2026-04-22
熾火残り火展
地元腰越の風景を描く友人の色鉛筆画家 安田重光さんの作品展が、Rajah Coffeeで24~26日まで開かれる。江ノ電が走る通りや龍口寺辺り、お神輿が練り歩く夏祭り、サーファーの姿(ご自身ベテランサーファー)など、どれも優しい色使いで細部まで表現しながらも、程よい抜け感が含まれ、この土地ならではの長閑な空気が伝わってくる。2025年の腰越ご朱印帳の表紙も描いていたので、目にされた方もいらっしゃるかな。安田さんご自身も絵同様に、オダヤカ〜と言うかユルヤカ〜で、更にポストカードを飾る台はに古い襖を使うなど、そんなセンスの良さ、面白さも見どころ。
2026-04-17
春の終わりと始まり
台風のウネリが入ってきているこの日、浜ではワカメ干しの為のポールを撤去する作業が行われていた。写真手前に立つのが残りの一本。春を告げるワカメ干しは、今年は終了となる。もう終わってしまうのかぁ、と少し寂しく思いはするけれど、4月も後半になるのだから当前か。作業をされている加藤丸さんにお聞きしたところ、養殖ワカメは今年出来が悪かったけれど、天然ものは後半に良くなったとの事。ワカメ漁が終わりを告げる頃、海水温の冷たさも少し緩み、裸足でサーフィンを楽しめるようになり、浜にはゴム草履がズラズラ〜と並びはじめる。無くなるものがあれば増えるものもあり、そんな海辺の小さな交代を目にし、季節の流れを感じるのも良きもの。
2026-04-10
開花
随分と前の話しではありますが、長年日本で暮らしていたアメリカ人の友人が一念発起、小説を書きたい!とアメリカへ移られた。(この場合、戻られたと言うべきか)。アメリカのどこかは記憶にないのだけれど、サーフィンのポイントであったことは間違いない。日本での仕事と生活は安定していたようだが、それよりも自分が一番望んでいる事、一年中サーフィンを楽しみながら小説を執筆しやすい環境を選んだと言う事。私は最初、紙とペン、パソコンがあれば日本でも小説を書けるのでは?と思いはしたものの、そんな物理的な事ではなく、夢を実現するために自分のベストな場を求めたのだろう。これとは逆に、「置かれた場所で咲きなさい」との言葉を聞いた事がある。今自分が置かれている場所、与えられた環境で、一生懸命花を咲かせよと言う意味だろうか。こう言う努力も大事だと思うし、この友人のように咲ける場所へ自ら種を飛ばすのも、人生にはありかなとも思う。こぼれ種で咲いた路地の小さな花を見て、ふと思い出した出来事でした。