、寝ていても閉じる事がなく休めない。だから実はとても疲れが溜まっている器官なのだとか。今の世の中、四六時中どこに居ても音に溢れている。外へ出れば広告音やら注意のアナウンス、車やバイクの音、家の中でも電化製品がピーピーピコピコと鳴り響く。毎日毎日、望みもせぬ音がごく自然に耳に入ってくるが、当たり前になりすぎて、聞いていないつもりでも耳には負担になっているのだろう。たまに人工的な音の無い場所で耳を休ませるのは、全身の健康の為に必要なことかもしれない。山の中で樹々が揺れる音、鳥のさえずり、川のせせらぎ、打ち寄せる波音…。そんな自然の音のみが耳に入って来る場所で、休息をしたい。勿論iPhoneなどは、オトナシク仕舞っておいて。